弥陀ヶ原の東側に広がるなだらかな斜面(庄内町),10:33
ここは左右の斜面に沿って踏跡が続いている。
左側は2年前(2010.08.28),
右側は3年前(2009.08.26)に歩いたことがある。
左側には池塘があるが,右側にはなかった。
2011年07月の様子(2011.07.18,10:28撮影)。
弥陀ヶ原の東側に広がるなだらかな斜面(庄内町),10:34
上と同じ位置から一部を望遠撮影。
2枚目:黄色い花はニッコウキスゲ(ゼンテイカ,Hemerocallis middendorffii var. esculenta)のようだ。
弥陀ヶ原の東側に広がるなだらかな斜面(庄内町),10:34-10:35
1枚目:右側の斜面の先にはいまも雪渓が残っている。
2枚目:空の一部には青空があるのだが,,。次第に青空の面積が少なくなってきた。
さきほどまで山頂付近にあった雲が徐々に降りて来ているようだ。
弥陀ヶ原の東側に広がるなだらかな斜面(庄内町),10:35-10:36
立ち去る前に今度は空に焦点を合わせてパノラマ撮影。
弥陀ヶ原を周回する木道へ戻る,前方のT字路を左折(庄内町),10:37
これから前方のT字路を左折するが,右に十名前後のグループがいる。
自然観察ガイドらしき人がいて周囲の様子を説明していた。
ネットで検索すると「弥陀ヶ原湿原散策ガイド」ないし「周遊カイド」などの言葉がヒットした。
いつ頃から始まったか不明だが,月山でこういったガイドに出会ったのは始めて(かも)。
このすぐ後,左(南)からも別のガイド付グループがやってきた。同じ団体なのだろう。
東側の木道を南へ進む(
弥陀ヶ原,庄内町),10:37
途中にある潅木地帯を通過。やや登り坂。
ここで右に折れ,南側の木道を西へ向かう(
弥陀ヶ原,庄内町,現在位置),10:38
2011年07月の様子(2011.07.18,10:42撮影)。
2010年08月の様子(2010.08.28,10:41撮影)。
2009年08月の様子(2009.08.26,10:45撮影)。
2006年08月の様子(2006.08.03,10:16撮影)。
右折した後の様子(庄内町),10:38
1枚目:左前方に「弥陀ヶ原湿原」の案内板がある。
3年前(2009.8.26)までは,ここに池塘の案内板があった
2011年07月の様子(2011.07.18,10:42撮影)。
2010年08月の様子(2010.08.28,10:41撮影)。
2009年08月の様子(2009.8.26,10:45-10:46撮影)。
GPSを確認(庄内町),10:39-10:40
1枚目:地図上の位置を確認。地図からは標高 1460 m余と読める。
この地図には,この先にある「月山天然記念物」と書かれた標柱の近くから南へ伸びる遊歩道が描いてある(注)。
残念ながらそのルートは現在は通れない(後出)。
2枚目:高度計は 1458 mを示している。ほぼ同じだ。
注:
現在の国土地理院の地図には,この後歩いた八合目に至る月山旧参道は描かかれていないが,このルートはしっかり描いてある。
ということは,このルートは比較的最近まで歩かれていたのではないだろうか?
少なくともロープ柵が張られる以前は歩くことができたはずだ。
ルート沿いにも池塘が点在しているので,できれば歩いてみたいのだが・・・。
弥陀ヶ原,南側の木道を西へ(庄内町),10:40
2011年07月の様子(2011.07.18,10:43撮影)。
弥陀ヶ原,南側の木道を西へ(庄内町),10:41
ここは木道の両側にやや大きな池塘がある。
とくに左は木道の下まで広がっている。ので左側の池塘で採集した。
が,この後,月山旧参道沿いの湿原で採集する際,サンプリングチューブが足りなくなったので,
このサンプルを廃棄して,チュープを月山旧参道沿いの湿原のサンプル用として使用した。
よって今回はここのサンプルは無し。
弥陀ヶ原,南側の木道を西へ(庄内町),10:41-10:42
既述したように,池塘の先,左前方には「月山天然記念物」と書かれた標柱がある。
弥陀ヶ原,南側の木道を西へ(庄内町),10:42
この辺はキンコウカ(Narthecium asiaticum)がかなりたくさん咲いている。
曇っているのでくっきりした絵にならない。
「月山天然記念物」と書かれた標柱へ向う木道(庄内町),10:43
1枚目:画像でわかるように,標柱の右脇に南(頂上方向)へ向って潅木地帯が続いている。
あそこにがかつてのルート(踏跡)のはずだ。
人が歩くことで周辺が乾燥し,ルート沿いに潅木が育ったと思われる。
この後歩いた月山旧参道は,それがより著しかった。
長い間(おそらく1000年以上)歩かれた旧参道は,泥炭層がすべて流出し月山の岩肌が露出していた。
そして,参道の両側には潅木が人の背丈よりも高く成長していた。
2枚目:2011年07月の様子(2011.07.18,10:48撮影)。
2011年07月の様子(2011.07.18,10:49撮影)。
弥陀ヶ原,南側の木道を西へ(庄内町),10:43
ここは木道の両側にたくさんの池塘がある場所。
2011年07月の様子(2011.07.18,10:50撮影)。
2010年08月の様子(2010.08.28,10:50撮影)。
この辺の木道は池塘の上に敷設されている(庄内町),10:44
弥陀ヶ原,南側の木道を西へ(庄内町),10:44
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata)とミヤマホタルイ(Scirpus hondoensis)?が群生する池塘。
Part XIII: | 南側の木道〜西側の木道 2012.08.22, 10:45 - 10:56 |