荒川左岸河川敷を北へ(長瀞町),13:16
手前の岩と右前方の岩がこれまで何度か撮影している岩だ。
窪みが赤くなっているが,これは
ヘマトコッカス(Haematococcus lacustris)
が増殖した名残りだ。
おそらくシストの状態で今もいるはずだ。
赤味のある窪みを撮影(長瀞町),13:16-13:17
このところ,水がたまっていることがなく,乾いた状態が続いているが・・・。
少し先に赤色に染まった水たまりがあった(長瀞町),13:17
ここはいつもは素通りしている場所だが,,。2枚目の赤色が目についたので採集してみることにした。
荒川左岸河川敷(長瀞町),13:18-13:19
1,2枚目:すでにかなり干上がっているが,まだ水が残っている。
3枚目:撮影位置を変えて再度撮影。
4枚目:ここで
採集(荒川左岸河川敷-01)。
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas sp.),
ペタロモナス(Petalomonas),
小型太陽虫,
ディフルギア(
Difflugia sp.,
アスピディスカ(Aspidisca),
コレプス(Coleps hirtus),
棘毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ヘマトコッカス(Haematococcus lacustris),
ミカヅキモ(
C. acerosum,
ワムシ,
ミジンコ,
ケンミジンコ,
センチュウ,
荒川左岸河川敷(長瀞町),13:19-13:20
1枚目:左にも水たまりがあるが,こちらは赤くない。
大量の藻塊があったが,多くは腐りかけていた。
2枚目:ここでも
採集(荒川左岸河川敷-02)。
観察された生物:
アニソネマ(Anisonema),
小型鞭毛虫数種,
珪藻各種,
小型繊毛虫数種,
タルケイソウ(Melosira),
他の珪藻各種,
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
アオミドロ 2種(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium moniliferum),
ネンジュモ(Anabaena),
カイミジンコ,
少し川側に寄ってパノラマ撮影(長瀞町),13:21
上段の採集ポイントは2枚目。
繰り返すが,ここはいつもの採集ポイントではない。
いつもの採集ポイントは右(北)隣だ。
荒川左岸河川敷(長瀞町),13:21-13:22
ここがいつもの採集ポイント。
前回までは草がほとんど生えていなかったが,この2ヶ月で激変していた。
結局,昨年5月(2013.05.04)とほぼ同じ状態になった。
昨年5月と比べると右側の草が少なめだが。
2014年03月の様子(2014.03.09,13:21-13:22撮影)。
これは横から撮影している。
2014年01月の様子(2014.01.07,12:59撮影)。
2013年05月の様子(2013.05.04,12:57-12:58撮影)。
荒川左岸河川敷(長瀞町),13:22
昨年同様,
オオカワヂシャ(Veronica anagallis-aquatica)
が目立った。
2013年05月の様子(2013.05.04,12:58撮影)。
荒川左岸河川敷(長瀞町),13:23
オオカワヂシャ(Veronica anagallis-aquatica)
に混じって背の低い黄色い花も咲いていた。
これはおそらく
オランダガラシ(クレソン,Sisymbrium officinale,アブラナ科 オランダガラシ属)
荒川左岸河川敷(長瀞町),13:24
これはタデの仲間?のようなそうでないようだ。
??()
荒川左岸河川敷(長瀞町),13:24-13:25
1,2枚目:末端部にある流れの淀んだ場所で
採集(荒川左岸河川敷-03)。
観察された生物:
小型繊毛虫数種,
トリボネマ(Tribonema),
珪藻各種,
アオミドロ (Spirogyra)多数,
ミジンコ,
荒川左岸河川敷を北へ(長瀞町),13:26-13:27
この2ヶ月で周囲の様子が一変していた。今日はとくにすがすがしい。
2014年03月の様子(2014.03.09,13:23-13:24撮影)。
荒川左岸河川敷を北へ(長瀞町),13:27
Part III: | 荒川左岸河川敷(2) 2014.05.11, 13:28 - 13:36 |