一関市 |
厳美渓 Part II: 天工橋下流側〜天工橋 |
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採集日:2012.07.28 | ウオッちず | で位置確認 |
厳美渓,大きな水たまりの左奥(一関市),09:32
大きな水たまりの左側にある岩が盛り上がった場所へ移動。そこからパノラマ撮影。
厳美渓(一関市),09:32
大きな水たまりの左にある草の生えた小さな水たまり。
ここではこれまで採集していなかったかも。
とりあえず採集(厳美渓-02)。
結構いた。
とくに
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens)が大量増殖していた。
2枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:29撮影)。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
トリカメーバ(
Trichamoeba villosa,
T. miyakka),
マヨレラ(Mayorella),
ナベカムリ(Arcella vulgaris,
ディフルギア(
Difflugia sp.),
ウロトリカ(Urotricha),
ウロレプタス(Uroleptus),
小型繊毛虫数種,
ユードリナ(Eudorina),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium nodosum),
ツヅミモ(
Cosmarium logiense,
C. obsoletum,
C. portianum),
ホシガタモ(
Staurastrum connatum),
イボマタモ(
Euastrum egregium),
ネジモ(Spirotaenia diplohelica),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens)多数,
厳美渓,左端の小さなポットホール(一関市),09:34
ポットホールの底にピペットを差し込んで
採集(厳美渓-03)。
ここでは
前回は大型のミカヅキモ(Closterium lunula)
が大量にいた,のだが・・・。今回はどうだろう?
やはり
Closterium lunulaが大量にいた。
しかし,他の原生生物はほとんどいない。
2枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:31撮影)。
なお,この頃になると強い日射しと蒸し暑さのためだろうか,やや気分が悪くなってきた。
岩盤は日射しでかなり暑くなっている。その上で屈んで作業をしていると,む〜〜っとするほどの暑さを感じた。
気分もおかしいし,やや目眩もしてきた。
頻繁に立ち上がり,しばしジッとして気分が戻るのを待ってなんとか作業を続けることができた。
あまり無理をすると,本当に熱中症になりそうなので,ほどほどにして切り上げることにした。
しかし,このような暑さの中でこの水辺の生き物達は長年月生き延びてきたのだろう。たいしたものだ。
フラフラしながらそんなことも考えた。
観察された生物:
珪藻少々,
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ミカヅキモ(Closterium lunula)多数,
ケンミジンコ,
カイミジンコ,
厳美渓,その先一段高い位置にある小さな水たまり(一関市),09:35
厳美渓,やや高い位置にある草が生えた小さな水たまり(一関市),09:36
1枚目:ここで採集(厳美渓-04)。
小さな青緑色の細胞のペアが大量にいた。おそらくラン藻の仲間だと思うが確証なし。
2枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:32撮影)。
この時は乾き切っていたので採集せず。
3枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:33撮影)。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
アクチノフリス(Actinophrys sol),
パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum),
プロロドン(Prorodon sp.),
ハルテリア(Halteria),
棘毛類繊毛虫,
クンショウモ(Pediastrum tetras),
サヤミドロ(Oedogonium),
ホシミドロ(Zygnema),
ミカヅキモ(C. idiosporum),
ワムシ,
イタチムシ,
センチュウ,
厳美渓(一関市),09:36
これはミヤマホタルイ(Scirpus hondoensis)?
厳美渓,渓流へ流れ落ちる水路に沿って水たまりが続く(一関市),09:37-09:38
厳美渓,渓流へ流れ落ちる水路沿いの水たまり(一関市),09:38
1枚目:小さなポットホールがある。前回もここで採集したので,今回も
採集(厳美渓-05)。
穴の中にザリガニの死体があった。
2枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:35撮影)。
この時は,
ミドリムシ(Euglena spirogyra)と,
ミカヅキモ(Closterium cornu)が
たくさんいた。今回はどうだろう?
結果は,Euglena spirogyraは前回同様,
大量にいたが,
Closterium cornuは姿を消して,
替りに
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula)
が比較的多めにいた。
この他,
キロモナス(Chilomonas paramecium)に
似た鞭毛虫(トリコシストが無い替りに細胞後部に大きな液胞がある,初めて見た)がたくさんいた。
観察された生物:
キロモナス(Chilomonas)?,
ミドリムシ(Euglena spirogyra)多数,
小型鞭毛虫数種,
巨大マヨレラ(Mayorella sp.),
Lesquereusia,
スピロストマム(Spirostomum),
小型繊毛虫数種,
サヤミドロ(Oedogonium),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ケンミジンコ,
厳美渓,水路の右側(一関市),09:39
2枚目:こちらの方が原生生物がいそうなので近付いてみると・・・。
厳美渓,水路の右側(一関市),09:40-09:41
1枚目:ここで採集(厳美渓-06)。
2枚目:同じ場所で少し先を見ると・・・。
たくさんのミミズ?のような小動物がいた。良く見るとミミズとは違うようだ。
3枚目:動画を撮影してみた。
原生生物はほとんどいない。
観察された生物:
ミクロキスティス(Microcystis),
ディフルギア(
Difflugia elegans),
珪藻各種,
ソコミジンコ,
カイミジンコ,
←動画
厳美渓,鎖際で磐井川を撮影(一関市),09:44
2012年06月の様子(2012.06.03,11:40撮影)。
元へ戻り,今度は天工橋の上流側にある厳美公園へ(一関市),09:46
2012年06月の様子(2012.06.03,11:44撮影)。
2011年10月の様子(2011.10.20,09:47撮影)。
厳美渓,天工橋から下流側を眺める(一関市),09:46
1枚目:これまでの画像(2,3枚目)と比べると,今回は空気がだいぶ湿っているのがわかる。
2枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:45撮影)。
3枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:48撮影)。
橋の反対側へ移動,天工橋の上流側を撮影(一関市),09:47
前回に比べるとだいぶ赤味が着いてしまった。何故だろう。
前回は曇っていたが,この時だけ日射しがあった。
今回は前回よりも日射しはあるものの,湿気があり空気全体に霞みがかかったようだった。
その辺だろうか?
2012年06月の様子(2012.06.03,11:46撮影)。
厳美郵便局臨時出張所の前を通って厳美公園へ(一関市),09:48
ここの画像はまあまあ。というか色は一番自然。
若干赤味があるが,日射しが弱くなったためかも。
2012年06月の様子(2012.06.03,11:47撮影)。
2011年10月の様子(2011.10.20,09:50撮影)。
2011年08月の様子(2011.08.20,09:41撮影)。
Part III: | 天工橋上流側(厳美公園) 2012.07.28, 09:48 - 10:27 |