糠田橋をくぐる(吉見町),12:21
橋の下はシートで覆われているが,道路の上は鉄板と鉄パイプが組まれている(2枚目)。
道が4本に分かれている場所で右折(鴻巣市),12:22
1枚目:左に1本。前方はすぐ先で2本に分かれている。右にも1本。
ただし,右の道は未舗装の砂利道だ。そのためか地図には途中までしか描かれていない。
そのため,事前の調査では旧荒川に到達できるか不明だった(後出するように実際は到達できた)。
2008年03月の様子(2008.03.23,14:33撮影)。
旧荒川へ(鴻巣市),12:23
手前に一台,遠くには何台もの車(今見えているのは9台)が停まっている。
どうやら旧荒川で釣りをしに来た人達の車のようだ。
今日は平日(火曜日)なのだが・・・。休日だともっと多くなるのだろう。
旧荒川へ(鴻巣市),12:24
畑の間に水際へ近付けそうな道?があった。入ってみる。
旧荒川へ(鴻巣市),12:25
道?は旧荒川へ向って続いている。
旧荒川が見えた(鴻巣市),12:25
一段下がったところに水面があった。
水際には釣りのために設置されたと思われる通路のようなものがある。
通路の前はわずかだが平坦な湿地のようになっている。
遠くからだと水際が落ち込んでいるように見えたので採集不可かと不安だったが,
これなら採集できそうだ。斜面を降りて水際へ。
旧荒川(鴻巣市),12:25
斜面を降りたところで再度パノラマ撮影。
旧荒川(鴻巣市),12:26
1枚目:釣り場の左側に小さな水たまりがあった。近付いて採集しようとしたが,周囲がぬかるんでいたので近付けなかった。
2枚目:この時,対岸に人の姿があった。車で釣りに来た人だろう。
旧荒川(鴻巣市),12:26-12:27
1,2枚目:釣り場へ向う桟橋のような場所の近くで
採集(糠田橋近くの旧荒川-1)。
落ち葉の表面がやや緑がかった薄茶色の泥のようなもので覆われている。
多少は期待できそうだ。結果はまあまあ。多くはないがまったくいない訳でもない。
観察された生物:
ミドリムシ(
Euglena spirogyra,
E. viridis),
小型鞭毛虫数種,
小型太陽虫,
コレプス(Coleps hirtus),
キロドネラ(Chilodonella cucullulus),
オキシトリカ(Oxytricha),
アンフィシエラ(Amphisiella),
ゾウリムシ(Paramecium caudatum),
下毛類繊毛虫2種,
シヌラ(Synura),
トリボネマ(Tribonema minus),
クロロモナス(Chloromonas),
ゲミネルラ(Geminella),
グロエオチロプシス(Gloeotilopsis),
旧荒川,斜面を上がって元へ戻る(鴻巣市),12:28
1枚目:左の木肌が薄緑色に染まっていた。
旧荒川,斜面を上がって元へ戻る(鴻巣市),12:28-12:29
木肌の表面にサンプリングチューブの口を擦り付けて
採集(糠田橋近くの旧荒川-2)。
薄緑色の正体はアパトコッカスだった。
ガードレールの表面などで煤煙と一緒に育つ気生藻だ。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
小型繊毛虫数種,
アパトコッカス(Apatococcus),
糠田橋北側の分岐まで戻った,今度はここを左へ(吉見町明秋),12:32
左前方のさきほどまでいた吉見総合運動公園が見える。
左折すると角に「村社明秋神社」がある(吉見町明秋),12:33
糠田橋をくぐる(吉見町),12:35
1〜3枚目:橋の下に橋と交差する水路があった。
3枚目:西側を見ると,吉見総合運動公園の南縁へ続いている。
おそらくかつては農業排水路だったのだろう。公園化されたことで今はほとんど機能していないようだ。
道路脇にはたくさんのゴミが捨てられている(1枚目)。
旧荒川沿いの河川敷を南へ(吉見町),12:36
1枚目:左端の茂みの奥がさきほど西側から近付いた鴻巣市側の「旧荒川」だ。
その先に民家がある。この辺は洪水の被害はないのだろうか?
1,2枚目:道の両側は一段高くなった畑のようだ。
2枚目:堤防の近くにも民家がある。なのでこの辺は民有地かと思って進んだのだが・・・。
Part VII: | 糠田橋の南も吉見総合運動公園だった! 2012.02.21, 12:37 - 12:52 |