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2009.08.25, Part IV

いろは沼〜地蔵山・熊野岳登山道分岐〜いろは沼〜観松平

いろは沼(上山市),11:55-11:56
1,2枚目:前方に湿原南端の休憩所が見えてきた。パノラマ撮影。 手前右に大きな池塘がある。 水面はあるが,全体が草で覆われている。 下段は昨年(2008.7.13)の様子。 この時は水面から顔を出している草(ホタルイ?)はごくわずか。


2008.7.13,11:00撮影

いろは沼(上山市),11:56
1枚目:木道から一番近い場所で採集(いろは沼-4)。 2枚目:昨年(2008.7.13,11:01)もほぼ同じ場所で採集した。

いろは沼(上山市),11:57-11:58
1枚目:休憩所を過ぎるとほどなく湿原を出る。 2枚目:休憩所への分岐近くにあった案内板。 「H19.9月,台風9号で湿原が埋まりました。 湿原保全のためH20.5月に表面の土砂を撤去しました。 山形県みどり自然課,村山総合支庁環境課,蔵王パークボランティア」 昨年(2008.7.13,11:01)訪れた際には気づかなかった。 画像の左下には「H20.8月 シロバナトウウチソウ」という文字も記してある。 ということは私が昨年訪れた後で,この案内板の写真が作られたことになる。 3枚目:これは昨年(2008.7.13,11:01),同じ位置を撮影したもの。 この時にも同じような案内板が写っている。ということは,案内板は昨年8月以降に更新されたことになる。。。

いろは沼を出て地蔵山・熊野岳へ向う登山道へ(上山市),11:58
これまでは休憩所の手前でUターンしていたが,今回は木道の先まで少し足を伸ばしてみることにした。

地蔵山・熊野岳へ向う登山道を南東へ(上山市),12:00-12:01
ヨツバヒヨドリEupatorium chinense subsp. sachalinense)の花の密を吸う アサギマダラParantica sita)。
登山道に入ると周囲にはたくさんのアサギマダラが飛び交っていた。 そのうちの一匹が道端のヨツバヒヨドリに止まり密を吸い出した。 おどかさないようにカメラをゆっくりと近付けながら撮影。 4〜7枚目はスーパーマクロで撮影。7枚目は残念ながらピンぼけしてしまったが他はまあまあ。


ワサ小屋跡・熊野岳分岐を右へ(上山市),12:02
ほどなくT字路が現れた。左はワサ小屋跡・熊野岳方面へ向う登山道らしい。 右前方に見晴らしのよさそうな場所があるので,とりあえず右へ進んでみた。

その先にあるのが地蔵山・熊野岳分岐(上山市),12:02-12:03
1枚目:すると前方に大きな案内板があり,その前に木製の椅子があった。 そこでは60〜70歳台?と思われる一人の女性がいた。地元の人らしい。 話を聞くと,熊野岳から歩いてここまで来て休んでいるところだという。 2枚目:案内板を正面から撮影。 「蔵王国定公園蔵王温泉熊野岳循環線歩道案内図」。 この案内板の図と国土地理院の地図が合わない(注)。

注:案内図では,一番下に蔵王林道という青い線が描いてある。そして,これとは別に,その少し上に薄黄色の線で 「蔵王温泉熊野岳循環線歩道」が描かれ,これが右端でザンゲ坂を上がってくる別ルートと合流して熊野岳へ向うように描いてある。 しかし,国土地理院の地図では,この辺には循環線歩道は描かれておらず,地蔵山に近付いたところで蔵王林道から分岐する形で 登山道(循環線歩道?)が描いてある。 これまで見てきたように, いろは沼からの登山道は前出の「ワサ小屋跡・熊野岳分岐」とこの「蔵王林道」との交差点の2ケ所で分岐していた。 よって,ここにある循環線歩道案内図の方が正しいのは確か。 何故,国土地理院の地図が違っているのかは不明。 また,国土地理院の地図にはいろは沼の木道の両端から東へ突き出した形の遊歩道が描いてあるが, 逆に,これは実際には存在しない(廃道?)。

地蔵山・熊野岳分岐,蔵王林道経由?(上山市),12:03
1〜4枚目:案内板の前に立って,左〜前〜右をパノラマ撮影。 1枚目:案内板によると,こちらが蔵王林道。 2,3枚目:案内板の向い側。熊野岳(2枚目)から西に向ってなだらかな稜線が続いている。 手前には「土砂流出防備保安林」の案内板と, 「←地蔵山・熊野岳,(右側は読めない)」と書かれた道標がある。 4枚目:蔵王林道の西側。 どういう訳か立入り禁止のロープが張られている。 そこには「これより先,登山道ではありません。立入らないで下さい。山形森林管理署」と書かれた案内が。 地図によるとこの先で車道とつながっているはずだが,現在はなんらかの理由で廃道になっているようだ。

いろは沼へ戻る(上山市),12:07
ムシカリViburnum furcatum)。 すでに実は赤く色付いている。 先日(2009.8.17)訪れた志賀高原(標高1900m付近)では, まだ色付き始めたばかりだったが・・・。 ここの標高は1450m程で志賀高原より低いが,1週間経ったのと,ここは東北なので, その分,色付くのも早いのだろう。

いろは沼へ戻る(上山市),12:09

いろは沼(上山市),12:09
1〜3枚目:パノラマ撮影。 湿原の中央部付近を移動中。

いろは沼,この池塘はほぼ干上がっている(上山市),12:10
1,2枚目:往路でも撮影したが反対方向からもう一度。 下段は昨年の様子。


2008.7.13,10:58撮影

いろは沼・観松平分岐から観松平遊歩道へ(上山市),12:13
湿原を出た後,いろは沼・観松平分岐を左折して観松平の周回コースに入った。 分岐付近の様子を撮影したかったが,道標の近くにあるベンチに人がいたので撮影できなかった。 やむなく人が写らないよう観松平の周回コース方向を向いて撮影。

観松平,双龍の松(上山市),12:14
周回路に入ると,このような名前が書いてある標柱付きの松が次々と現れる。 ここは標柱の両側にやや大きな松がある。道端からだと近すぎて一枚の画像からははみ出してしまう。

観松平,丹頂の松(上山市),12:15
丹頂鶴が嘴を高く上げて鳴いている時の姿に似ている,ということだろう。

観松平(上山市),12:15
途中から坂を下っていく。

Part V: 観松平(ひょうたん沼〜天竜の松〜黒姫山展望台分岐)
2009.08.25, 12:16 - 12:35