駒止湿原 大谷地(昭和村),11:21-11:22
近くに咲いていた赤と紫のショウジョウバカマ(Heloniopsis orientalis)。
駒止湿原 大谷地(昭和村),11:22
これはワタスゲ(Eriophorum vaginatum)?
3枚目:自動なので,うまくピントが合わない。
駒止湿原 大谷地(昭和村),11:23
2,3枚目:コバイケイソウ(Veratrum stamineum)?
これはあちこちに生えていた。
駒止湿原 大谷地(昭和村),11:24
ショウジョウバカマ(Heloniopsis orientalis)。
これもいたるところに咲いていた。
駒止湿原 大谷地(昭和村),11:24-11:25
ミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)
2枚目:その近くで
採集(駒止湿原-3)。
ここも上と同じで,有殻アメーバが多少いた程度。一種類だけミカヅキモがいたのが異なっている。
観察された生物:
アミカムリ(Nebela)の一種?,
Argynnia,
Lesquereusia or other genus ?,
ユーグリファ(Euglypha brachiata),
小型珪藻各種,
ミカヅキモ(
Closterium pronum?),
ハタヒモ(Netrium digitus),
センチュウ,
駒止湿原 大谷地(昭和村),11:25-11:26
1枚目:ショウジョウバカマ(Heloniopsis orientalis)。
2枚目:ここでも
採集(駒止湿原-4)。
ハタヒモ(Netrium digitus)がいたが,他にめぼしい原生生物はいない。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
小型繊毛虫数種,
サヤミドロ(Oedogonium),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ワムシ,
カイミジンコ,
駒止湿原 大谷地(昭和村),11:27
駒止湿原 大谷地(昭和村),11:28
前方に木立が見えてきたが,あそこが木道の終点(大谷地の北端)。
駒止湿原 大谷地(昭和村),11:29-11:31
終点が近付くと木道に沿った水路(注1)が現れる。水路にはたくさんの
ミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)が咲いていた。
2枚目:水路の底には水草とともに藻塊が目立っていた。
3枚目:その近くで
採集(駒止湿原-5)。
水路なので池塘ほどの原生生物は期待できないが・・・。
と思ったが,意外にも大谷地ではここが一番原生生物の種類が多かった(注2)。
観察された生物(5/22):
珪藻各種,
アミカムリ(Nebela tincta?),
ツリガネムシ(Vorticella)
ゲミネルラ(Geminella),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ3種(
Closterium gracile,
C. striolatum,
C. ralfsii),
ハタヒモ(Netrium digitus),
タテブエモ(Penium polymorphum),
ネジモ(Spirotaenia condensata),
ソコミジンコ,
観察された生物(5/26):
レンバディオン(Lembadion lucens),
ツリガネムシ(Vorticella)
注1:これらの水路は駒止湿原から北西へ向って流れる焼山沢の源流にあたるらしい。
注2:池塘がある湿原だと木道脇の水たまりにも結構な数の原生生物がいることが多いが,この駒止湿原には池塘と呼べるものは見当たらない。
そのためか,上記のように,大谷地の入口近くの木道脇の水たまりには原生生物はほとんどいない。
一方,水流のある場所だと浮遊性の原生生物は流されてしまうので,通常,原生生物の種類は限られるが,
それでもここでは水路の方が数が多かった。
ここ(大谷地)の入口近くは何か他の理由で原生生物が少ないのかも知れない。。。
駒止湿原 大谷地を出る(昭和村),11:32-11:33
1,2枚目:湿原を出る。3枚目:クマ出没注意の案内。
4枚目:木立を抜けるとその先を農道が横切っている。ここで左折。
Part III: | 駒止湿原 白樺谷地〜水無谷地 2007.05.21, 11:34 - 11:56 |