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2013.01.13, Part IV

岩畳南端(1)

岩畳南端近くの荒川左岸(長瀞町),13:19
写真撮影が終わったので斜面を上がって遊歩道へ戻ろうとしたが,,。 なにげなく川岸を見ると,なにやらフワフワしたものが水中とその近くの岩の上に見えた。 ここは急流なので,これまで藻が生えているとは想像できなかった。 意外だった。

岩畳南端近くの荒川左岸(長瀞町),13:20
川岸へ近付いて再度撮影。

岩畳南端近くの荒川左岸(長瀞町),13:20
水面にカメラを近付けて撮影。 不思議なことに水に浸っている岩には褐色の藻塊がたくさんあるが, 右の水から顔を出している岩の表面には緑色の藻塊があった。 今は水位が下がっているが,水位が上がれば水没するはずだが。

岩畳南端近くの荒川左岸(長瀞町),13:21
マクロモードにして近接撮影。
1枚目:水に浸っている側の様子。褐色の藻塊がたくさんある。フワフワと揺らめいているものが多い。 2枚目:その右隣にある岩。半ば干上がりかけているが,緑色のゴワゴワした藻塊がある。

岩畳南端近くの荒川左岸(長瀞町),13:22-13:23
1枚目:水中の藻塊と水から顔をだした岩の上にある藻塊を分けて 採集(岩畳南端近くの荒川左岸)。 2枚目:緑色の藻塊をマクロ撮影。こちらは太めの糸状藻のようだ。かなり太い。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, フセツボカムリ( Centropyxis ecornis), コルピディウム(Colpidium campylum), プルーロネマ(Pleuronema), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, シオグサ(Cladophora)?, ワムシ,

斜面を上がって遊歩道へ戻る(長瀞町),13:24

涸沢に架かる木橋を渡る(長瀞町),13:25
前回(2012.12.09,下段)は前方の木橋の上にネコがいたのだが・・・。さきほど大勢の人が通り過ぎたばかりなのでさすがに姿はない。


2012年12月の様子(2012.12.09,14:09撮影)。

ここが岩畳の南端付近(長瀞町),13:27
前回より43分早いのと,冬至(2012.12.21)を過ぎているので太陽の位置がやや高くなったようだ。 前回より影が短い。右手の盛り上がった岩場の上半分に日が当っている。 この後,前回同様,階段状になった斜面を通って岩場の上へ。


2012年12月の様子(2012.12.09,14:10撮影)。

長瀞 岩畳南端(長瀞町),13:28
岩盤に上がったところで,西〜北〜東をパノラマ撮影。


2012年12月の様子(2012.12.09,14:11-14:12撮影)。

2012年11月の様子(2012.11.10,13:38撮影)。

長瀞 岩畳南端(長瀞町),13:28
前回はすぐに北へ向って歩き出したが,フと右を見ると細長い水辺が目に入った。 あそこは以前(2012.07.01), 南側から採集を試みた場所だ。しかし,南端は急な斜面になっていて滑り落ちそうだったのと, 水際が深く落ち込んでいたので,結局,採集せずに終わった。
今回は以下のように,ここで採集したので,水たまりの識別名としてNT-31とすることにした。

長瀞 岩畳,NT-31を望遠撮影(長瀞町),13:28
青々としている。たくさんの藻塊があるようだ。 近付いてみることにした。

長瀞 岩畳,NT-31(長瀞町),13:29
1〜4枚目:水辺に近付いたところで左前右をパノラマ撮影。 ここは細長い水たまりだ。 4枚目:前方が 以前(2012.07.01) 採集しようと近付いた場所だ。 ここからも水際が深く落ち込んでいることがわかる。 下段はその時撮影した画像。この時の撮影地点は,今回の4枚目の中央付近だ。


2012年12月の様子(2012.07.01,11:19撮影)。
1枚目:今回(2013.01.13)の撮影ポイントは,前方の棒が立っている岩の近くだ。 3枚目:この時は,水色に塗られた立入り禁止の柵が倒れていた。

長瀞 岩畳,NT-31(長瀞町),13:30
さらに近付いて左前右を撮影。

長瀞 岩畳,NT-31(長瀞町),13:30-13:31
1枚目:北端の水際は,比較的なだらかだった。これなら採集できる。 2枚目:ということでここで 採集(長瀞 岩畳 NT-31)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, アクチノフリス(Actinophrys sol), 小型アメーバ, コレプス(Coleps hirtus), リトノタス(Litonotus), レンバディオン(Lembadion lucens), ヒトヅノクンショウモ(Pediastrum simplex), コエラストルム(Coelastrum morus), マキノエラ(Makinoella tosaensis), ミクロスポラ(Microspora), アオミドロ(Spirogyra)多数, ホシミドロ(Zygnema), クロオコッカス(Chroococcus sp.), ワムシ,

長瀞 岩畳南端(長瀞町),13:33
1〜3枚目:上と同じ場所で北側をカメラをやや上に向けてパノラマ撮影。 1枚目:大きな岩の上に棒が立てられている。下流(北)側にも同じような場所がある。 棒には何やら白いものが,,。御幣だろうか?季節がらその可能性が高いが,そうだと断定はできない。 2枚目:現在の縦長の水辺の先は,V字型の窪みが荒川まで続いている。

長瀞 岩畳南端(長瀞町),13:33
V字型の窪みの先を望遠撮影。 水辺があるかと期待したが,わずかに水がある程度。その先は断崖のはず。 危険なのでこれ以上,先に進むのは止めた。

長瀞 岩畳南端,盛り上がった岩場を北へ進む(長瀞町),13:35
いつもの採集ポイントであるNT-02の水たまりが見えた(2枚目)。 左手(1枚目)にはNT-01もあるはずだが,ここからは見えない。


2012年12月の様子(2012.12.09,14:12撮影)。

2012年11月の様子(2012.11.10,13:40撮影)。

長瀞 岩畳南端(長瀞町),13:35
これは?トゲがあるので,おそらく夏に花を撮影した テリハノイバラRosa luciae)だろう。

Part V: 岩畳南端(2)
2013.01.13, 13:36 - 13:51