谷地沼(谷地沼親水ふるさと公園)(前橋市),10:24
石碑のようなものには「江木町谷地沼親水ふるさと公園管理規則」というタイトルが付いていた。
公園の名前や由来を石碑にしたものは多いが,このような管理規則を石碑?にしたのは珍しい。
「平成四年三月吉日」とあるのでもう20年以上前だ。
谷地沼,南西端からの眺め(前橋市),10:25
1枚目:遠くに国道17号バイパス 上武道路が見える。
谷地沼,南東端にある案内板(前橋市),10:26
タイトルは「〜やすらぎとうるおいの谷地沼〜」。右の地図に「谷地沼親水ふるさと公園」の名前がある。
公園を出て上武道路へ(前橋市),10:27
沼の南東端から先は4方向に道が分かれている。ここでは左から2番目の道へ入る。
上武道路へ(前橋市),10:27
住宅地内の狭い道路を北北東へ進む。
上武道路へ(前橋市),10:28
住宅地を抜けると前方に上武道路が見える。
上武道路の前でパノラマ撮影(前橋市),10:29
右(3枚目)に上武道路の下を通る地下道がある。
あそこを通って上武道路の東側へ。
江木1号地下道を通る(前橋市),10:29
この辺の上武道路の下を通る場所には,すべてこのように名前を書いたプレートが貼られていた。わかりやすい。
江木1号地下道を出たところで再びパノラマ撮影(前橋市),10:31
この後,ここを左折したのだが,それは予定していたのと違っていた。
まず,前方の道(2枚目)の東側は「ローズタウン住宅団地東地区」(さきほど西地区を通った)というのだが,
その東側に「調整池」がある。航空写真を見るとそこが公園化されていて池や木道?らしきものが写っている。
なので出発前はそこへも立寄ろうと考えていたのだが,この時はそれをすっかり忘れていた。
2つめは,これも当初の予定では左ではなく前の道路を直進してそれが右へカーブしていく途中で脇道に入り,
北にある赤城病院の東側を通ってその先にある大日沼へ向うつもりだった。
しかし,この時は「ここはとにかく北へ向へばよい。それには左折だ」としか考えが浮かばなかった。
事前のイメージトレーニングが十分でなかった結果といえる。
上武道路に沿って北西へ進む(前橋市),10:31
右は商業地区のようだ。
上武道路に沿って北西へ進む(前橋市),10:32
2,3枚目:商業地区の北側はほぼ更地の状態だが,未舗装の道路だけができてる。
更地の先に2階建ての建物が3棟集まった場所があるが,あそこが赤城病院だろう。
上記のように,当初の予定ではあの病院の東側を通るはずだった(この時はそれに気づいていなかった)。
ゆるい坂を上がる,前方に歩道橋が見えた(前橋市),10:33
坂を上がったところでパノラマ撮影(前橋市),10:33-10:34
1,2枚目:ここでようやく道を間違ったことに気づく。
左は上武道路を斜めに横断する道路。その先に上武道路を横断するための歩道橋がある。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
これはFieldAccess HDの画面だが,使用しているのは国土地理院の地図。
これには赤城病院の北にあるはずの「大日沼」が描かれていない(この時はそれに気づかなかったが)。
いずれにしても,これを見て,これまで北へ向っているつもりだったのが,そうではなく北西に進んでしまったことに気づいた。
これでは大日沼から離れてしまう。やや焦った。
この後は,FieldAccess HDの地図ではなくMapFan+のより新しい地図を見ながら大日沼へ向った。
Uターンして坂を少し下る(前橋市),10:37
前の道路が今通ってきた道だ。これから江木1号地下道まで戻るのでは大変だ。
そこで,ここを左折してジグザグに進んで大日沼を目指すことにした。
建設会社の脇を北へ(前橋市),10:37
カラフルなショベルカーが並んでいた。
右折した後,前方を左折,そしてまた右折する(前橋市),10:38
1枚目の左(北)側に青々とした畑が広がっているが,地図によると北側は「群馬県農業技術センター前橋研究拠点」の敷地内になっている。
使われていないエリアを一般の農家が利用しているのか,それともここでも農業技術センターがなにかの試験研究を行っているのだろうか?
周囲の住宅や工場と比べて左の農地は一段低くなっている。この理由は何だろう?
左折して,次に右折する際の様子(前橋市),10:39
左側が「ビハーラ寿苑 居宅介護支援センター」で右が「赤城病院」(の裏側)。
赤城病院の前で左に折れる(前橋市),10:40
左折した後は「ビハーラ寿苑」の角で右に折れる。
前方の建物は赤城病院の裏側だが,最初は病院だとは気づかなかった。
後で調べると,赤城病院は心療内科・精神科が専門の病院だった。普通よく見かける総合病院ではないので病院らしく見えなかったのだろう。
右に折れた後の様子,「ビハーラ寿苑」に沿って左に折れる(前橋市),10:41
X字型の交差点に出た(前橋市),10:41
ここは前方右の狭い道へ進む。
大日沼に着いた(前橋市富田町),10:43
1,2枚目:沼の南西端からパノラマ撮影。
上記のように,ここはFieldAccess HDが使用している国土地理院の地図には描かれていない(注1)。
ということは比較的新しい沼(溜池)なのだろうか?
もしかするとそうかも知れない。
いずれにしても沼の周囲は柵で囲まれ,岸辺は護岸されて深く落ち込んでいる。当然ながら採集不可。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
このように,MapFan+の地図にはしっかり沼が描かれている。
「前橋市 大日沼」で検索しても大日沼そのものはヒットしなかった。
しかし,2007年末の東京新聞の記事にコイのヘルペスウイルス関連のニュースとして,
前橋市富田町にある「上大日沼」がコイ持ち出し禁止水域に指定されたという表現があった。
「上大日沼」と「大日沼」はどう関連するのだろう?
もしかすると2007年以降,コイのヘルペスウイルスに汚染されたため「上大日沼」は撤去というか埋め立てられたのかも知れない。
その後,新たにここに「大日沼」として養殖池(注2)が造られた,と推察できる。
国土地理院の地図に描かれていなかったのは,地図を作成した当時はここには沼がなかったからだろう。
そして,より新しい情報に基づくMapFan+の地図には,新しくできた大日沼が描かれていた,ということか。
もしそうならば,国土地理院の地図には「上大日沼」が別の場所に描かれあってもいいように思うが,
それらしい場所は見つからない。う〜む。
2枚目:右(沼の南縁沿い)に写っているものは,養殖池と思ってみるとそれに関連する設備らしく見えてくる。
手前には両側に水車のように羽が着いた装置がある。あれで水をかき混ぜて水の酸素濃度を上げるのだろう。
その奥の小屋は餌撒き用?
注1:FieldAccess HDが表示する国土地理院の地図には描かれていないが,航空写真にはしっかり写っている。
航空写真の方はより新しいのだろう。
注2:後でも出てくるが,この周辺には溜池以外に養殖池も多くあった。
Part IV: | 大日沼〜新沼親水公園〜上毛電鉄 江木駅〜心臓血管センター前 2013.03.30, 10:43 - 11:02 |