鶴岡市/庄内町
月山 弥陀ヶ原
Part IV: 弥陀ケ原北側の斜面〜弥陀ケ原
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2011.07.18 ウオッちず で位置確認

弥陀ケ原北側の斜面をさらに下る(庄内町),09:41

前方を笹薮が遮っていた(庄内町),09:42
次第に湿原らしくなくなってきたが,前方を笹薮が遮っている。 笹薮の中に入ると迷いそうなので,ここで引き返すことにした。

雪渓に沿って弥陀ケ原北側の斜面を上がる(庄内町),09:42

GPSを確認(庄内町),09:44
1枚目:Barometer 861.5 mb, Elevation 1392 m。 2枚目:地図上のポインタが示す等高線からは,標高およそ1405 mと推定される。 Elevationの値とだいたい一致。
なお,現在地は,既述した「御浜池へ向う遊歩道」からは大きく外れている。 また,この画像でもわかるように,雪渓を挟んで向い側の高台には5,6個の池塘が描かれている。 ここから雪渓を横断する訳にはいかないので,今度来た時は,向かい側の高台を歩いてみよう(注)。 向い側も,標高差およそ40mのゆるやかな斜面なので歩くのは楽なはずだ。

注:前出の「←至 月山旧参道,七合目 合清水小屋跡」の道標がある場所から月山旧参道を降りて行けば, 途中でその池塘群を通るはず。なので,次回は月山旧参道を経由して向かいにある池塘へ迫ってみたい。

雪渓に沿って弥陀ケ原北側の斜面を上がる(庄内町),09:44

雪渓に沿って弥陀ケ原北側の斜面を上がる(庄内町),09:44
1枚目:雪渓を下を雪解け水が勢いよく流れていた。 2枚目:動画機能を使ってその音を記録した。ウグイスの声も入っている。 近くで鳴いているようには感じなかったが,辺が静かなので結構大きく録音できた。

                ←雪解け水が流れる音とウグイスの鳴き声

雪渓の南端まで戻った(庄内町),09:49

弥陀ケ原へ戻る,岩だらけの遊歩道を上がる(庄内町),09:50

弥陀ケ原へ戻る(庄内町),09:51
見覚えのある花が咲いていた。 これはベニバナイチゴRubus vernus),のはず。 かつて,弥兵衛平&弥兵衛平湿原2007.07.01,米沢市)を訪れた際, 中大巓北側の登山道を歩いている際に撮影した。


2007年の様子(2007.07.01,09:05-09:06撮影)。

弥陀ケ原へ戻る,岩だらけの遊歩道を上がる(庄内町),09:53

弥陀ケ原へ戻る(庄内町),09:53-09:54
この花はあちこちで咲いていた。 蔵王で何度も見かけたハクサンチドリDactylorhiza aristata)に比べると,花の数が少ない。 そのため,この時はハクサンチドリではなく別の種類かと思ったが,どうやらこれもハクサンチドリのようだ。 ここは比較的,花の数が少ないようだ。 月山には,ウズラバハクサンチドリ)という品種もいるらしいが,これは葉に斑紋がないので, 通常のハクサンチドリだろう。

弥陀ケ原北側の木道を東へ,斜面を下る(庄内町),09:54
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:左を見ると,途切れ途切れではあるが,岩が露出した道らしくも見える場所が写っている。 昨年(2010.08.28)はこの道らしい場所を歩いている人の姿を撮影した(下段1枚目)。 どうやら,あれが「御浜池へ向う遊歩道」のようだ。


1枚目:昨年の様子(2010.08.28,09:41撮影)。 2枚目:一昨年の様子(2009.08.26,09:27撮影)。 3枚目:5年前の様子(2006.08.03,09:37撮影)。
1枚目:よく見ると,画面の左側に人の姿(2人)写っている。 木道から外れた位置なので,どうも変だなとは思っていたが,これまでは何を意味するのかわからなかった。 おそらくこの二人連れは「御浜池へ向う遊歩道」を歩いていたのだろう。間違いない。

弥陀ケ原北側の木道を東へ(庄内町),09:55
イワイチョウFauria crista-galli)。数は多くない。

弥陀ケ原北側の木道を東へ(庄内町),09:55-09:56
木道右側の池塘で採集(弥陀ケ原-1)。 ここはいつも原生生物は少ないのだが,今回はどうだろう? 結果は以下のとおり。これまでよりやや多め。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia oblonga), Chlorobotrys, レンバディオン(Lembadion bullinum), 珪藻各種, ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), ミカヅキモ( C. pronumC. rostratum), ツヅミモ( Cosmarium globosum), ホシガタモ( Staurastrum simonyi, イボマタモ( Euastrum cuneatumE. sinuosum), Bambusina brebissonii, クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), ラブドデルマ(Rhabdoderma lineare), メリスモペディア(Merismopedia), ケンミジンコ,


昨年の様子(2010.08.28,09:41-09:42撮影)。

一昨年の様子(2009.8.26,09:29-09:30撮影)。

5年前の様子(2006.8.3,09:38撮影)。

弥陀ケ原北側の木道を東へ,前方で坂を上がる(庄内町),09:56

斜面の途中にある池塘(庄内町),09:56
これまで以上に乾いていた。


昨年の様子(2010.08.28,09:43撮影)。

一昨年の様子(2009.8.26,09:30-09:31撮影)。

Part V: 北側の木道を東へ 2011.07.18, 09:57 - 10:06
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