葦毛湿原,二番目のT字路に戻る,直進,このまま南へ(豊橋市岩崎町),08:06
1枚目:さきほどは画面左からやってきた。
2枚目:さきほども示したが,これは前々回(2006.4.29)撮影した湿原前の広場にある案内板の一部。
現在地はこの図右側中央のT字路にいる。
葦毛湿原,やや傾斜した地面に水があった(豊橋市岩崎町),08:07
1,2枚目:少し南へ進んだところで左〜前をパノラマ撮影。
1枚目:左側に水で覆われた湿地?があった。
水流が治まっているためか,あちこちに干上がりつつある藻塊があった。
葦毛湿原,西側の木道を南へ(豊橋市岩崎町),08:07
シラタマホシクサ(Eriocaulon nudicuspe)。
葦毛湿原(豊橋市岩崎町),08:08
木道の左(東)側で採集(葦毛湿原-2)。
ここには,数は少なめだが,湿原に特有の大型の接合藻類や棘をもつ太陽虫がいた。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena mutabilis),
アカントキスチス(Acanthocystis turfacea),
ナベカムリ(Arcella sp.),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(Closterium intermedium,
C. kuetzingii,
C. toxon),
ツヅミモ(
Cosmarium quadrifarium),
アワセオオギ(Micrasterias truncata),
ユレモ(Oscillatoria),
葦毛湿原,西側の木道をさらに南へ(豊橋市岩崎町),08:09
葦毛湿原,三番目のT字路が現れる(豊橋市岩崎町),08:10
葦毛湿原,三番目のT字路(豊橋市岩崎町),08:10
1,2枚目:T字路の手前で左前(東〜北)をパノラマ撮影。
葦毛湿原(豊橋市岩崎町),08:10-08:11
T字路で採集(葦毛湿原-3)。
前回(2006.9.24)もここで採集したが,
前回同様,ここにも湿原に特有の原生生物がたくさんいた。
とくに,ホシガタモ(
Staurastrum cosmarioides)
は,ここを最初に訪れた際(2004.9)にもここで観察されたが,他では観察したことがない。
S. cosmarioidesは葦毛湿原を特徴付ける種といえるかも。
観察された生物:
太陽虫の一種(共生藻あり),
ヘレオペラ(Heleopera silvatica),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
オクロモナス(Ochromonas),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium minutum),
カメガシラモ(Tetmemorus brebissonii),
ツヅミモ(
Cosmarium quadratum),
ホシガタモ(
Staurastrum cosmarioides),
アワセオオギ(Micrasterias denticulata,
M. truncata),
フタボシモ(Cylindrocystis),
葦毛湿原,前回同様,西側の木道を南(NHK中継所方向)へ(豊橋市岩崎町),08:12
2枚目:3年前の画像(2006.9.24,16:26撮影。)
葦毛湿原,西側の木道を南へ(豊橋市岩崎町),08:12
葦毛湿原,西側の木道を南へ(豊橋市岩崎町),08:12
これはシシガシラ?(Blechnum niponicum)ではない・・・。
葦毛湿原,西側の木道を南へ(豊橋市岩崎町),08:13-08:14
これはホタルガ(Psychostrophia melanargia,チョウ目マダラガ科)。
ほどなくして木道は終る,ここでUターン(豊橋市岩崎町),08:14-08:15
葦毛湿原,西側の木道を北へ(豊橋市岩崎町),08:16
若干の下り坂。
木道の周囲には水があるが,前回採集した時は,原生生物はまったくいなかった。
斜面で水流があるためだろう。そのため,今回は採集せず。
葦毛湿原,三番目のT字路が見えて来た(豊橋市岩崎町),08:16
1〜3枚目:視界が広がったところで北〜東をパノラマ撮影。
前方に見える山々は,愛知県と静岡県の県境になっている(はず)。
葦毛湿原,今度はここを右折,東へ(豊橋市岩崎町),08:17
葦毛湿原(豊橋市岩崎町),08:17-08:18
右折してほどない場所で採集(葦毛湿原-4)。
ここにも結構な数の原生生物がいた。前回同様。
観察された生物:
共生藻を持つ
トリネマ(Trinema sp.),
共生藻を持つマヨレラ(Mayorella viridis?),
オフリディウム(Ophrydium),
共生藻を持つツリガネムシ(Vorticella),
共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium),
珪藻各種,
ヒザオリ2種(Mougeotia),
ミカヅキモ(Closterium kuetzingii),
ツヅミモ(
Cosmarium quadrifariumv,
フタボシモ(Cylindrocystis),
メリスモペディア(Merismopedia),
ミジンコ,
葦毛湿原(豊橋市岩崎町),08:19
上の採集ポイントには前回同様,ホザキノミミカキグサ(Utricularia racemosa)が。
個体数は少ないが,3年前と変わらずに咲いていた。やや感激。
2006.9.24,16:32撮影
葦毛湿原,少し先にはイワショウブも(豊橋市岩崎町),08:20
少し進んだところではイワショウブ(Tofieldia japonica)が。
これも前回同様。
2006.9.24,16:37-16:38撮影
Part IV: | 葦毛湿原〜岩崎・葦毛湿原バス停 2009.09.18, 08:20 - 08:36 |