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2011.07.10, Part IX

どじょう池とその周辺

どじょう池手前(松本市),13:14
前方の雲間がやや広がったが,太陽のある方向は雲に覆われているので周囲は薄暗い。

これまでこの辺は通り過ぎていたのだが・・・(松本市),13:14
1,2枚目:パノラマ撮影。 今回は雪解けから比較的早い時期に訪れたので,これまで気がつかなかった池塘をいくつか発見できた。 2枚目:右にわずかだが水のある場所があった。 かなり水深の浅い池塘のようだ。8月になると干上がってしまうのだろう。 あるいは周囲の草が育って隠れてしまうのかも知れない。 これまではこの存在に気付かなかった。

どじょう池手前(松本市),13:14-13:15
池塘?に近付いてみた。ほとんど干上がりかけているが,わずかに水があった。 ここでも 採集(どじょう池手前の池塘-2)
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas sp.), ペラネマ(Peranema), ディフルギア( Difflugia pyriformisDifflugia), Pontigulasia, 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum boryanum), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ(Closterium striolatum), NostocHapalosiphon, ケンミジンコ, カイミジンコ,

右にカーブしていく,まもなく「どじょう池」だが,,(松本市),13:16
3枚目:太陽のある側には厚い雲がある。よって一部に青空が見えてもあたりは薄暗い。 これらの画像は,逆光になったので実際以上に薄暗く写ってしまった。

前方にも池塘らしき場所があった(松本市),13:17
1,2枚目:パノラマ撮影。

水辺は左の道路際まで続いている(松本市),13:17
1,2枚目:パノラマ撮影。

池塘?に近付いてみる(松本市),13:18
この辺の地面は水際までしっかりしている。ぬかるんでいない。

どじょう池手前(松本市),13:18
ここでも採集(どじょう池手前の池塘-3)
観察された生物: ディフルギア( Difflugia pyriformis), アミカムリ(Nebela collaris), Pontigulasia, ユーグリファ(Euglypha strigosa), コレプス(Coleps), 珪藻各種, ゲミネルラ(Geminella), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutum), ミカヅキモ( Closterium dianaeC. gracile), トゲツヅミモ(Xanthidium antilopaeum), ミジンコ(Sida sp.), ケンミジンコ, カイミジンコ,

車道へ戻って再度撮影(松本市),13:19
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:道路際の水路と繋がっていた。

どじょう池手前(松本市),13:20
1,2枚目:パノラマ撮影。 ここは元は池塘だった場所かも知れない。若干だが湿り気がある。ただし,すでに水はないので採集せず。

まもなくどじょう池だが,,(松本市),13:20
1〜3枚目:パノラマ撮影。 道路際だが,ここにも池塘があった。ここもこれまで何度か通っているが気付かなかった。

どじょう池手前(松本市),13:20-13:21
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:手前には水がしっかり残った池塘があるが,その左前方にも池塘らしき場所があった。 2枚目:まずは手前の池塘で採集(どじょう池手前の池塘-4a)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas sp.), トラケロモナス(Trachelomonas sp.), ディフルギア( Difflugia), ユーグリファ(Euglypha filifera), ディプロフリス(Diplophrys sp.), コレプス(Coleps), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 小型繊毛虫数種, マルロモナス( Mallomonas intermediaMallomonas sp.), ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), ツヅミモ( Cosmarium connatumC. pseudopyramidatumC. quadrifarium), アワセオオギ(Micrasterias decemdentata), クロオコッカス(Chroococcus), NostocHapalosiphon, スティゴネマ(Stigonema), カイミジンコ,

どじょう池手前(松本市),13:21-13:22
左前方の池塘(らしき場所)。 1枚目:ここは水面はほとんど無いが, 2枚目:ミズゴケの間にピペットを差し込むと水が吸い取れた。 3枚目:ここでも採集(どじょう池手前の池塘-4b)。 原生生物は少ない。ミズゴケが増え出すと,一般に原生生物の種数は減る。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種(シスト)多数, Lesquereusia, アミカムリ( Nebela collarisNebela sp.), ユーグリファ(Euglypha strigosa), 珪藻各種, ワムシ, ミジンコ, ソコミジンコ, カイミジンコ, イタチムシ,

どじょう池手前(松本市),13:23
その先にも池塘(だった?)らしき場所があったが,こちらはほとんど干上がっていたので採集せず。

ここを右折し,どじょう池へ(松本市),13:23

1枚目:前回の様子(2010.08.04,13:20撮影)。 2枚目:4年前の様子(2007.11.04,13:20撮影)。 3枚目:5年前の様子(2006.06.08,14:38撮影)。

どじょう池が迫る(松本市),13:24

Part X: どじょう池〜一の瀬川沿いのサイクリングロードへ
2011.07.10, 13:25 - 13:42