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2012.08.11, Part I

那須塩原駅〜鴨沼(鴫沼)へ

大宮駅からMaxやまびこ203号で那須塩原駅へ(さいたま市/那須塩原市),07:47-07:51
1枚目:今日はお盆帰省のピーク。前日の時点で指定席は満席だった。よって自由席。立ったまま乗車。 乗車したのはMaxやまびこ203号(大宮駅 07:06発,那須塩原駅 07:52着)(注)。 2枚目:定刻より若干早く那須塩原駅に到着。

注:短い8両編成。自由席は後ろ3両(1,2,3号車)。2号車に乗車した。

駅前から友人(月井栄三郎氏)の車に乗車(那須塩原市),07:56

国道400号を通って福島県へ(南会津町),08:53-09:03
1枚目:県境の山王トンネルを出た後,「道の駅たじま」に立寄る。ここは国道121号と400号の重複区間。 2枚目:会津鉄道の高架をくぐって前方のT字路を右折。 左からくるのは国道352号。ここから先は,国道352号,121号,400号の重複区間となる。

国道400号から国道289号(駒止バイパス)へ(南会津町),09:05-09:17
1枚目:国道352号,121号,400号の重複区間を北北東へ。 2枚目:ここで左折。国道289号(駒止バイパス)へ入る。

国道289号(駒止バイパス)を西へ(南会津町),09:20

鴨沼(鴫沼)へ(南会津町),09:31, 09:32, 09:33, 09:36
1枚目:針生地区に入ったところで左の林道(注)へ入るが,左折地点を撮影できなかった。 これは左折した直後の様子。 2枚目:檜沢川(桧沢川)に架かる橋を渡る。その少し先からは未舗装となる。 3枚目:樹林帯の中や, 4枚目:耕作地,または,耕作放棄地の脇を南に向って進む。

注: ネットにある「七ヶ岳登山道案内図(針生口)」によれば,この林道は西を流れる沢(箕沢)の名前をとって箕沢林道というらしい。 この林道を南へ進むと,七ヶ岳の東端の麓へ着くようだ。 なお,「七ヶ岳登山道案内図(針生口)」では,これから向う沼の名前は「しぎ沼」となっている。

鴨沼(鴫沼)へ(箕沢林道,南会津町),09:40-09:41
1枚目:鴨沼(鴫沼)手前のT字路。道が荒れているため,ここから先は歩くことにした。

鴨沼(鴫沼)へ(箕沢林道,南会津町),09:42
緩い上り坂を進む。

鴨沼(鴫沼)の前に・・・(箕沢林道,南会津町),09:43
地図,および,航空写真だとこの左手に小さな湿地があるはず。 ちょうどその辺に来た時,左へ入る林道があった。これは地図には描かれていない。

左折した後の様子(南会津町),09:43

GPSを頼りに進むと道は湿地から離れていった(南会津町),09:46
林道を歩きながら左側を撮影。 GPSによれば,この方向に湿地があるはずだ。 ということで中に入ってみることにした。

鴨沼(鴫沼)手前の湿地(南会津町),09:46
1,2枚目:パノラマ撮影。 少し進むと右(南)から流れてくる小さな水路の先に湿地があった。

鴨沼(鴫沼)手前の湿地(南会津町),09:47
1,2枚目:パノラマ撮影。 手前は湿原というよりは黒々とした腐食質が堆積した場所。所々に樹木が生えているという状態。 前方のやや開けた場所は乾燥しているのか葦原(笹薮?)が広がっている。 しかし,手前に非常に柔らかい腐食質地帯があるので近付くことは難しい(というか危険)。 腐食質の上を歩くとズブズブと靴が沈んだ。浮島のようになっているところもある。

鴨沼(鴫沼)手前の湿地(南会津町),09:48
1〜3枚目:パノラマ撮影。

鴨沼(鴫沼)手前の湿地(南会津町),09:50
先に水たまりがあるのだが,とてもそこまでは近付けない。 腐食質の中にサンプリングチューブを差し込んで入ってきた泥水を 採集(鴨沼または鴫沼手前の湿地)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, コクリオポディウム(Cochliopodium vestitum), ナベカムリ( Arcella dentataA. vulgaris, フセツボカムリ( Centropyxis aculeataC. ecornis), ディフルギア( Difflugia claviformis), アミカムリ(Nebela collaris), トリネマ(Trinema sp.), スピロストマム(Spirostomum teres), コレプス(Coleps hirtus), ツリガネムシ(Vorticella campanula), ロクソケファルス(Loxocephalus sp.), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ミカヅキモ(C. sinense or C. cornu ?), ユレモ(Oscillatoria princeps), カイミジンコ, イタチムシ,

鴨沼(鴫沼)手前の湿地(南会津町),09:50
その先にある水たまり。上記のようにあそこまで行くのは無理。 大きく迂回して奥の樹林帯まで行けば,水辺に近付けたかも知れないが,,,。

鴨沼(鴫沼)手前の湿地(南会津町),09:53
湿地から林道に戻る途中で撮影した小さな赤い花を付けた植物。これは? ここにはこの1本だけだったが,この後訪れた鴨沼では沼岸のあちこちで咲いていた。

林道に戻り・・・(南会津町),09:58

ふたたび鴨沼(鴫沼)を目指して坂を上がる(南会津町),09:58
上り坂に戻ると,角に「鴨沼」と書かれた案内板があった。

鴨沼(鴫沼)へ(南会津町),09:58
その案内板を撮影。 この時はなにげなく撮影したが,,,。 よく見るとこの案内板には「鴨沼」(かもぬま)ではなく「鴫沼」(しぎぬま)と書かれている。?? 地図等では「鴨沼」となっているので,ここへ来るまでは,鴨沼と呼称してきたのだが・・・。 本当はどちらが正しいのだろう?

注:2012.08.12現在, 「南会津 鴨沼」(かもぬま)で検索すると 35500件がヒットしたが, 「南会津 鴫沼」(しぎぬま)だと10分の1の 3360件しかヒットしない。 「田島 鴨沼」で検索すると 88100件がヒットしたが, 「田島 鴫沼」だと10分の1以下の 5630件しかヒットしない。 あきらかに「鴨沼」(かもぬま)が優勢だが,地元の案内板に「鴫沼」(しぎぬま)とあるということは本当はこちらが正しいのかも。 前述のように,「七ヶ岳登山道案内図(針生口)」でも「しぎ沼」となっていることからすると, その可能性が高い。 とはいえ,現時点ではどちらが正しいか断定できないので, ここでは「鴨沼または鴫沼」,あるいは「鴨沼(鴫沼)」と表記することにした。

Part II: 鴨沼または鴫沼(1)
2012.08.11, 10:00 - 10:20