採集地で出会った生き物達 |
アズマギク Erigeron thunbergii
キク科 ムカシヨモギ属 |
安比高原 遊々の森,樹林の中へ入っていく(八幡平市),
2016.06.19, 10:51
今回はこの薄紫色の花が目についた。
ノコンギクに若干似ているが,1本の茎の先端にやや大きな花が1つだけついている。
初めてみる花だ。これはおそらく
アズマギク(Erigeron thunbergii,キク科 ムカシヨモギ属)
。
ミヤマアズマギク(Erigeron thunbergii subsp. glabratu,キク科 ムカシヨモギ属)
かも知れないが,違いがハッキリしない(注)。
これまでのところ,前者の可能性が高い(と思う)。
注:そもそも,こういった平地(低地)タイプと高山タイプを亜種に分けることじたいが正しいか疑問だ。
もしかすると,遺伝的変異ではなく環境変異かも知れないからだ。
どちらかを知るには,両者を同じ環境で育ててみればよいが,同一環境では片方が育たなければ確かめようがない。
遺伝子を調べるとしても,亜種内の遺伝的変異の幅をそれぞれ調べてからでないと亜種といえるほどの変異であるかどうかはわからない。
大変な時間と労力がいる作業になる。ということでハッキリさせるのは極めて難しいといえる。
また,この辺は,標高900m前後で,高山でもなければ低地でもない。こういった場所だと亜種を区別するのは難しいかも知れない。
安比高原 遊々の森,奥の牧場(八幡平市),
2016.06.19, 11:11-11:12
1枚目:下段と同じ場所だが,右手前で
レンゲツツジ(Rhododendron japonicum,ツツジ科 ツツジ属)
が咲いている。前回はすでに花が終っていたようだ。
2枚目:さきほど長池(仮称)へ行く途中で見た花がここでも咲いている。
これは
アズマギク(Erigeron thunbergii,キク科 ムカシヨモギ属)
か
ミヤマアズマギク(Erigeron thunbergii subsp. glabratu,キク科 ムカシヨモギ属)
,前者の可能性が高い。
3枚目:ピントが外れた。
シロバナニガナ
とハナニガナ?
2014年07月の様子(2014.07.06,11:35撮影)。
遊々の森/奥の牧場(八幡平市),
2016.06.19, 11:27
1枚目:紫と黄色の花がまとまって咲いていた。
2枚目:紫の花は,既出した
アズマギク(Erigeron thunbergii,キク科 ムカシヨモギ属)
か
ミヤマアズマギク(Erigeron thunbergii subsp. glabratu,キク科 ムカシヨモギ属)
黄色は
ウマノアシガタ(Ranunculus japonicus,キンポウゲ科 キンポウゲ属)
だ。
遊々の森/奥の牧場,林道際に咲く花々(八幡平市),
2016.06.19, 12:13
すでに何度か撮影した花だが,これは
アズマギク(Erigeron thunbergii,キク科 ムカシヨモギ属)
,もしくは,
ミヤマアズマギク(Erigeron thunbergii subsp. glabratu,キク科 ムカシヨモギ属)
。前者の可能性が高い。
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