一関市
厳美渓
Part II: 天工橋下流側〜上流側
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2013.06.24 ウオッちず で位置確認

厳美渓,一段下がった位置にある水たまり(一関市),09:30-09:31
上述のように,ここは雨の際には水路になるはずの場所。 そのため,ここではこれまでにほとんど採集していないが,今回は若干水垢があったので 採集(厳美渓-04)してみた。 予想よりは多くいた。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia oblonga), Lesquereusia, サヤミドロ(Oedogonium)多数, コウガイチリモ( Pleurotaenium ehrenbergii?, P. nodosum), ミカヅキモ( Closterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium obsoletumC. portianum), ホシガタモ( Staurastrum connatumS. furcatumS. johnsoniiS. teliferum), イボマタモ( Euastrum egregiumE. sinuosum v. germanicum), ミジンコ, ミジンコ(Sida sp.), カイミジンコ,

厳美渓,次はもっとも高い位置にある小さなポットホール(一関市),09:32
1,2枚目:まずは上から撮影。

厳美渓,小さなポットホール(一関市),09:32-09:33
1枚目:下へ降りて反対側から撮影。 2枚目:ここで採集(厳美渓-05)。 今回は非常に少ない。何故だろう?
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ミドリムシ(Euglena spirogyra), 小型鞭毛虫数種, Lesquereusia, コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), カイミジンコ多数,


1枚目:2013年04月の様子(2013.04.13,10:40撮影)。 2枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:39撮影)。 3枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:38撮影)。 4枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:35撮影)。

厳美渓,ポットホールの向かい側にある2つの水たまり(一関市),09:34
1枚目:右側はいつものように濁っている。 左側は澄んでいて底に水垢がたまっている。これもいつも通り。 2,3枚目:左側の水たまりで 採集(厳美渓-06)。 ここはこれまでとほぼ同じ。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, ディフルギア( Difflugia acuminataD. oblonga), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), ミカヅキモ( Closterium idiosporumC. lunula多数), イボマタモ( Euastrum oblongumE. turgidum), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ミジンコ, ミジンコ(Sida sp.), カイミジンコ,


2013年04月の様子(2013.04.13,10:42撮影)。

いったん元へ戻って最初の大きな水たまりの右隣の水たまりへ(一関市),09:35

2013年04月の様子(2013.04.13,10:43撮影)。

厳美渓,大きな水たまりの右隣の水たまり(一関市),09:35, 09:35, 09:37
3枚目:ここで採集(厳美渓-07)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, アクチノスフェリウム(Actinosphaerium), 小型鞭毛虫数種, ハルテリア(Halteria), バラディナ(Balladyna), 共生藻を持つツリガネムシ(Vorticella), ユードリナ(Eudorina), イカダモ( S. tibiscensis, ホシミドロ2種(Zygnema), ツヅミモ( Cosmarium amoenum), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ミジンコ,

厳美渓,大きな水たまりの右隣の水たまり(一関市),09:39
これはホタルイ)?

立去る前に磐井川の様子を撮影(一関市),09:39
今年04月(下段)と比べると水量がかなり減っている。


2013年04月の様子(2013.04.13,10:46撮影)。

厳美渓,磐井川の様子,望遠撮影(一関市),09:40

車道に戻る(一関市),09:40

左折して天工橋へ(一関市),09:42
1枚目:こちらが天工橋。 2枚目:前方に「かっこうだんご」の看板が見える。

天工橋からの眺め,下流側(一関市),09:43
1枚目:過去の画像と比べてみた。 今回がもっとも水量が減っているのがわかるが,川岸の様子を見るかぎり,昨年の07月(下段1枚目)とほぼ同じようだ。 (画面中央付近の大岩と手前の砂利の様子が同じ)。 昨年の06月も少なめ。春(04月)と秋(10月)は多い?
2枚目:2013年04月の様子(2013.04.13,10:49撮影)。
3枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:48撮影)。


1枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:46撮影)。
2枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:45撮影)。
3枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:48撮影)。

天工橋からの眺め,上流側(一関市),09:44
前方中央(2枚目)に四阿が見える。あの手前の岩盤にたくさんの窪みがあり,雨が多い時期はあちこちに水がたまっているのだが・・・。 ここから見るかぎり水たまりはまったくない。

天工橋からの眺め,上流側(一関市),09:44
四阿付近を望遠撮影。

天工橋上流側の厳美渓へ(一関市),09:44-09:45
前回姿を消していた厳美郵便局臨時出張所が復活していた。


2013年04月の様子(2013.04.13,10:51撮影)。

2012年10月の様子(2012.10.07,09:47撮影)。

これ以前の様子はこちら

厳美渓,厳美公園へ(一関市),09:45

厳美渓,天工橋側にある水たまりへ(一関市),09:46
ここは,前回(2013.04.13)訪れた際,それまであった水たまり(2枚目)周辺の樹木がすべて伐採されていた。 一昨年(2011)訪れた際は結構水があったが,昨年(2012)からは水は少なめだ。 今回も少ない。


2013年04月の様子(2013.04.13,10:53撮影)。

2012年10月の様子(2012.10.07,09:48撮影)。

2012年07月の様子(2012.07.28,09:49撮影)。

2012年06月の様子(2012.06.03,11:48撮影)。

厳美渓,キショウブが生える水たまり(一関市),09:46-09:47
昨年の06月(2012.06.03)は,今回よりちょうど3週間早かったので キショウブIris pseudacorus)が黄色い花をつけていた。 今回はすでに花は終わり,すべて実に変わっていた。


2012年06月の様子(2012.06.03,11:49撮影)。

厳美渓,キショウブが生える水たまり(一関市),09:48
前回同様,ここで採集(厳美渓-08)
昨年の同時期(2012.06.03) にはたくさんの原生生物(約90種)が観察できたのだが,果たして今回はどうだろう? 翌日以降の観察では,原生生物は,わずかしか観察できなかった。 前回(2013.04.13)も少なめだったが,今回はさらに少ない。 干上がっていることが原因だろう。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia acuminata), Lesquereusia, 珪藻各種, エレモスフェラ( Eremosphaera viridisEremosphaera sp.), コウガイチリモ( Pleurotaenium kayeiP. nodosum, ミカヅキモ( Closterium cynthia), ホシガタモ( Staurastrum punctulatum?), イボマタモ( Euastrum ansatumE. egregiumE. turgidum), ケンミジンコ, カイミジンコ,

Part III: 天工橋上流側(厳美公園) 2013.06.24, 09:48 - 10:09

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