片貝沼をパノラマ撮影(山形市蔵王温泉),12:26
1〜4枚目:トイレを過ぎるとやっと片貝沼が見えた。
沼岸は人が近付けそうな雰囲気なのだが,この近くには沼岸へ降りる場所は見当たらない。
ここから沼岸へ近付くのは無理だった(山形市蔵王温泉),12:27
少し戻ったところに笹薮の間に踏跡らしい窪みがあった。
しかし,笹が多いため進入するのを断念(注)。
注:この後,うつぼ沼では頑張って笹薮を通り抜けた・・・(後述)。
片貝沼,遊歩道をさらに進んでみた(山形市蔵王温泉),12:29
1〜3枚目:どこかに沼岸へ降りる場所があるはずだが・・・と思いつつ遊歩道を進む。
進行方向(北東)をパノラマ撮影。
片貝沼,沼名の案内板の脇に降りていける場所があった(山形市蔵王温泉),12:30
1,2枚目:四阿の近くに「片貝沼」という道標があったが,その左脇に踏跡を発見。
ここから降りることができた。
片貝沼(山形市蔵王温泉),12:31
1〜3枚目:沼に近付いたところでパノラマ撮影。沼岸にはあまり草が生えていない。
これでは原生生物は期待できそうにない・・・。
片貝沼(山形市蔵王温泉),12:31-12:32
遠浅になっている沼岸には薄緑色のものが浮かんでいた(2枚目)。
おそらくアオコだろうと思いつつ採集したが(3枚目,片貝沼-1),予想通りだった。
しかし,アオコ以外にはほとんど何も見当たらない。
観察された生物:
小型繊毛虫数種,
アオコ(Microcystis),
片貝沼(山形市蔵王温泉),12:33
さらに少し先の,若干草が生えている場所でも採集(片貝沼-2)。
観察された生物:
フセツボカムリ(Centropyxis),
コレプス(Coleps),
スチロニキア(Stylonychia),
タルケイソウ(Melosira),
コウガイチリモ(Pleurotaenium sp.),
アオコ(Microcystis),
ワムシ,
片貝沼を出てメダマ沼を目指す(山形市蔵王温泉),12:35
遊歩道へ戻り,片貝沼の北北東にある沼(注)を目指して前進する。
樹林帯の中に入ったところで道は右に折れる。
注:持参した国土地理院の地図(ネットより)には,片貝沼の名前はあるが,
その先には湿地が2ケ所描いてあるだけで名称はついてない。
一方,さきほどの蔵王中央高原散策路案内図には,その湿地付近に「目玉沼」と「うつぼ沼」という名前があった。
湿地ではなく沼として描いてある。他に該当する場所は見当たらないので,おそらくこの2つの沼が,
国土地理院の地図に湿地として描いてある場所と判断し,訪れてみることにした。
T字路の道端にギンリョウソウが(山形市蔵王温泉),12:36
片貝沼を過ぎて樹林帯の中へ入ると,初老の夫婦連れらしき男女が道路脇にかがんでいた。
私に気づくと,手まねきをしてそこに
ギンリョウソウ(Monotropastrum humile)が咲いているのを教えてくれた。
彼らも始めて見たそうだが,私も実物を見たのは今回が始めて。
感謝しつつ撮影させてもらった。
メダマ沼周辺散策路へ(山形市蔵王温泉),12:39-12:41
1,2枚目:しばらく林の中を歩く。「長命の松」(1枚目)。2枚ともピンぼけ。
3枚目:メダマ沼周辺散策路の分岐。
道標(4枚目)では,両側にメダマ沼の名前があるが,
蔵王中央高原散策路案内図だと,左側のルートの方がメダマ沼に近づけそうなので,ここで左折。
メダマ沼周辺散策路を北へ(山形市蔵王温泉),12:41-12:42
左折すると,山の斜面に沿った道となる。右側が窪地になっていて,そのどこかにメダマ沼があるはずだが,
結局,遊歩道からは沼らしき姿は見えなかった。
沼へ降りて行けそうな脇道も見当たらない・・・。
木々の葉が落ちて積雪のない時期なら見えるのかも知れない。
前方にT字路が現れた(山形市蔵王温泉),12:45
蔵王中央高原散策路案内図によると,次の目的地である「うつぼ沼」へ行くには途中のT字路を右折しなければならないが,,。
1,2枚目:と思いつつ歩いていると,前方にそれらしき場所が現れた。
しかし,T字路というより逆Y字路のような形をしているのがやや気になった。
また,ここからだと道標が見当たらない。
ここで右折,うつぼ沼へ(山形市蔵王温泉),12:46
1枚目:不思議に思いつつ分岐に近付くと,左側にやや傾いた道標があった。
うつぼ沼へ行くには,やはりここで右折するようだ。
2,3枚目:右折には違いないが,やや後戻りするような形で脇道へ入る。
Part VIII: | うつぼ沼 2008.07.13, 12:49 - 13:05 |