鶴岡市/庄内町 |
月山 弥陀ヶ原
Part II: 〜御田原参篭所〜弥陀ケ原北側の斜面 |
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採集日:2011.07.18 | ウオッちず | で位置確認 |
休憩所が見えたところでパノラマ撮影(弥陀ヶ,鶴岡市羽黒町),09:10
1枚目:休憩所。 2枚目:その先に御田原参篭所の建物が見える。
休憩所のベンチの前にある池塘(弥陀ケ原,鶴岡市羽黒町),09:10
これまではここで採集したのだが,今回は,後ろから次々と人が上がって来るので,木道に留まることができない。
よって採集中止。
昨年の様子(2010.08.28,09:10撮影)。
一昨年の様子(2009.8.26,09:07-09:08撮影)。
木道から離れた位置にある縦長の池塘(弥陀ケ原,鶴岡市羽黒町),09:11
ここは眺めるだけ。
ここで右に折れる(弥陀ケ原,鶴岡市羽黒町),09:12
昨年消えていた「←至 月山旧参道,七合目 合清水小屋跡」の道標が復活していた。
ただし,取り付け位置が下にずれている。
道標が示す左の月山旧参道入口の手前にはロープが張られている。
以前からこの意味がわからなかったのだが,この後,出てくる御浜池へ向かうルートの入口にもロープが張られている。
しかし,実際には,そこを通って御浜池へ行き来する人がいるのは確か。
ここもいったん外れた道標をわざわざ再設置したのだから,月山旧参道は現在も有効というか,
通行可能という意味なのだろう。
ただし,ロープを張ることで,一般の訪問客は立入らないように促していると思われる。
ロープから先は通っても良いが,そこから先は自己責任で,ということか。
なお,国土地理院の地図には,この月山旧参道のルートは示されていない。
しかし,ここはちょうど,鶴岡市と庄内町の境界でもある。
境界線は,この後訪れる湿原北側の雪渓の西にある高台に沿って続いている。
その途中に池塘もある(次回は訪れてみたい)。
おそらくこの境界線が月山旧参道そのものなのだろう。
バスで上がってきた月山公園線のルートもこの(鶴岡市と庄内町の)境界線とおおよそ一致している。
これは月山旧参道を基に車道が敷設されたためと思われる。
車道(月山公園線)が境界線から外れている場所もあるが,そこにはしっかり遊歩道のルートが記されてある。
おそらくそこも月山旧参道の一部のはずだ(注)。
昨年(2010.08.28)遭遇した出羽三山神社の「秋の峰入り」(山伏修行)も,
かつては,羽黒山からこの月山旧参道を通って月山登拝を行なっていたらしい。
また,現在でも,月山旧参道を通って月山登山を行なった様子を紹介したHPがいくつかある。
注:六合目(月山橋の少し手前)から旧参道に入り九合目までの登拝ルートを山伏の先達で歩く「出羽三山ツアー」なるものもある。
過去の画像。
1枚目:昨年の様子(2010.08.28,09:17撮影)。
2枚目:一昨年の様子(2009.08.26,09:15撮影)。
3枚目:5年前の様子(2006.08.03,09:19撮影)。
御田原参篭所が迫る(弥陀ケ原,鶴岡市羽黒町),09:12-09:13
今回は参篭所を撮影せず,即,左折して湿原へ向う遊歩道へ向った。
替りに過去の画像を以下に示す。
昨年の様子(2010.08.28,09:19撮影)。
「月山登拝」途中の大勢の山伏が御田原参篭所で祈祷していた。
大勢のため,参篭所内に入り切れず外にもたくさんの山伏達がいた。
一昨年の様子(2009.08.26,09:19撮影)。
5年前の様子(2006.08.03,09:22撮影。
左は御浜池へ向う遊歩道,まずはこちらへ(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),09:14
1枚目:「御浜池へ向う遊歩道」のはずだが,,。
後日,ネットで調べたところ,
とあるYahoo!ブログに御浜池へ向うルートの紹介があった。
それによると,この画像に写っている右の岩場(ロープの右にいくつか岩が並んでいる場所)が,
御浜池へ向うルートの入口らしい。
これまでは,このまま岩だらけの踏跡を下って,雪渓のある場所近くを通るものとばかり思っていたのだが,
違っていたようだ。それにしても,御浜池へ向かうには,右のロープを跨いで先に進まなければならないとは。
事情がわかっている人でないとなかなかロープを跨いで先に進むのは難しいだろう。
次回はチャレンジしてみよう。
地図によると,御浜池へ向かう遊歩道の途中にもいくつかの池塘があるので,是非そこまでは訪れてみたい。
その先はやや危険そうなので行く気はないが,,(鉄梯子やロープのある場所を通過するらしい)。
2枚目:前方は弥陀ヶ原の北側を通る木道。
昨年の様子(2010.08.28,09:23撮影)。
弥陀ケ原北側の斜面を下る(庄内町),09:15
すでに御浜池へ向う遊歩道の分岐を過ぎてしまったので,ここからはたんに「弥陀ケ原北側の斜面」を下ることになる。
チングルマ(Geum pentapetalum)の花は終わりかけていた。
3枚目:中央の花は,花弁が落ち,果穂が成長し始めていた。
この後,他の場所にあったチングルマは,ほとんどが果穂が成長しきっていた。
ここは北側斜面でこの先に雪渓があることでもわかるように,遅くまで雪が残っているので,
チングルマの成長が遅れるのだろう。
弥陀ケ原北側の斜面を下る(庄内町),09:16
イワカガミ(Scizocodon soldanelloides),ないし,コイワカガミ()??
これはかなり少ない。他ではほとんど見かけなかった。
弥陀ケ原北側の斜面を下る(庄内町),09:17
雪渓が見えて来た。しかし,その前方に見えるはずの鳥海山は雲に隠れて見えない。
昨年の様子(2010.08.28,09:27撮影)。
一昨年の様子(2009.8.26,09:25撮影)。
遠くに鳥海山が見える。
5年前の様子(2006.8.3,09:28,09:31撮影)。
この時はまだ雪渓があった。
弥陀ケ原北側の斜面を下る(庄内町),09:18
ふたたびチングルマ(Geum pentapetalum)の群生を撮影。
ここはすべてがまだ花の状態だ。
ここはさきほどより雪渓に近い。すなわち,雪解けがより遅かったはずで,そのため開花も遅れたと思われる。
弥陀ケ原北側の斜面を下る(庄内町),09:19
これまではここで引き返していたが,今回は,雪渓に沿って斜面を少し下ってみることにした。
弥陀ケ原北側の斜面を下り,雪渓に近付く(庄内町),09:20
弥陀ケ原北側の斜面,さらに近付く(庄内町),09:21
5年前(2006.8.3)と同様,雪渓の下には大きな空洞ができていた。
弥陀ケ原北側の斜面,雪渓の前で右に折れる(庄内町),09:23
弥陀ケ原北側の斜面,雪渓周辺にはまだ緑がない(庄内町),09:24
Part III: 弥陀ケ原北側の斜面 2011.07.18, 09:28 - 09:40 | |