角館駅〜田沢湖駅〜乳頭温線バス停〜孫六登山口〜田代平〜孫六登山口〜孫六温泉〜黒湯温泉〜空吹湿原は中止〜休暇村 田沢湖高原〜田沢湖駅 (06:48 - 17:12)
Part I: | 角館駅〜田沢湖駅〜アルパこまくさ(仙北市) 2015.08.30, 06:48 - 08:19 |
Part II: | アルパこまくさ〜乳頭温線バス停〜孫六登山口(仙北市) 2015.08.30, 08:20 - 08:44 ヒヨドリバナ?, ウド,ハンゴンソウ? |
Part III: | 孫六登山口〜孫六登山コースを登る(1)(仙北市) 2015.08.30, 08:45 - 09:14 シシガシラ, ムシカリ? |
Part IV: | 孫六登山コースを登る(2)(仙北市) 2015.08.30, 09:15 - 09:36 ホウ, ガクアジサイ? |
Part V: | 孫六登山コースを登る(3)(仙北市) 2015.08.30, 09:37 - 10:02 ヤマソテツ, ?? |
Part VI: | 孫六登山コース〜田代平(仙北市) 2015.08.30, 10:02 - 10:32 オヤマリンドウ?, ?アザミ,シロバナトウウチソウ,ヤマハハコ,ミズギク?,チングルマ |
Part VII: | 田代平(湿原南端〜田代平分岐〜西端へ)(仙北市) 2015.08.30, 10:32 - 10:42 シロバナトウウチソウ, チングルマ,エゾオヤマリンドウ?,ウメバチソウ,イワオトギリ?,ミヤマセンキュウ?,ニッコウキスゲ,?? |
Part VIII: | 田代平(〜湿原西端にある池塘)(仙北市) 2015.08.30, 10:42 - 10:57 エゾオヤマリンドウ?, ニッコウキスゲ,??,キンコウカ,ミヤマホタルイ,ミタケスゲ |
Part IX: | 田代平(湿原西端付近〜田代平分岐)(仙北市) 2015.08.30, 10:59 - 11:25 ミツガシワ, シラタマノキ |
Part X: | 田代平(〜田代平山荘)〜孫六登山コースを降りる(仙北市) 2015.08.30, 11:25 - 12:10 ハクサンシャクナゲ, ナナカマド |
Part XI: | 〜孫六登山口〜孫六温泉(仙北市) 2015.08.30, 12:34 - 13:31 ムシカリ |
Part XII: | 黒湯温泉〜空吹湿原へ(仙北市) 2015.08.30, 13:31 - 13:45 キツネノボタン |
Part XIII: | 危険を感じて引き返す〜休暇村 田沢湖高原へ(仙北市) 2015.08.30, 13:45 - 14:17 |
Part XIV: | 休暇村 田沢湖高原〜田沢湖駅(仙北市) 2015.08.30, 14:17 - 17:12 ノウゼンカズラ |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2015.08.31-09.03 |
田代平
を訪れたのは,今回が3度目(
2009.06.28,
2011.08.27,
2015.08.30)。
前日(移動日,2015.08.29)は田沢湖駅で下車。 駅からタクシーに乗車して,これまで訪れたことのなかった刺巻湿原に立寄った後, そのままタクシーで大沼公園へ向った。ここも今回が初めて。 大沼からは近くの神代駅まで歩き,そこから鉄道で宿泊地となる角館駅へ向った。 この移動日は天気予報より良かったが,翌日の天気は逆に,悪い方向へ変わってしまった。 今日(2015.08.30)は,当初の予報では晴れ(時々曇り)だったのだが, 宿の予約や,新幹線の切符を購入した後(出発前日頃)になって,「曇り,時々晴れ」に変わってしまった。 そして,当日は,終日曇りの予報に変わったのだった(実際には,時折小雨のぱらつく天気だった)。 強い雨になったら,途中で引き返して,横手市にある西沼(奥羽本線,後三年駅近く)へ向おうと考えたほどだが, 乳頭温泉に着いても,時折パラパラと雨粒が落ちてくる程度で,なんとも判断しずらい空模様だった(注1)。 結局,従来通り,そのまま登山道へ入ったのだが,幸い最近まで雨の少ない天気が続いていたらしく, 以前訪れた際は深いぬかるみだった場所も,泥状の部分は表面だけでその下はしっかり固まっていた。 とはいえ,次第に登山道は雨で滑りやすくなった(復路で尻餅をついてしまい,ズボンが泥だらけになった)。 また,ここしばらく道刈りが行われていないらしく,登山道のあちこちで,両側から伸びたササが道を覆い隠していた。 平坦な場所ならよいが,足下が見えないので傾斜している場所ではかなりの危険を感じた(とくに下り)。 さらに,曇っているので気温は低めだったが湿度が高かった。そのため,途中から汗だくになった。 湿度が高く気温が低いので,いっこうに汗が乾かない。 やむなく下山した後でビショビショになった上半身の上着・下着を着替えた。 登山道の状態が悪いので,これまでよりタイムが遅れるかと予想したが,意外にも 前回より早いタイムで下山することができた。 体力的にはきつかったが,気温が低いせいかダルさを感じることがなかった。 途中で休憩することなくいっきに登って降りれたのが幸いしたようだ。 やはり気温が大きく影響するようだ。 下山後は,これまで同様,近くにある 空吹湿原 を訪れてから休暇村まで下ろうとしたが, 空吹湿原へ向うルートの途中にあるカラ吹き源泉(?)まで来ると,非常に強いガス臭がした。 そのとき,最近(調べると,今年だった,2015.03.18),ここ(注2)でガス中毒事故(3人が死亡)が起きたことを思い出し, 急遽,引き返した。「君子危うきに近寄らず」である。 後は,市道 黒湯線を通って休暇村 田沢湖高原へ向った。 注1:田代平が近付くと,遠くからゴロゴロと雷鳴が聞こえてきた。 幸い,雷雲はやってこなかった。 注2:中毒事故は,このカラ吹き源泉の南約200m付近で起きたそうだ(注の注)。 とはいえ,今回のガス臭は,これまでに感じたことのない強さだった。 休暇村側からの空吹湿原へ向うルートの入口には,とくに通行止めなどの案内はなかったので,湿原じたいは立入禁止になっていないようだ。 しかし,上って降りなければならないので反対側から迫るのは止めた。 注の注:源泉の南約200mというと,空吹湿原により近い位置になるが・・・。 |