階段を降りる(鶴岡市),10:04
往路では気づかなかった。
ウツボグサ(Prunella vulgaris var. lilacina,ゴマノハグサ科 ウツボグサ属)
が咲いていた,とこの時は思って撮影したが。。
若干違うようにも見える。汚れているだけ?
八合目駐車場と月山レストハウスを入れて撮影(鶴岡市),10:05
1枚目:ここからは判読できないが,この後,駐車場でバスに近付くと,
左から4台目までは,既述した「秋の峰入り」で月山登拝にやってきた修験者が乗ってきたバスだった。
7年(2010.08.28)と同じだ(下段)。
なお,この写真には写っていないが,あちこちにパトカーが数台停まっていた。
この時点ではなぜここにいるか分からなかったが,この後,旧参道沿いにある湿原を訪れた後,
レストハウスで食事を終える頃になると,パトカーの台数が増え,さらに消防署のレスキュー隊員が乗った車もやってきた。
既述したように,昨日(2017.08.27)月山に登った男性が行方不明になっていたのだった。
2010年08月の様子(2010.08.28,11:37-11:38撮影)。
なにはともあれ前回同様,旧参道沿いの湿原へ(鶴岡市),10:10-10:11
弥陀ヶ原に入ったのは,前回とほぼ同時刻(前回 08:08,今回 08:03)だったが,
この道を歩きだしたのは 30分余遅れてしまった。
これは,今回は採集の他に,導電率と pH の測定を行ったためだ。これくらいの遅れは想定内なので問題ない。
(前回は,旧参道沿いの湿原から戻った後,だいぶ時間を持て余した)
2013年08月の様子(2013.08.22,09:34-09:35撮影)。
月山道路(月山公園線,月山高原ライン)を北へ(鶴岡市),10:12
車道を歩いて旧参道沿いの湿原へ(鶴岡市),10:13
ウメバチソウ(Parnassia palustris,ユキノシタ科 ウメバチソウ属)
まもなく旧参道の入口,のはず(庄内町),10:16
2枚目:現在地を確認。
なお,前回は,前方左に立つ「傾斜角8%の標識」の4ブロック?手前には
「至 旧参道 六合目 平清水,七合目 合清水」と書かれた板があった。
そして,その向いに,下記の「至 旧参道 御田ヶ原神社」が設置されていた。
これらにより,ここをかつては参道が通っていたことがわかったのだった。
しかし,この画像を見るかぎり,「至 旧参道 六合目 平清水,七合目 合清水」の板は無さそうだ。
そして,下記のように,向い側にあった「至 旧参道 御田ヶ原神社」の案内も見当たらなかった。
もしかすると,両方とも意図的に撤去されたのかも知れない。
2013年08月の様子(2013.08.22,10:50撮影)。
旧参道入口に到着(庄内町),10:17
1枚目:道路の左側には傾斜角8%の標識が立っている。
2枚目:その向いに旧参道の入口がある。
前回同様,草蒸している。
入口の手前にある溝に渡すように大きな石が置かれているが,前回はあの隣に,
ここが旧参道であることを示す案内があった。しかし,今回はまったく見当たらない。
う〜む。
2013年08月の様子(2013.08.22,09:39撮影)。
2012年08月の様子(2012.08.22,11:24撮影)。
2枚目の左端に「至 旧参道 六合目 平清水,七合目 合清水」と書かれた板が写っている。
4年前の旧参道入口(鶴岡市羽黒町/庄内町)
ステップ用に加工された石だが,前回はこのように石の脇に「至 旧参道 御田ヶ原神社」と墨で書かれた板があった。
これが今回は見当たらない。ただし,前々回も見当たらなかったので,またどこかに移動してしまった可能性はある。
2013年08月の様子(2013.08.22,09:39撮影)。
2012年08月の様子(2012.08.22,11:24撮影)。
この時,この板があったかは不明。
旧参道入口(庄内町),10:17
ウツボグサ(Prunella vulgaris var. lilacina,ゴマノハグサ科 ウツボグサ属)
に似た植物。
旧参道へ入る(庄内町),10:18
1枚目:見覚えがある。え〜と何だったか,,。
??()
2枚目:
ムシカリ(=オオカメノキ,Viburnum furcatum,スイカズラ科 ガマズミ属)
の実生?
