大峰沼,13:13-13:14
木道は途中いったん途切れてすぐに次の木道がある(はず)。
1枚目:最初は板を縦に並べただけの木道だが,2枚目:途中から少し坂になるため,横に滑り止めの角材がついた木道に変わる。
大峰沼,13:14
木道から沼を撮影。
大峰沼,13:15-13:17
1枚目:2番目の木道の端は岩場になっている。その先に3番目の木道がある。
3枚目:3番目の木道。4枚目:木道を出ると,沼の東側の遊歩道を北くに向って歩くことになる。
大峰沼,13:17-13:19
ここで採集(大峰沼 No. 4)。
観察された生物:
ラッパムシ(Stentor),
小型繊毛虫数種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ミジンコ,
ワムシ,
ここも日陰で落ち葉が厚く堆積している。前に出てきた沼の東側のサンプル(No. 1, 2)と同様,こういった場所は原生生物の数は少ない。
大峰沼,13:20
沼の東側の遊歩道。この辺の岸辺は深く落ち込んでいるので,採集には不適。
大峰沼,13:21-13:22
1枚目:前方に若干遠浅になっている岸辺が見えてきた。
2枚目:途中にあった道標。
3枚目:振り返って撮影(南向き)。画面右に「大峰山登山口」の案内板がある。
大峰沼,13:22-13:23
日当たりの良い岸辺に出た(いつもガイドで位置確認)。
前回採集した際(2003.9.14)にたくさんの原生生物がいた場所はこの少し先だったはずだが,
ここも良さそうなので採集することにした。
大峰沼,13:23-13:28
岸辺に近寄り,採集(大峰沼 No. 5)。
観察された生物(No. 5-1):
マルウズオビムシ(Peridinium),
シヌラ(Synura),
ディフルギア(Difflugia),
Lesquereusia,
ラッパムシ2種(Stentor),
ミドリゾウリムシ(P. bursaria),
小型繊毛虫数種,
ヌサガタケイソウ(Tabellaria),
他の珪藻各種,
イトクズモ(Ankistrodesmus),
Coelastrum reticulatum,
Dictyosphaerium,
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(Closterium),
ツヅミモ(
C. pseudarctoum,
C. quadrifarium,
C. pseudopyramidatum,
C. pyramidatum,
C. pseudoexiguum,
C. obsoletum),
ホシガタモ(S. iotanum),
イボマタモ(
Euastrum didelta),
E. gnathophorum),
Euastrum sp.
),
ハタヒモ(Netrium digitus),
アオコ(Microcystis),
ユレモ(Oscillatoria),
ワムシ,
観察された生物(6/5):
アオミドロ(Spirogyra),
観察された生物(6/7):
ロクソフィルム(L. meleagris),
観察された生物(No. 5-2):
マルウズオビムシ(Peridinium),
クリプトモナス(Cryptomonas),
トゲフセツボカムリ(Centropyxis),
ディフルギア3種(Difflugia),
ラッパムシ(Stentor),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
イカダモ(Scenedesmus),
Gloeocystis,
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
ツヅミモ(
C. obsoletum,
C. pseudopyramidatum,
C. zonatum,
Cosmarium sp.),
イボマタモ(
Euastrum gnathophorum),
観察された生物(6/5):
ミカヅキモ(
C. dianae),
観察された生物(6/7):
ディフルギア(
D. claviformis),
ウロレプタス(Uroleptus),
アオミドロ(Spirogyra),
コウガイチリモ(
P. minutum),
ミカヅキモ(
C. cynthia),
イボマタモ(
E. sinuosum),
観察された生物(No. 5-3):
シヌラ(Synura),
トゲフセツボカムリ(Centropyxis),
ディフルギア(
Difflugia oblonga,
Difflugia),
アミカムリ(Nebela collaris ?),
トリネマ(Trinema),
トラケリウス(Trachelius)
コレプス(Coleps),
レンバディオン(Lembadion),
ディレプタス(Dileptus),
下毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
シヌラ(Synura),
マルロモナス(Mallomonas),
タルケイソウ(Melosira),
ヌサガタケイソウ(Tabellaria),
他の珪藻各種,
イカダモ(S. acuminatus),
Coelastrum reticulatum,
Monoraphidium contortum,
Quadrigula,
Westella,
Kirchneriella,
Tetrallantos,
Elakatothrix,
Gloeocystis,
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
コウガイチリモ(
P. trabecula ?),
ミカヅキモ2種(
Closterium sp.),
ツヅミモ(
C. pseudarctoum,
C. pachydermum,
C. obsoletum),
C. pseudopyramidatum,
ホシガタモ(
S. iotanum,
ゴナトチゴン(Gonatozygon),
Sphaerozosma,
ワムシ(Monommata sp.),
観察された生物(6/7):
ラッパムシ2種(Stentor),
ウロレプタス(Uroleptus),
ディセマトストマ(Disematostoma),
レンバディオン(Lembadion),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
アオコ(Microcystis),
ここは,前回(2003.9.14)採集した際に,たくさんの原生生物がいた場所(次頁)の すぐ隣で,岸辺が浅瀬になっていて,日当たりがよいという点で共通している。 そのため,上記のように,たくさんの原生生物が観察できた。 その多くは,前回観察したものと同じで,3年たっても基本的には安定した生態系が維持されているようだ。 例: C. obsoletum var. obsoletum & var. sitvense, C. pseudopyramidatum, S. iotanum,
Part V: | 大峰沼 Part III 2006.05.25, 13:29 - 13:42 |