まいめの池に到着(松本市),13:06
以下の画像でわかるように,ここは8月に入ると水位が下がり,秋にはほとんど干上がってしまう。
2011年07月の様子(2011.07.10,12:56撮影)。
2010年08月の様子(2010.08.04,13:04撮影)。
ほとんど干上がりかけていた。
この時は奥にある「偲ぶの池」の方に大勢のカメラマンがいた。
2007年11月の様子(2007.11.04,12:54撮影)。
干上がりかけていた。
2006年06月の様子(2006.06.08,14:23撮影)。
しっかり水があった。
まいめの池(松本市),13:06
前回(2011.07.10)同様,今回は水がたっぷりある。
2011年07月の様子(2011.07.10,12:56撮影)。
2010年08月の様子(2010.08.04,13:04撮影)。
2007年11月の様子(2007.11.4,12:54-12:56撮影)。
2006年06月の様子(2006.6.8,14:24-14:25撮影)。
まいめの池(松本市),13:07
池端で採集しようと準備をしていると,左脇の草むらに
つがいのルリイトトンボ(Enallagma boreale circulatum)がやってきた。
まいめの池(松本市),13:09
池端で採集(まいめの池)。
前回は対岸でも採集したが,原生生物はあまりいなかった記憶があるので,
今回は対岸へはいかずにここで車道に戻ることにした。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas platyuris),
トラケロモナス(Trachelomonas sp.),
クアドルレラ(Quadrulella symmetrica),
トラケロユーグリファ(Tracheleuglypha),
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
クレブソルミディウム(Klebsormidium),
サヤミドロ(Oedogonium),
ゲミネルラ(Geminella),
ヒザオリ(Mougeotia),
ホシミドロ(Zygnema),
アオミドロ(Spirogyra),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ミカヅキモ(Closterium intermedium),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus convergens),
ツヅミモ(Cosmarium sp.),
ホシガタモ(
Staurastrum forficulatum),
アワセオオギ(Micrasterias truncata),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
ワムシ,
ミジンコ,
ソコミジンコ,
ゆるい坂を上がる,次の採集ポイントであるどじょう池へ(松本市),13:11
左側の「一の瀬つつじ園」の古い道標の奥でレンゲツツジが咲いていた(松本市),13:13
近付いて撮影しようとしたが,花はほとんどしぼんでいたので止めた。
この辺から道は平坦になる。
「一の瀬つつじ園」脇を通過(松本市),13:14
ここは道路の右側に湿地が広がる。所々に小さな池塘もある。
ただし,すべて草(ミツガシワ)などで覆われているか,コケが育ってほとんど高層湿原化しつつあるものばかり。
「一の瀬つつじ園」の向い側にある湿地,どじょう池手前(松本市),13:15
前方にミツガシワが群生している場所がかすかに見える。あそこが池塘だ。
これまでに何度か採集しているので,今回も近付いて採集することにした。
2011年07月の様子(2011.07.10,13:12撮影)。
2010年08月の様子(2010.08.04,13:16撮影)。
2007年11月の様子(2007.11.4,13:16撮影)。
どじょう池手前の湿地(松本市),13:15
今回の湿原は,たっぷり水を含んでいるので靴がずぶずぶと沈んでしまいそうだ。
池塘は前回同様,ミツガシワで完全に覆われていた。
どじょう池手前の湿地(松本市),13:16
まずはここで採集(どじょう池手前の湿地-1)。
観察された生物:
アニソネマ(Anisonema),
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.),
スファエラストルム(Sphaerastrum),
小型太陽虫,
コロトネベラ(Korotnevella),
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia acuminata,
D. oblonga),
Lesquereusia,
トリネマ(Trinema lineare),
サヤミドロ(Oedogonium),
ミカヅキモ(
Closterium baillyanum,
Closterium sp.),
ワムシ,
ケンミジンコ,
センチュウ,
どじょう池へ(松本市),13:17
草地の中に黒ずんでいる場所があった。池塘かと思って近付いてみた。が・・・
どじょう池へ(松本市),13:17
池塘ではなかった。何者かが地面を穿った跡だった。
多少水がたまっていはいたが,本来の池塘ではないので採集せず。
どじょう池へ(松本市),13:18
昨年同様,カラマツソウ(Thalictrum aquilegifolium)があちこちで咲いていた。
2011年07月の様子(2011.07.10,13:09撮影)。
この画像は坂を上がる途中で撮影した。
どじょう池へ(松本市),13:18
道路沿いに育つ潅木の近くにも小さな池塘がある。
ここも昨年採集した。ただし,ここは大部分がコケで覆われていて高層湿原になりかけている。
そのため,昨年のサンプルには原生生物はあまりいなかった。今回はどうだろう?
どじょう池手前の湿地(松本市),13:18-13:19
潅木近くの池塘?で採集(どじょう池手前の湿地-2)。
観察された生物:
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
Lesquereusia,
アミカムリ(Nebela collaris),
ユーグリファ(Euglypha filifera),
トリネマ(Trinema complanatum),
Nostoc,
ミジンコ,
ケンミジンコ,
ソコミジンコ,
右にカーブしていく,まもなく「どじょう池」の入口だ(松本市),13:20
どじょう池へ,カーブの途中にも池塘がある(松本市),13:20
どじょう池へ(松本市),13:21
前回は水があったので採集したが,今回はどういう訳か水がない(ように見えた)。
よって採集せず。
この池塘?は,道路際の水路と繋がっている。
今回は撮影しなかったが,その水路近くで陥没している場所があり,水路にも水がなかった。
地面が陥没して水が流出したため,この辺の湿地の水位が下がってしまったのかも知れない。
これも雪の影響なのだろうか?
2011年07月の様子(2011.07.10,13:17撮影)。
ちなみにこれが昨年撮影した上記の池塘?とつながる道路際の水路。
2011年07月の様子(2011.07.10,13:19撮影)。
Part X: | どじょう池 2012.07.09, 13:21 - 13:32 |