海上砂防池(通称:大正池,瀬戸大正池)を目指し,北海上川沿いを進む(瀬戸市),13:05, 13:07
海上砂防池へ,北海上川沿いを東へ進む(瀬戸市),13:07-13:09
アオキ(Aucuba japonica,ミズキ科 アオキ属 )を撮ろうとしたら,
その隣にヒロハテンナンショウ(Arisaema robustum,サトイモ科 テンナンショウ属)が。
ヒロハテンナンショウの実を見たことはあるが,花を見たのはこれが最初。
左前方に滝らしきものが見えてきた(瀬戸市),13:10
どうやらあの先が海上砂防池のようだ。
海上砂防池西端(瀬戸市),13:11
堰堤から流れ落ちる水だった。
海上砂防池西端,堰堤の前でパノラマ撮影(瀬戸市),13:11
事前に入手した情報では,この先へ進めるらしいのだが,,。
目の前には堰堤の壁しか見えない。
海上砂防池西端(瀬戸市),13:11
右に堰堤の上に上がる階段があった。
海上砂防池西端,堰堤に上がる階段(瀬戸市),13:12
1枚目:階段の脇にはロープがある。
2枚目:階段はかなり急で,かつ,土砂や枯枝等が溜って各ステップが平坦でなくなっている。
そのため,滑りやすい。ロープはそのためのようだ。
海上砂防池西端(瀬戸市),13:13
堰堤に上がったところで下方を撮影。
階段は途中までで,そこからは急な斜面をロープにすがって上がった。
海上砂防池西端(瀬戸市),13:13
堰堤は鉄条網付きの金網柵で囲われていた。問題はこの先(2枚目)だが・・・。
海上砂防池西端沿いの道?(瀬戸市),13:14
1,2枚目:金網柵の端から前方をパノラマ撮影。
1枚目:金網柵の先は切り立った崖になっている。
2枚目:かつてはここを人が通ったようだ。
ごく最近も誰かが通ったのかも。砂の上に足跡が続いている。
くずれかけている場所は倒木?をつたって通り過ぎたのだろうか。
それにしても・・・。もし足下が崩れたらそのまま池に滑り落ちてしまうはずだ。
かなり恐い。かなり危険だ(注)。
注:4年前(2009.07.11)にも似たような現場に遭遇したことがある(
往路の様子と
復路の様子,
復路の方が傾斜の具合がよくわかるかも)。
栂池ビジターセンターから天狗原へ向かう途中,斜面沿いの遊歩道が崩落していた。
応急対策として崩落した端に短い梯子が設置され,斜面にわずかに平坦にした場所があったので,そこを歩いてなんとか渡り切った。
しかし,今回はそれとは規模と危険度が違いすぎる。
右はほぼ垂直なコンクリート壁だし,足下はやわらかい砂で覆われている。
なにより距離が長い。安全のためのロープもない。前方の倒木が唯一の支えだ。
前回の場合は滑り落ちたとしても途中で止まったはずで,よほどの場合でなければ「死」の危険はなかった。
ここは違う。滑れば左下の池にまっ逆さまに落ちるのは必定だ。周りには誰もいないので,おそらく死んでしまうだろう。
海上砂防池西端沿いの道?(瀬戸市),13:14
倒木のある部分をやや望遠にして撮影。
崩れかけている部分は大股で越えられるかも知れないが,そこに至るまで,また,越えた先が問題だ。
崖に沿ってロープが渡してあれば多少は安心かも知れないが(それでも私は怖くて進めない),
ここにはそのようなロープもない。
これ以上先に進むのは諦めて戻ることにした。
海上砂防池西端,堰堤を降りる(瀬戸市),13:15
斜面までかなり段差がある。足が着かない。
ロープに縋って降りるしかない。
北海上川沿いを戻る(瀬戸市),13:16-13:17
ヤブソテツの仲間のようだが,,。かなり大きい。
ヤマヤブソテツ(Cyrtomium fortunei var. clivicola,オシダ科 ヤブソテツ属),
あるいは,
テリハヤブソテツ(Cyrtomium laetevirens,オシダ科 ヤブソテツ属)
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Part XI: | 海上の森(北海上川沿い〜四ツ沢〜海上川沿い〜海上の里) 2013.05.12, 13:24 - 13:43 |