HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2010 . 06 . 06 | お知らせ

2010.06.06, Part V

奥裾花自然園:ひょうたん池

奥裾花自然園,ここで右折しひょうたん池へ(長野市),10:35
丸太で土留めをした階段が終わり平坦な道になると,右へ降りる坂道が現れた。 こちら側に「ひょうたん池」があるはず。入ってみる。

奥裾花自然園,ひょうたん池へ(長野市),10:36
少し坂を下ると・・・。

奥裾花自然園,ひょうたん池に到着(長野市),10:36
1〜2枚目:眼前にひょうたん池が現れた。

奥裾花自然園,ひょうたん池(長野市),10:36
1〜4枚目:池端に近付いて,再度,パノラマ撮影。 水面の半分以上は草で覆われている。

奥裾花自然園,ひょうたん池(長野市),10:37
水深の浅い池だが,クロサンショウウオHynobius nigrescens)の卵塊があった。

奥裾花自然園,ひょうたん池(長野市),10:37
1〜4枚目:池は東西に細長いので,中央付近まで移動してから,左前右をぐるりとパノラマ撮影してみた。 1枚目:池の東側。画像では水際の先が盛り上がって土手のようになっているが, あの先にミズバショウの群生地があるようだ(後出)。

奥裾花自然園,ひょうたん池(長野市),10:37-10:38
1枚目:水底は枯草&枯葉で埋め尽くされている。水垢もそれなりある。 2枚目:これなら原生生物もかなりいるのではと期待しつつ 採集(ひょうたん池-1)。 しかし,結果は予想に反し,観察できた原生生物はごくわずか。 ここは雪解け水が大量に流れて原生生物が流れ出てしまうような場所ではないはず。 考えられる理由は,もともとこの池はできてからさほど時間が経っていないのかも知れない。 歴史が浅ければ,定着した原生生物も少ないのが普通なのだが,,。 さて,本当のところはどうだろう?
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ペラネマ(Peranema), 珪藻少々, ヨツメモ(Tetraspora)?, ミジンコ, ケンミジンコ, イタチムシ,

奥裾花自然園,ひょうたん池(長野市),10:39
池の中央付近に立つ「モリアオガエル」の解説。

奥裾花自然園,いったん「ひょうたん池」を離れる(長野市),10:39
そのまま池沿いを進むと,遊歩道は池から離れていく。

奥裾花自然園(長野市),10:40
途中にある窪地にミズバショウLysichitum camtschatcense)が。 ここはひょうたん池に注ぐ水路のようだが,現在はわずかに水が流れる程度。 原生生物はあまり期待できないが, とりあえず採集(ひょうたん池-2)。 結果は予想通りでここも原生生物はほとんどいない。 わずかにコレプスがいたくらい。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, コレプス(Coleps), 小型繊毛虫数種, Achromatium, 太い円筒形でよく泳ぐバクテリア,

奥裾花自然園,途中にある窪地(長野市),10:41
ミズバショウLysichitum camtschatcense)。

奥裾花自然園,坂を上がる(長野市),10:42

奥裾花自然園,いったん下って,すぐに平坦な道となるが,,(長野市),10:43

奥裾花自然園,再度坂を下るとふたたび「ひょうたん池」が現れる(長野市),10:43
さきほどの「ひょうたん池」で撮影した画像を見ると,池の東端は土盛りで遮られているように見えたが, 案内図では,池の東側にミズバショウの群生地が描いてあるので, 一応,ここも「ひょうたん池」の一部としておく。

Part VI: 奥裾花自然園:ひょうたん池〜今池湿原
2010.06.06, 10:43 - 10:55