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2009.06.28, Part VII

田代平(3)〜田代平山荘

田代平を南南東へ(仙北市田沢湖田沢),10:45
元来た道を辿って田代平分岐へ戻る。 1〜3枚目:大きな池塘を過ぎた後で,進行方向(南南東)をパノラマ撮影。 1枚目:これがおそらく乳頭山(烏帽子岳,標高1478m)。 ここ(標高約1230m)からはあと250mほど・・・。 3枚目:左が笊森山(標高1541.0m)で,右が湯森山(標高1471.7m) ではなくあれが秋田駒ヶ岳? 笊森山&湯森山は一昨年(2007.8.6)歩いた山だ。なつかしい。

湯森山(標高1471.7m)ではなく秋田駒ヶ岳?を望遠撮影(仙北市田沢湖田沢),10:46
かすんで見えない。

田代平を南南東へ(仙北市田沢湖田沢),10:47
1,2枚目:ふたたびワタスゲ地帯を通る。前方,木道の両脇に池塘があるが, 2枚目:この画面でわかるように,かつての踏跡が木道と交差した後,前方の登山道へ向って伸びている。

田代平を南南東へ(仙北市田沢湖田沢),10:47
ワタスゲEriophorum vaginatum)地帯を通る。
1,2枚目:池塘の手前で再度パノラマ撮影。 こうして見ると,ここは池塘を分断する形で木道が敷設されているのがわかる。 直置き方式の木道が敷設できたということは,もとから水深の浅い池塘だったのだろうが・・・。

田代平を南南東へ,ワタスゲロード?(仙北市田沢湖田沢),10:47
ワタスゲEriophorum vaginatum)。

田代平を南南東へ(仙北市田沢湖田沢 or 雫石町,注),10:49-10:50
いったん湿原を出て階段を30〜40mほど上がる。足が重い。
後日気づいたが,国土地理院の地図ではこの階段がある傾斜のある場所に湿地の印(というか青い横線)が描かれているが, さきほど訪れた大きな池塘のある平坦な場所は湿地として描かれていない。 たしかにこの傾斜のある場所にも小湿原が点在しているが,何故,一番広い場所に湿地の印がないのか,やや不思議。 もっとも,地図にない湿原があったり,あるはずの場所になかったりすることは希ではないが・・・。

注:既述したように,この階段付近は秋田県から出て岩手県雫石町の区域内を通る。

田代平を南南東へ,(仙北市田沢湖田沢),10:55
階段を上がると,ふたたび湿原に出る。前方に田代平分岐が見える。

田代平分岐で小休止(仙北市田沢湖田沢),10:56-10:58
1枚目:休憩がてら持参したバナナを食べる。アンパン(大宮駅で購入)とコンビニおにぎり(朝食の残り)は後に残す。 2枚目:近くに咲くハクサンチドリDactylorhiza aristata)。これは色が薄い。

田代平分岐から乳頭山登山コースへ入る(仙北市田沢湖田沢),10:58
既述したが,国土地理院の地図によると,この分岐の東側にも湿原が点在するようなので, 湿原がある場所まで歩いてみることにする。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),10:58-10:59
1枚目:初めは木道だが,,。 2枚目:途中,階段もある。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),10:59
1,2枚目:パノラマ撮影。 左に小湿原があった。が,池塘はない。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:00
かつては木道が敷設されていなかったためだろうが,木道の両脇は深く抉れている。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:01
木道の右に池塘があった。 ここも池塘の周囲は踏み荒らしで泥炭層がむき出しになっている。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:01
ここは木道に近いので, カップ付き指示棒を使って採集(田代平分岐東側の池塘)
観察された生物: キストディニウム(Cystodinium), ミドリムシ(Euglena mutabilis), カリキモナス(Calycimonas physaloides), 小型鞭毛虫数種, ナベカムリ(Arcella sp.), ディフルギア( Difflugia bacilliferaD. oblonga), アミカムリ(Nebela marginata), ディアフォロドン(Diaphoropodon), ディセマトストマ(Disematostoma minor), キルトロフォシス(Cyrtolophosis), 小型繊毛虫数種, サヤツナギ(Dinobryon sertularia), Chlorobotrys, ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), コウガイチリモ(Pleurotaenium minutum), アルスロデスムス( Arthrodesmus extensus), ツヅミモ( Cosmarium oblongumC. regnesi 多数 初観察), ホシガタモ( Staurastrum glabrum 初観察), ハタヒモ( Netrium digitus, ハタヒモ(N. oblongum), タテブエモ(Penium polymorphum), Bambusina brebissonii, クロオコッカス( Chroococcus turgidus)多数, ワムシ,

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:02
1,2枚目:立ち去る前に再度パノラマ撮影。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:02

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:03
この辺では,木道の脇と湿原の間にかなり大きな段差が出来ていた。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:04
ふたたび右に小湿原が現れたが,ここには池塘はない。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:04
木道脇に干上がった池塘?らしい場所があった。

田代平・乳頭山登山道を東へ(仙北市田沢湖田沢),11:04
1,2枚目:今度は左にやや広々とした湿原があった。 そして,木道の先に避難小屋(田代平山荘,2枚目)が現れた。

田代平山荘の前には大勢の人がいた,団体のようだ(仙北市田沢湖田沢),11:04
山荘が近付くと周囲からたくさんの人声が聞こえてきた。 20人ほどの団体(他に2,3人の小グループもいた)が山荘前で休憩をしていた。

Part VIII: 田代平山荘〜孫六コースを下る
2009.06.28, 11:05 - 12:22