大津市 |
小女郎ヶ池
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観察された原生生物名一覧(現在 14 種) |
採集日:2014.09.20 | ウオッちず | で位置確認 |
小女郎ヶ池に着いた(大津市),11:19-11:20
2枚目:池の前にある案内。
小女郎ヶ池(大津市),11:20
1〜3枚目:細長い池の南東側からパノラマ撮影。
1枚目:さきほど蓬莱山から下る際,望遠撮影で確認した集団がまだいた。
周囲が静かなので,私がいる対岸まで声が届く。
話声の様子から先生とその学生のようだ。何かの調査か実習だろう。
小女郎ヶ池(大津市),11:20-11:21
1枚目:近くの池端に近付く踏跡があった。
2枚目:茶色の泥ばかりが目立つ。
小女郎ヶ池(大津市),11:21
藻塊,水垢はほとんどないが,とりあえず
採集(小女郎ヶ池-01)。
予想通り,原生生物はほとんどいない。
観察された生物:
ミカヅキモ(
Closterium rostratum)多数,
ワムシ,
ミジンコ,
小女郎ヶ池(大津市),11:22
1枚目:地図(2枚目)にルートは描かれていないが,踏跡が池沿いに続いていた。
踏跡を辿ってみることにした。
前方に人影が見えるが,4,5人のグループが右上の高台に集まっていた。
さきほど小女郎峠で権現山方面から降りてきた人達だ。
休憩・食事?をしているようだ。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
この先で池に注ぐ?水路を横断するはず。
小女郎ヶ池沿いの踏跡を反時計回りに進む(大津市),11:23
2枚目:ここにも池端に近付ける場所があった。
が,さきほどと同じ。水垢・藻塊が見当たらないので,採集中止。
あるのは茶色の泥ばかり。
小女郎ヶ池(大津市),11:24
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:細長い池の北東端は湿地化していた。
手前はぬかるんでいるので,水際には近付けそうにない。
2枚目:踏跡は湿地を迂回するように,遠回りに続いている。
3枚目:前方には,やや盛り上がった部分に樹木の間を通るよりはっきりした踏跡がある。
こちらは国土地理院の地図だけでなく,びわ湖バレイのHPにある蓬莱山周辺のトレッキングコース案内図にも描かれていない。
いったいどこへ続いているのだろう。
このまま進めば北西にある「ヘク谷」沿いを下って安曇(あど)川へ出るようだが・・・。
実際そうなっているかは不明。
小女郎ヶ池,北東端からの眺め(大津市),11:24
1〜3枚目:パノラマ撮影。
2枚目:手前(北東端)は湿地。
向い側にはさきほども紹介した調査または実習をしているらしい集団がいる。
3枚目:踏跡は前方の小山に向って続いているが,その先で左にカーブしていた。
小女郎ヶ池(大津市),11:25
左にカーブしだしたところで再度,パノラマ撮影。
小女郎ヶ池(大津市),11:26-11:27
1枚目:池端に近付ける所があった。
若干だが水垢があったので,ここで
採集(小女郎ヶ池-02)。
今日のサンプルでは,ここには多くはないが,それなりに原生生物がいた。
とくにミカヅキモ(Closterium rostratum)
がたくさんいた。
ただし,ミカヅキモはこの一種のみ。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas ovata),
小型鞭毛虫数種,
未同定の裸性アメーバ,
フセツボカムリ(
Centropyxis ecornis),
ディフルギア(
Difflugia bacillariarum),
フロントニア(Frontonia depressa),
未同定の繊毛虫,
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium rostratum),
イボマタモ(
Euastrum sinuosum),
ハタヒモ(Netrium digitus v. digitus),
ワムシ,
ケンミジンコ,
踏跡は池岸に沿って続いていた(大津市),11:27-11:28
小女郎ヶ池(大津市),11:28
さきほど歩いた南岸は草ばかりだったが,
この北岸沿いに来ると,水際に灌木がたくさん生えていた。
灌木の下にはたくさんのミズゴケがあった。
小女郎ヶ池(大津市),11:29-11:30
1枚目:ミズゴケの池端で近くで
採集(小女郎ヶ池-03)。
ここもミカヅキモはClosterium rostratum
のみ。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas ovata),
小型鞭毛虫数種,
フセツボカムリ(
Centropyxis ecornis),
ディフルギア(
Difflugia acuminata,
D. bacillariarum),
スピロストマム(Spirostomum filum),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium rostratum),
ハタヒモ(Netrium digitus v. digitus),
ミジンコ,
ケンミジンコ,
小女郎ヶ池の北岸沿いを南へ(大津市),11:31
1枚目:池に突き出している灌木があった。その下は泥状態。水位が下がったのだろう。
2枚目:踏跡は池端からやや離れ出した。
小女郎ヶ池,北岸よりやや離れた位置を南へ(大津市),11:32
小女郎ヶ池(大津市),11:32
灌木脇のミズゴケが生えていたと思われる場所が抉られていた。
こういった場所が何ケ所かあった。
これはミズゴケ採取の跡?
この池の周囲には,採取を禁止する案内などは見当たらない。
小女郎ヶ池に隣接?する小池は干上がっていた(大津市),11:32
1枚目:地図によると,池の南東端に小女郎ヶ池に接する別の池があるはずだが,,,。
そこは湿地になっていた。干上がりつつあるのだろう。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
小女郎ヶ池に隣接?する小池をパノラマ撮影(大津市),11:33
中心部に残っている水辺に近付いて採集したかったが,手前がぬかるんでいるので無理。
T字路を左折,元へ戻る(大津市),11:33
1〜3枚目:T字路の手前でパノラマ撮影。
2枚目:正面にある道標には右へ進むと「サカ谷道を経て 葛川坂下町」と書かれている。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
小女郎ヶ池を出る(大津市),11:35
池を反時計回りに歩いて,案内板のある地点まで戻った。
案内板の手前で右折。小女郎峠へ戻る。