HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2013 . 04 . 04 | お知らせ

2013.04.04, Part VII

長瀞 岩畳南端(1)

長瀞 岩畳南端(長瀞町),12:00
岩盤に上がったところで,西〜北〜東をパノラマ撮影。
あちこちでユキヤナギSpiraea thunbergii,バラ科 シモツケ属)が開花して,景色が一変していた。


2013年03月の様子(2013.03.09,14:07-14:08撮影)。

2013年02月の様子(2013.02.10,14:07-14:08撮影)。

2013年01月の様子(2013.01.13,13:28撮影)。

2012年12月の様子(2012.12.09,14:11-14:12撮影)。

2012年11月の様子(2012.11.10,13:38撮影)。

長瀞 岩畳, NT-31(長瀞町),12:01
棒が立つ岩の南にあるのがNT-31。これからあそこで採集するつもりだが,その前に・・・。

長瀞 岩畳, NT-31の北にある水たまり(長瀞町),12:01
棒が立つ岩の手前(西)の北側に小さな浅い水たまりがある。 前々回(2013.02.10)はここで採集したが原生生物は少なめだった。 今回は前々回よりも澄んでいる。採集中止。
左にあるユキヤナギSpiraea thunbergii)が目立っている。


2013年02月の様子(2013.02.10,14:08-14:11撮影)。

長瀞 岩畳, NT-31の北にある水たまり周辺の木々(長瀞町),12:02
ユキヤナギSpiraea thunbergii)と・・・。

長瀞 岩畳, NT-31の北にある水たまり周辺の木々(長瀞町),12:03
これは??
翌月(2013.05.04) 訪れた際には,フジWisteria floribunda,マメ科 フジ属) の若葉がこの一帯を覆っていた。 よって,おそらくフジのはず(2013.05.05追記)。

長瀞 岩畳, NT-31(長瀞町),12:05
ここはNT-31の北東端。 私が近付くと大きなオタマジャクシが岸近くから離れていった。 越冬したウシガエルのオタマジャクシのようだ。 前回は姿が見えなかったが,どこに潜んでいたのだろう。 1枚目:左の浅い部分にウシガエルのオタマジャクシが2,3匹いた。 雨で水位が上がった際にここに進入したのだろう。その後,水位が下がったため取り残されたと思われる。

長瀞 岩畳, NT-31(長瀞町),12:05-12:06
浅い部分に取り残された ウシガエルRana catesbeiana,アカガエル科 アカガエル属)のオタマジャクシたち。 身体の横幅は 1.5 cmくらい,長さは尾を含めると 4, 5 cmありそうだ。

長瀞 岩畳, NT-31(長瀞町),12:06-12:07
1,2枚目:北東端の様子。岸辺から水面に向ってうなだれている。これはおそらく タヌキランCarex podogyna,カヤツリグサ科 スゲ属)。 山地の湿った岩場や斜面に生えるそうだ。
3枚目:ここで採集(長瀞 岩畳,NT-31)。 今回は結構いた。
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), ディフルギア( Difflugia sp.), ハルテリア(Halteria), メソディニウム(Mesodinium), ウロレプタス(Uroleptus), コレプス(Coleps hirtus), 小型繊毛虫数種, アンソフィシス(Anthophysis), クンショウモ(Pediastrum boryanum), イカダモ(Scenedesmus quadricauda), コエラストルム(Coelastrum morus), イトクズモ(Ankistrodesmus falcatus), オーキスチス(Oocystis marsonii), サヤミドロ(Oedogonium undulatum), ヒザオリ2種(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), ホシミドロ(Zygnema), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ツヅミモ( Cosmarium formosulumC. repandumCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum punctulatum), イボマタモ( Euastrum germanicumE. verrucosum), ユレモ(Oscillatoria sp.), ワムシ, センチュウ,

長瀞 岩畳, NT-31とその東側(長瀞町),12:07-12:08
1枚目:立ち去る前にNT-31の全景を撮影。細長い。 2枚目:180°向きを変えて荒川側の様子を撮影。 段々に低くなっているが,そこにも水がたまっている。 雨が降れば水の通り道になる場所(原生生物は洗い流される)なのと,川岸に近付くのは危険なのでこちらでは採集していない。

