田代平を北北西へ(仙北市),10:42-10:43
1枚目:階段を降りた先で灌木地帯を抜けるのだが,その手前がササ薮化していた。
2枚目:足下が見えない。ササを寄せて足下を確認しつつ進む。
田代平を北北西へ(仙北市),10:44-10:45
1枚目:
オヤマリンドウ(Gentiana makinoi,リンドウ科 リンドウ属)
?
2枚目:
ニッコウキスゲ(Hemerocallis middendorffii var. esculenta
の実。
田代平を北北西へ(仙北市),10:45
その先にもわずかだが丸太で土留した階段がある。
ここもササだらけだ。
田代平を北北西へ(仙北市),10:45
??()
田代平を北北西へ(仙北市),10:47
2011年08月の様子(2011.08.27,10:41撮影)。
2009年06月の様子(2009.06.28,10:24撮影)。
田代平を北北西へ(仙北市),10:47
実に変わった
キンコウカ(Narthecium asiaticum,ユリ科 キンコウカ属)
田代平(仙北市),10:48
1〜3枚目:木道の両側に浅い池塘がある場所でパノラマ撮影。
2枚目:前方に見える右への屈曲点から3枚目までは木道があるのが分かるが,その手前からは泥に埋まっている。
前々回(2009.06.28)はしっかり木道が見えたが,
前回(2011.08.27)から泥に埋まり出していたが,
今回はほぼ完全に泥に覆われている。それだけ木道が湿原に埋没しつつある,ということだろう。
わずか6年間でこれだけ変化するとは・・・。近々木道の改修を行う必要があるだろう。
2011年08月の様子(2011.08.27,10:44撮影)。
2009年06月の様子(2009.06.28,10:25撮影)。
田代平(仙北市),10:49, 10:50, 10:51
1枚目:まずは右側の池塘で
採集(田代平-01)。
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
がいた。
2,3枚目:
ミヤマホタルイ(Scirpus hondoensis,カヤツリグサ科 ホタルイ属)
?
観察された生物:
フセツボカムリ(
Centropyxis aculeata),
ディフルギア(
Difflugia bacillifera),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis),
ブレファリスマ(Blepharisma lateritium)or similar species,
ウロトリカ(Urotricha),
小型繊毛虫数種,
サヤツナギ(Dinobryon sertularia),
ペロニエラ(Peroniella hyalothecae),
珪藻各種,
アステロコッカス(Asterococcus superbus),
ブルボケーテ(Bulbochaete sp.),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium nematodes,
C. rostratum),
ツヅミモ(
Cosmarium globosum),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum,
E. humerosum),
小型イボマタモ(Euastrum sp.),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
クロオコッカス(Chroococcus pallidus),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ワムシ,
ミジンコ,
田代平(仙北市),10:51-10:52
1枚目:次は左の池塘で
2枚目:
採集(田代平-02)。
ここにも
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
がいた。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
イカダモ(Scenedesmus),
アステロコッカス(Asterococcus superbus),
ミヒザオリ2種(Mougeotia),
カヅキモ(
Closterium rostratum),
ホシガタモ(
Staurastrum hystrix,
S. simonyi,
S. wandae),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum,
Euastrum ansatum,
E. humerosum),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
クロオコッカス(
Chroococcus pallidus,
C. turgidus),
イタチムシ,
センチュウ,
田代平(仙北市),10:52-10:53
1,2枚目:木道が右へカーブする途中にも,その左側に小さな池塘,というか水たまりがある。
1枚目:
左手前の水たまりには,枯れた
ミタケスゲ(Carex michauxiana var. asiatica,カヤツリグサ科 スゲ属)
?の姿が。
その水たまりの先を横切る溝があるが,あれが木道跡だ。
2011年08月の様子(2011.08.27,10:49撮影)。
2009年06月の様子(2009.06.28,10:29撮影)。
田代平(仙北市),10:53
ここでも
採集(田代平-03)。
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis)
は観察できなかった。
ラッパムシだけでなく原生生物そのものの種数がさきほどに比べて少なめだった。
ここは(後述するように),かつて木道が敷設されていた場所の近くで,若干,水流がある。
また,上段の2009年の画像でわかるように,この辺は干上がりこともあるようだ。
これらの影響だろう。
観察された生物:
キロモナス(Chilomonas paramecium),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
カメガシラモ(Tetmemorus laevis),
ミカヅキモ(
Closterium rostratum),
ホシガタモ(
Staurastrum wandae),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum,
Euastrum cuneatum),
イタチムシ,
センチュウ,
右にカーブした直後,振り返ってパノラマ撮影(仙北市),10:54
浅い池塘?の右に旧木道跡(2枚目)がある。前々回(2009.06.28)は乾いていたが,今回は水がたまっている。
それだけ最近は雨が多いのだろう。
2009年06月の様子(2009.06.28,10:47撮影)。
少し進んでから再度,振り返ってパノラマ撮影(仙北市),10:54
田代平(仙北市田沢湖田沢),10:56-10:57
1〜4枚目:大きな池塘の手前で180°のパノラマ撮影。
ここへ到達する直前,前方からトレイルランニングで上がってきたグループとすれ違った。
そのため,写真撮影のポイントがこれまでと違ってしまった。
4枚目:後方にトレイルランニングのグループが小さく見える。
2011年08月の様子(2011.08.27,10:54撮影)。
手前の木道の右が裸地化しているが,この辺はかつての登山道跡と思われる。
2009年06月の様子(2009.06.28,10:31撮影)。
田代平(仙北市),10:57
トレイルランニングのグループを望遠撮影。6名の姿が写っている。
池塘の先に見える乳頭山(烏帽子岳)を望遠撮影(仙北市),10:57
2011年08月の様子(2011.08.27,10:58撮影)。
Part IX: | 田代平(湿原西端付近〜田代平分岐) 2015.08.30, 10:59 - 11:25 |