一関市
厳美渓
Part II: 天工橋下流側〜天工橋
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採集日:2012.10.07 ウオッちず で位置確認

厳美渓(一関市),09:32-09:33
上と同じ位置で,周囲をパノラマ撮影。 岩盤の上には白い泥が。また,水路になっている大きな窪みの水はどれも白く濁っている。
1枚目:道路側。降りて来た階段が見える。 2枚目:画面左,道路沿いを流れる水路際のやや盛り上がった場所に小さな窪みがある。 画面右,さらに一段高い位置に楕円形の水たまりがある。あそこはこれまでに何度も採集している場所だ。 3枚目:画面左端,水路になっている窪みより高い位置にあきらかにポットホール(甌穴,おうけつ)と思われる 小さな深い窪みがある。 あそこも何度か採集している場所だ。

厳美渓,道路沿いを流れる水路際のやや盛り上がった場所(一関市),09:33
1枚目:画面左,一番高い位置に小さな穴がある。ここは今まで採集したことがなかった,かも。 以下のように,水深が浅いので雨の少ない時期には干上がっていた可能性が高い。 画面右,一段下がったところに,やや大きな水たまりがある。 2枚目:右側の斜面の途中に楕円形の浅い水たまりがある。既述したように,あそこはこれまで何度も採集した場所だ。

厳美渓(一関市),09:33-09:34
まずは一番左にある小さな水たまりで 採集(厳美渓-03)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 小型鞭毛虫数種, ハルテリア(Halteria), ヘマトコッカス(Haematococcus lacustris), サヤミドロ(Oedogonium), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ホシガタモ( Staurastrum forficulatumS. hirsutum), クロオコッカス(Chroococcus sp.),

厳美渓(一関市),09:34-09:35
次に,その右隣,一段下がった場所にある水たまりで 採集(厳美渓-04)。 この辺は道路側から流れた泥水の流路から外れているので,従来通りの様子を保っている。
観察された生物: ハルテリア(Halteria), 珪藻各種, サヤミドロ(Oedogonium), ミカヅキモ( Closterium lunula), アワセオオギ(Micrasterias apiculata), ワムシ, カイミジンコ,

厳美渓(一関市),09:36
さらに右へ移動して,流路の左上にある楕円形の水たまりへ。 水路になっている右側の大きな水たまりはどれも白く濁っている。


2012年07月の様子(2012.07.28,09:35撮影)。

厳美渓(一関市),09:36
一段高い位置にある楕円形の水たまりで 採集(厳美渓-05)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas sp.), 小型鞭毛虫数種, 未同定の繊毛虫, 小型繊毛虫数種, ヒビミドロ(Ulothrix), ミクロスポラ(Microspora), サヤミドロ(Oedogonium), ホシミドロ(Zygnema), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ホシガタモ( Staurastrum hirsutum), ワムシ,


1枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:36撮影)。 2枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:32撮影)。 この時は乾き切っていたので採集せず。 3枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:33撮影)。

厳美渓(一関市),09:37
上の近く,岩盤の高い位置から水路になっている場所を撮影。前回(下段)とはだいぶ様子が異なる。 2枚目:足下にある丸く空いた穴。 既述したが,これはあきらかにポットホール(甌穴,おうけつ)だ。


2012年07月の様子(2012.07.28,09:37-09:38撮影)。

厳美渓,あきらかにポットホール(甌穴,おうけつ)といえる小さな穴(一関市),09:38-09:39
1枚目:上段と同じ斜面の上側から撮影。 ここからでは前のめりに倒れてしまいそうなので,反対側(低い側)から近付いて採集することにした。 2枚目:反対側(下側)から再度撮影。 3枚目:カメラを近付いて撮影。 前回(2012.07.28)は中にザリガニの死体があったが,姿が消えていた。 4枚目:ここで採集(厳美渓-06)。 これまで同様,緑色の小さな粒々がたくさん含まれていた。 おそらく前回と同じ ミドリムシ(Euglena spirogyra) だろう。 翌日以降の観察では,予想通り, ミドリムシ(Euglena spirogyra) がたくさん観察できた。 また,今回は ユードリナ(Eudorina) の姿もあった。前回までは観察できなかった種類だ。
観察された生物: ミドリムシ(Euglena spirogyra)多数, 小型鞭毛虫数種, Lesquereusia, ユードリナ(Eudorina), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ツヅミモ( Cosmarium obsoletumCosmarium sp.), ワムシ, カイミジンコ,


1枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:38撮影)。 2枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:35撮影)。

厳美渓,大きな水たまりの右側へ戻る(一関市),09:40
1〜3枚目:パノラマ撮影。 1枚目:左はさきほど採集した大きな水たまりの右側にあるやや小さめの水たまり。 2枚目:川岸に近付くと,そのさらに右,ロープ際にも小さな細長い水たまりがある。

厳美渓,ロープ際の細長い水たまり(一関市),09:41
1枚目:ここでは昨年(2011.10.20)も採集しているが,夏場の採集では採集していない。 写真はないが,夏になると干上がってしまうのかも知れない。 実際,昨年の記録を見ると,原生生物はかなり少なめだ。 2枚目:とりあえず今回も採集(厳美渓-07)。 昨年より多い。
観察された生物: Hemidinium sp., 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), キリオフリス(Ciliophrys sp.), トゲフセツボカムリ( Centropyxis ecornis), パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum), ハルテリア(Halteria), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, グロエオモナス(Gloeomonas sp.), ヒビミドロ(Ulothrix), クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.), ツヅミモ( Cosmarium tinctum ? 初観察), ホシガタモ( Staurastrum forficulatum), ワムシ,


2011年10月の様子(2011.10.20,09:41-09:42撮影)。

厳美渓,ロープ際の細長い水たまり(一関市),09:41
これはハリイEleocharis pellucida)?

磐井川の様子を見る(一関市),09:42
川の水も薄茶色に濁っている。

川岸近くの岩盤を望遠撮影(一関市),09:43
ここも水たまりには薄茶色の泥が溜っている。


2012年06月の様子(2012.06.03,11:41撮影)。

厳美渓,前方の階段を上がり車道へ戻る(一関市),09:44

Part III: 天工橋〜厳美公園 2012.10.07, 09:45 - 09:54
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