長瀞 岩畳, 盛り上がった岩場を北へ進む(長瀞町),12:10
若干だが前回に比べて緑が増えている。 あちこちにユキヤナギSpiraea thunbergii)が白い花を咲かせている。
2枚目:正面に見えるのがNT-02の水たまり。画面右上にNT-01があるのだが,ここから水面が見えない。


2013年03月の様子(2013.03.09,14:12撮影)。

2013年01月の様子(2013.01.13,13:35撮影)。

2012年12月の様子(2012.12.09,14:12撮影)。

2012年11月の様子(2012.11.10,13:40撮影)。

長瀞 岩畳, まずはいつも通りNT-01へ(長瀞町),12:10-12:11

長瀞 岩畳, NT-01(長瀞町),12:11
東側から全体をパノラマ撮影。 前回は水位が下がって中央にある岩が盛り上がった部分が露出していたが,今回は完全に水没していた。


2013年03月の様子(2013.03.09,13:02撮影)。 中央の岩が露出していた。

2013年02月の様子(2013.02.10,14:13撮影)。 この時は水位が回復していたのだが・・・。

2013年01月の様子(2013.01.13,13:37撮影)。 この時がもっとも水位が下がっていた。

2012年12月の様子(2012.12.09,14:14撮影)。 水位は11月とほぼ同じ。
1ヶ月前までは大量にあった藻塊が姿を消していた。皆分解されたか,一部は水底に沈んだのだろう。

2012年11月の様子(2012.11.10,13:41撮影)。
雨が少なかったのだろう,中央の岩が半分くらい露出していた。

2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:19撮影)。
秋に入ると,雨が多くなるため水位が回復,中央の岩はふたたび水没していた。

2012年08月の様子(2012.08.16,13:40-13:41撮影)。
夏の暑さと,雨が少なかったことで水位が下がり,中央の岩が露出していた。

これ以前(2012.04.15〜2012.07.22) のNT-01の様子はこちら

長瀞 岩畳, NT-01(長瀞町),12:11
南側から全景を撮影。

長瀞 岩畳, NT-01(長瀞町),12:12
岸辺に近付く。水底の様子はおおよそ昨年のこの時期(下段)と同じだ。 季節は繰り返す。


2012年04月の様子(2012.04.15,12:21撮影)。

長瀞 岩畳, NT-01(長瀞町),12:12
ここには 前々回(2013.02.13)はカエルの卵塊があり, 前回(2013.03.09)はたくさんのオタマジャクシがいた。 前回干上がりかけていたにも関わらず,立派に成長していた。 個体数は減ったが皆丸々と太っている。 これはヤマアカガエルRana ornativentris)だろうか?


2013年03月の様子(2013.03.09,13:02撮影)。

2013年02月の様子(2013.02.10,14:15-14:16撮影)。

長瀞 岩畳, NT-01(長瀞町),12:13
ここで採集(長瀞 岩畳,NT-01)。 ここも結構いた。今回の採集ではここが一番多いかも。
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium), ミドリムシ(Euglena spirogyra), トリネマ(Trinema sp.), スピロストマム(Spirostomum intermedium), レマネラ(Remanella), コレプス(Coleps hirtus), ストケシア(Stokesia sp.), フロントニア(Frontonia leucas), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), ヒスチオバランティウム(Histiobalantium natans), 棘毛類繊毛虫, 未同定の繊毛虫, シヌラ(Synura), クンショウモ( Pediastrum angulosum), P. boryanum), イカダモ( Scenedesmus intermediusS. quadricaudaS. quadricauda var. biornatusScenedesmus sp.), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), セレナストルム(Selenastrum), イトクズモ(Ankistrodesmus falcatus), Quadrigula, ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium undulatum), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( Closterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium formosulumC. obsoletum, ホシガタモ( Staurastrum gracileS. iotanumS. lapponicumS. punctulatum), ネジモ(Spirotaenia condensata), ネジモ/トルチテニア(Spirotaenia obscura) -> Tortitaenia obscura, ミクロキスティス(Microcystis), センチュウ,

Part VIII: 長瀞 岩畳南端(2)
2013.04.04, 12:14 - 12:27