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2016.06.19, Part IX

遊々の森/奥の牧場〜ブナの駅へ(1)

奥の牧場を出てブナの駅へ(八幡平市),12:11
長池(仮称)へ向かうルート入口の向い側に窪地があり,そこにも水がたまっていた。 近付いてみようとしたが,,,。

左足が落ちてしまった(八幡平市),12:11
林道際にはたくさんの潅木や草があったので,その中へ足を降ろそうとしたところ, ズボッ!と足が下へ落ちてしまった。底がない。道路際はかなり深く落ち込んでいるようだ。 危なかった。落ちたのは片足だけなので,手を道路側についてなんとか這い上がることができた。 水際の地面の様子が見えないので,こんなに深い場所とはまったく気付かなかった。恐い恐い。

長池から出てきた場所を再度撮影(八幡平市),12:12

その先にやや広々した池がある(八幡平市),12:13

遊々の森/奥の牧場,林道際に咲く花々(八幡平市),12:13
すでに何度か撮影した花だが,これは アズマギクErigeron thunbergii,キク科 ムカシヨモギ属) ,もしくは, ミヤマアズマギクErigeron thunbergii subsp. glabratu,キク科 ムカシヨモギ属) 。前者の可能性が高い。

広々した池(オヒルムシロの池)が迫る(八幡平市),12:13
2枚目:現在地を確認。


2014年07月の様子(2014.07.06,12:59撮影)。

広々した林道際の池,オヒルムシロの池(八幡平市),12:13-12:14
1,2枚目:林道から少し池側へ入ったところでパノラマ撮影。
ここは水面にたくさんの オヒルムシロPotamogeton natans,ヒルムシロ科 ヒルムシロ属) の葉が浮かんでいるので,前回,オヒルムシロの池(仮称)と命名した。


2014年07月の様子(2014.07.06,13:00撮影)。
こちらは林道側からパノラマ撮影した画像だ。

オヒルムシロの池(八幡平市),12:14-12:16
1枚目:ここで 採集(遊々の森,奥の牧場-20,オヒルムシロの池)
2枚目:導電率は 6 μS/cm(29.3℃)。 水温が高めのわりにはかなり低い値だ。おそらくこれまで測定した中で一番低いはず。 3枚目:pH は 4.87。

オヒルムシロの池(八幡平市),12:16
1〜3枚目:さらに少し奥へ進んだところで,再度,パノラマ撮影。

安比高原 遊々の森,オヒルムシロの池(八幡平市),12:16-12:17
奥に進むと ミツガシワMenyanthes trifoliata,ミツガシワ科 or リンドウ科 ミツガシワ属) が目立つようになった。 1,2枚目:多くはすでに実に変わっていたが,,, 3,4枚目:開花中のものもあった。
奥の牧場の中にある「ミツガシワの池」では,ほぼすべてが実に変わっていたが, ここはまだ花が咲いていた。 「ミツガシワの池」は,広々した場所にあり,日当たりも良いので雪解けが早かったのだろう。 それに対しては,ここは両側が丘になっていて樹林に半分囲まれているので,積雪量が多いか,日当たりの関係で 「ミツガシワの池」より雪解けが遅いのだろう。 それよってこのような差が現れたと考えられる。

オヒルムシロの池(八幡平市),12:17
1,2枚目:パノラマ撮影。 途中にある草地化した場所(2枚目)を挟んで,奥にも池があった。 3枚目:現在地を確認。

安比高原 遊々の森,「オヒルムシロの池」,奥の池(八幡平市),12:18
こちらも水際は ミツガシワMenyanthes trifoliata,ミツガシワ科 or リンドウ科 ミツガシワ属) で囲まれていた。 ただし,ここにはオヒルムシロがない。 とすると,ここはミツガシワの池と呼ぶべきか?

「オヒルムシロの池」,奥の池(八幡平市),12:19-12:20
1枚目:ここで 採集(遊々の森,奥の牧場-20b)
2枚目:導電率は 12 μS/cm(28.4℃)。 意外にも道路側より高い。倍だ。これはどうしてだろう?
3枚目:pHは 4.47。

安比高原 遊々の森,「オヒルムシロの池」,奥の池(八幡平市),12:20
ここの ミツガシワMenyanthes trifoliata,ミツガシワ科 or リンドウ科 ミツガシワ属) は実をつけているのもあるが,これから咲く花もあった。

Part X: 遊々の森/奥の牧場〜ブナの駅へ(2)
2016.06.19, 12:21 - 12:33