七宗町
飛水峡
Part III:飛水峡(甌穴群散策路-2)
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2013.04.28 ウオッちず で位置確認

飛水峡,大きな岩の先に出たところでパノラマ撮影(七宗町),09:10
1〜3枚目:ここから先は前回歩いていないエリアになる。
1枚目:下流側。上麻生橋がわずかに写っている。 2枚目:岩場の中央に独特な形をした大きな岩がある。ラクダの背中のような? 3枚目:この先にたくさんの水たまりがある(前回は右上の道路から見て確認済み)。

ラクダの背の形をした大岩の右側(崖側)を通って先へ進む(七宗町),09:10
2枚目:前方を見ると水辺の周辺に潅木がたくさん育っている。 さきほどの入口近くの広場にある水たまりにはわずかに草がある程度。 樹木が育っているということは,それだけ右の山から流れ落ちる水で洗い流されることが少ないことを意味しているはずだ。 景観的にも 長瀞の岩畳 によく似ている。この辺なら期待できそうだ (そして,実際その予想通りだった)。

飛水峡,少し進むと前方にたくさんの水たまりが見えてきた(七宗町),09:11

飛水峡(七宗町),09:11-09:12
近くにあったやや高い位置にある小さな水たまりで 採集(飛水峡 甌穴群散策路-04)。 結構いた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas sp.), トラケロモナス(Trachelomonas hispida), リトノタス(Litonotus sp.), ウロトリカ(Urotricha), 小型繊毛虫数種, イカダモ( Scenedesmus ecornis), Quadrigula, サヤミドロ2種(Oedogonium undulatum), ヒザオリ(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), ホシミドロ(Zygnema), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( C. dianae, ツヅミモ( Cosmarium oblongum), カワモズク(Batrachospermum), 未同定の糸状藻類, ミジンコ, ケンミジンコ

飛水峡(甌穴群散策路)(七宗町),09:13
1〜3枚目:コンクリート壁に沿った細長い水たまりの手前で,川側を向き,北〜東とカメラを振ってパノラマ撮影。
3枚目:右前方がコンクリート壁に際に沿った細長い水たまりだ。 奥にたくさんの藻塊が浮いていた。後で調べたところ,そのすべてがヒザオリだった。

コンクリート壁に沿った細長い水たまりが迫る(七宗町),09:14
2枚目:画面右,水たまり近くの岩の上になにやら人工物が。。

岩に埋め込まれた鉄製の金具があった(七宗町),09:15
かつてここに何かの造作物があった証拠だが,,,。これは一体何のためにあったのだろう? ロープか何かを固定するためのもの? 道路工事の際に設置されたのだろうか?それとも他の目的で? これ以外に造作物らしきものは見当たらない。

コンクリート壁に沿った細長い水たまり(七宗町),09:15
1枚目:奥には大量の藻塊が浮かんでいるが,,。 2枚目:この辺(水たまりの西端)は藻塊は浮かんでいない。

コンクリート壁に沿った細長い水たまり(七宗町),09:16
1枚目:水底を見るとよさそうな水垢があった。 2枚目:期待しつつ,ここで 採集(飛水峡 甌穴群散策路-05)。 期待通り,かなりいた。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), トラケロモナス(Trachelomonas allia), 小型鞭毛虫数種, スファエラストルム(Sphaerastrum), トゲフセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ナベカムリ(Arcella sp.), Lesquereusia, アミカムリ(Nebela collaris), プラギオフリス(Plagioprys sp.), ハルテリア(Halteria), アスピディスカ(Aspidisca), レンバディオン(Lembadion lucens), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, モナス(Monas sp.), シヌラ(Synura), オフィオキチウム(Ophiocytium parvulum), トリボネマ2種(Tribonema), 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum muticum), イカダモ(Scenedesmus), コエラストルム(Coelastrum morus), オーキスチス(Oocystis marsonii), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), ヨツメモ(Tetraspora), ヒビミドロ(Ulothrix), サヤミドロ(Oedogonium undulatum), ヒザオリ2種(Mougeotia), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. acerosumC. intermediumC. kuetzingiiC. lunulaC. pronumClosterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium quadratumC. regnellii), ホシガタモ( Staurastrum gracileS. orbiculare), イボマタモ( Euastrum ansatum var. javanicum), ハタヒモ(Netrium interruptum), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), ワムシ, ミジンコ,

鉄製の金具に近付いて撮影(七宗町),09:17

飛水峡(甌穴群散策路)(七宗町),09:17-09:18
1〜3枚目:立ち止まって西(元きた方向)〜北〜東(進行方向)をパノラマ撮影。 1枚目:さきほど脇を通り抜けた「ラクダの背」。遠くに上麻生橋が見える。

川際に縦長のやや大きな水たまりがあった(七宗町),09:18

水際の様子(七宗町),09:19
水底には白い泥がたまっているばかり。藻塊や水垢がほとんど見当たらない。採集せず。

縦長のやや大きな水たまりの脇で再度パノラマ撮影(七宗町),09:20

飛水峡 甌穴群散策路,さらに奥へ進む(七宗町),09:20

飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:20
足下の岩盤の様子が入口近くと若干異なっている,赤味のある岩が多くなった。

Part IV: 飛水峡(甌穴群散策路-3)
2013.04.28, 09:21 - 09:31

HOME | 研究資料館 | 採集の記録 | 採集地ごとの生息情報 | 岐阜県の他の地域