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2016.09.02, Part VIII

北西尾根を下る(第2湿原〜第2B湿原)

遊歩道に戻る途中にある細長い池塘(八幡平市),12:10
さきほど本体とレンズカバーの間に水が入ってしまった。 レンズカバーをいったん外して浸入した水を抜き,レンズカバーに着いた水滴もきれいに吹いたのだが,,。 まだ狭い隙間に水滴が残っているため(そこは拭き取れない),カバーをしていると,残った水が次第に気化してレンズカバーが曇ってしまった。 それと知らずに撮影。
この後,レンズカバーを外して曇りを拭き取ったが,カバーを装着すると,すぐまた曇ってしまった。 これを何度か繰り替えした(下段以降)。 途中でカバーを外して撮影したものもある。そうこうしている間に,隙間に残った水分も蒸発, なんとか正常に戻った。

細長い池塘に近付く(八幡平市),12:11
一応,「第2湿原,池塘-e」とする。 ここもかつては水路だったのかも知れない。 それがやがて周囲が草原化して,水は流れなくなり,ここだけが池塘として残っているのかも。

八幡平北西尾根,第2湿原,池塘-e(八幡平市),12:11
池塘の南近くから撮影。一応,パノラマ撮影しているつもり。
1枚目:池塘の北側。まだまだ先がある。 2枚目:手前。 3枚目:右は南端。
下段以下にある以前の画像は,遊歩道側から撮影している。


2015年09月の様子(2015.09.24,12:12撮影)。

2013年09月の様子(2013.09.10,09:51撮影)。

2012年09月の様子(2012.09.22,13:38撮影)。

第2湿原,池塘-e(八幡平市),12:12
1枚目: ミヤマホタルイScirpus hondoensis,カヤツリグサ科 ホタルイ属) の茎基に黄緑色のものがたくさんある。 これらもおそらく 共生藻を持つラッパムシ, Stentor pyriformis だろう。写真がぼやけてしまったので,この画像からは断定しずらいが。。。 前回(2015.09.24)も, 前々回(2013.09.10)も ここにはS. pyriformisはたくさんいたのでまず間違いない。

第2湿原,池塘-e(八幡平市),12:12, 12:13, 12:15
1枚目:ここで 採集(第2湿原,池塘-e)
2枚目:導電率は 12 μS/cm(26.0 ℃)。
3枚目:pH は,4.19。

広々した第2湿原の北端へ(八幡平市),12:19

八幡平北西尾根,第2湿原(八幡平市),12:20
第2湿原の北端近くにも池塘がある。


2015年09月の様子(2015.09.24,12:14撮影)。

2013年09月の様子(2013.09.10,09:54撮影)。

2012年09月の様子(2012.09.22,13:44撮影)。

2010年10月の様子(2010.10.02,13:31撮影)。

2007年08月の様子(2007.8.23,14:10撮影)。

第2湿原の北端近くにある池塘(八幡平市),12:20
ここは遊歩道のすぐ側なので,これまでにも何度か採集している。 今回からは,ここを池塘-f と呼ぶことにする。

第2湿原,池塘-f(八幡平市),12:21-12:22
1枚目:まずは 採集(第2湿原,池塘-f)
2枚目:導電率は 9 μS/cm(26.0 ℃)。
3枚目:pHは 4.41。

八幡平北西尾根,第2湿原(八幡平市),12:23
ここも少し上がると,別の池塘というか,別の形のハッキリしない水たまりがある。 この辺は水深が浅いので,干上がりやすいはず。採集中止。

八幡平北西尾根,第2湿原(八幡平市),12:23
1,2枚目:パノラマ撮影。 さらにその上,北側の笹薮近くにも水たまり地帯がある。

八幡平北西尾根,第2湿原(八幡平市),12:23
1,2枚目:パノラマ撮影。
この辺は,それなりに水深がある。 しかし,形が複雑で,つながっているような,いないようなで,どこからどこまでが1つの池塘なのか判断しずらい。
2枚目:前方の笹薮の右手前にある水たまりまで移動。あそこを「第2湿原,池塘-g」と呼ぶことにする。

八幡平北西尾根,第2湿原(八幡平市),12:24
1〜3枚目:池塘-gの北側(=第2湿原の北端にある笹薮の手前)に立ち,南側を向いてパノラマ撮影。

第2湿原,池塘-g(八幡平市),12:24
笹薮に一番近い池塘-gで採集&測定することにした。

第2湿原,池塘-g(八幡平市),12:25-12:26
1枚目:まずは 採集(第2湿原,池塘-g)
2枚目:導電率は 13 μS/cm(29.8 ℃)。
3枚目:pH は 3.97。かなり低い。

八幡平北西尾根,第2湿原(八幡平市),12:27
遊歩道に戻る途中。 これはおそらく コバギボウシHosta sieboldii,ユリ科 ギボウシ属) の実。

八幡平北西尾根を下る(八幡平市),12:28

八幡平北西尾根,第2B湿原(八幡平市),-:-
笹薮を過ぎた先,右手にも湿原がある。 一応,笹薮を挟んで第2湿原とつながっているように見えたので,以前はここを第2湿原の続きとしていたが, やや紛らわしいので,後で「第2B湿原」に変更した。
前回(2015.09.24)は,そちらにも進んでみたところ,水深の浅い水たまりがあった。 水底は黒々し,原生生物はあまりいなかった。 そのせいか,あまり記憶に残っておらず,忘れてしまった。 結果,ここ(第3湿原)はチェックせずに通過してしまった。
今回は撮影もしなかったので,昨年とそれ以前の画像のみを示しておく。

2015年09月の様子(2015.09.24,12:18撮影)。

2013年09月の様子(2013.09.10,09:58撮影)。

2015年09月の様子(2015.09.24,12:18撮影)。

八幡平北西尾根,第2B湿原(八幡平市),12:30
前方で第2B湿原を出て笹薮地帯に入る。 遠くに見える山の頂上近くに草地が見える。 あそこが「草の湯分かれ」だ。
3年前(2013.09.10) はあそこを左折して,アスピーテラインの近くにある田代沼(注)を訪れた。 今回は,前回同様,日帰りで時間がないので無理。

注:この後,復路の途中で八幡平頂上から降りて来た一人の男性とすれ違った。 田代沼(本人は名前を知らなかったようで,「この先に池はありますか?」と尋ねられたので, 上記の情報を提供した。今回北西尾根を歩いて遭遇したのは,この男性のみ。

2015年09月の様子(2015.09.24,12:22撮影)。

2013年09月の様子(2013.09.10,10:00,10:46撮影)。
1枚目:望遠撮影。
2枚目:「草の湯分かれ」の様子

八幡平北西尾根を下る(八幡平市),12:31
笹薮地帯を通る。 また,曇ってしまった。

Part IX: 北西尾根を下る(〜第3湿原)
2016.09.02, 12:33 - 12:45