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2012.08.11, Part IX

矢ノ原湿原(2)

矢ノ原湿原(昭和村),14:26
1〜3枚目:パノラマ撮影。 西へ進んできた遊歩道は,この辺から右へカーブしていく。 既述したように,案内図,および,国土地理院の地図によれば, この辺から200mほど西側に小さな湿原(ないし沼)があるはず。 しかし,どこにもそこへ到達できそうな場所(分岐)はない。道標も見当たらない。

矢ノ原湿原(昭和村),14:27
遊歩道脇の木が,根元が押しつぶされたようにして倒れていた。 これは何が原因だったのだろう?なんとなく不思議。 中心部が腐って弱っていたところに強風が吹いて押し倒されたのだろうか?

矢ノ原湿原(昭和村),14:28
一番奥まった場所から東側をパノラマ撮影。 この付近では前回も撮影している(下段)。 ただし,今回は少し南側から北東向き, 前回は北側から南東向きに撮影しているので,向かいにある山の形が異なる。


2010年06月の様子(2010.06.13,15:03撮影)。

矢ノ原湿原(昭和村),14:29
奥のミツガシワMenyanthes trifoliata) の付近には水があったが,遊歩道から遠く離れているので近付けない。

矢ノ原湿原(昭和村),14:31
上とほぼ同じ位置から湿原方向をパノラマ撮影。 中央付近に水面が見える。手前のミズガシワMenyanthes trifoliata)はまだ青さが残っているが, 水面の先にあるミツガシワはほぼ枯れている。

矢ノ原湿原(昭和村),14:32
2番目の谷津部分を過ぎてふたたび北へ向かって進む。

矢ノ原湿原(昭和村),14:33
1,2枚目:途中にあるかなり古い標柱。前回も撮影した(下段)。


2010年06月の様子(2010.06.13,15:00撮影)。
この時は,「あなたが来たあと□,いつもきれい□□」と読めた。

矢ノ原湿原(昭和村),14:33
古い標柱の左側に湿原(ないし沼?)へ近付く踏跡があった。

矢ノ原湿原(昭和村),14:34
1〜3枚目:沼岸に近付いたところでパノラマ撮影。 手前にミツガシワが群生しているが,ここは岸辺近くまで水があった。

矢ノ原湿原(昭和村),14:35
前日新しく造り直したばかりのカップ付き指示棒で 採集(矢ノ原湿原-2)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas abrupta), エントシフォン(Entosiphon sulcatum), スポンゴモナス(Spongomonas intestinum), クラスルリナ(Clathrulina elegans), 小型太陽虫, 小型アメーバ, ディフルギア( Difflugia pyriformis?), Lesquereusia, ユーグリファ(Euglypha), デキシオトリカ(Dexiotricha sp.), マルロモナス(Mallomonas), 珪藻各種, グロエオモナス(Gloeomonas sp.), イカダモ(Scenedesmus), アステロコッカス(Asterococcus superbus), ミカヅキモ( Closterium cynthia), C. dianaeC. ralfsiiC. toxon), ツヅミモ( Cosmarium contractum), ホシガタモ( Staurastrum brachiatumS. connatumS. inflexum?, S. johnsoniiに似るが頂部が台形状に盛り上がる, Staurastrum sp.), イボマタモ( E. exile ?), ワムシ, ケンミジンコ,

矢ノ原湿原(昭和村),14:37
湿原(ないし沼)の北側に近付くにつれ水面より高い位置を歩くようになる。

矢ノ原湿原,西側の遊歩道を北へ(昭和村),14:38
次第に高さが増す。

矢ノ原湿原,西側の遊歩道を北へ(昭和村),14:39

矢ノ原湿原,西側の遊歩道を北へ(昭和村),14:40

矢ノ原湿原,西側の遊歩道を北へ(昭和村),14:41
徐々に下り坂となり,ふたたび水面に近付く。

Part X: 矢ノ原湿原(3)
2012.08.11, 14:41 - 14:53