旧参道入口近く(庄内町),10:18-10:19
1枚目:このコケは
??()
2枚目:
シシガシラ(Blechnum niponicum,シシガシラ科 ヒリュウシダ属)
旧参道を進む(庄内町),10:21
1枚目:最初はコケむした石だらけの坂が続く。
今回は全体が湿っているので滑りやすい。岩だらけなので滑ると怪我をしそうだ。
細心の注意を払って進む。
下に見えるシダは
??()
2枚目:
ゼンマイ(Osmunda japonica,ゼンマイ科 ゼンマイ属)
3,4枚目:このシダは
??()
薄暗いのでピントが合いにくい。
旧参道を進む(庄内町),10:21
花が終った
マイヅルソウ(Maianthemum dilatatum,ユリ科 マイヅルソウ属)
と,,その他色々。
旧参道を進む(庄内町),10:21-10:22
1枚目:このようにハッキリ石段とわかる場所もある。ただし,ここもコケだらけて湿っているの。滑りそうで怖い怖い。
2枚目:現在地を確認。
途中に笹薮に入れそうな場所があった(庄内町),10:22
1,2枚目:カメラを左〜前と振ってパノラマ撮影。
1枚目:左に笹の少ない場所があり,そこに踏跡があった。
前回,笹薮に進入した場所はまだ先のはず,という気がしたので,最初は躊躇した。
が,もしかしたら,現在はここが湿原の入口になっているのかも(少なくとも誰かが通ったはず),と思ってとりあえず入ってみることにした。
2枚目:こちらが旧参道の続き。
薮漕ぎ中(庄内町),10:23
入ってしばらくは楽に進めたが,ほどなく前回同様,濃い笹薮地帯となった。
前回より濃いような気がしたのと,「前回笹薮に進入したのは,もっと先だったはず」
という思いがあったので,もしかしたらルートを間違っているかもと心配になった。
そこで,いったん旧参道へ戻ることにした。
旧参道をさらに進む(庄内町),10:24
前回,薮に入ったのは,たしかもう少し先だったはず。と思いつつ進んだ。
途中に石碑があった(庄内町),10:24-10:25
1枚目:前回はこれに気づいていない。
2枚目:アップで撮影。何がかかれていたか,この画像からは判読できない(注)。
3枚目:現在地を航空写真で確認。
前回は,GPSのポインタが写真に写っている踏跡と一致せず,GPが示す位置と地図がややずれていた。
今回もそうかも知れな(後で調べるとやはりずれていた)。
いずれにしても,前回はこの辺から薮に入ったはずだが,左は灌木ばかりで,薮に入れそうにない。
後で考えると,前回からすでに4年が経っている。笹は毎年生えかわるが,灌木は年々成長して枝を広げるので,
4年も経つと大きくなるので進入しずらくなるはず。これに気づかなかった(下段)。
注:よ〜く見ると,どうやら「南無阿弥陀仏」と彫られているようだ。
2013年08月の様子(2013.08.22,09:51撮影)。
前回の進入口の様子。笹薮と灌木が混在していた。ここから入ったのだが,,。
4年経てば灌木はより大きく成長するはずだ。これに気づかなかった。
反対側にも石碑があった(庄内町),10:26
ということで,途中で引き返したのだが,その途中にも石碑があった。
こちらは旧参道を下ってくる人向けなのか,さきほどの石碑と反対側を向いている。
これもかつては何かが彫ってあったのだろうが,写真を見るかぎり何が彫ってあったか,わからない。
さきほど途中まで進入した場所へ戻って再度進入(庄内町),10:28
2枚目:笹薮の中には灌木が点在している。その脇を通った際,
太くなった灌木の枝が鋸で切断された跡があった。何ケ所があった。
やはりここは人が何度か通った跡のようだ。
途中から薮がかなり濃くなったが,必死になって薮漕ぎをしてなんとか通り抜けることができた。
前方に草原(湿原)が見えた(庄内町),10:29
下段は前回の様子。
こうして比較すると,ほぼ同じ場所に出たように思える。
2013年08月の様子(2013.08.22,09:53撮影)。
Part XVI: | 旧参道沿いの湿原(1) 2017.08.28, 10:30 - 10:49 |