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2008.09.29, Part V

駒の王子〜花立南湿地

坂を下り北へ向かう(由利本荘市矢島町城内),09:37
道端には様々な植物が育っていた。 ヤマイタチシダDryopteris bissetiana)かと思いましたが, 日本シダの会の佐藤淳様よりオオバショリマOreopteris quelpaertensis)であると教えていただきました。 ありがとうございます。

県道58号 象潟矢島線は前方から来て手前で左に折れる(由利本荘市矢島町城内),09:40
標高820m付近まで降りてくると前方にT字路が現れた。 前から来る道路が県道58号 象潟矢島線で,58号はここで左(西)に折れる。 ここから先は県道58号。

左の県道58号は道路工事中(片側交互通行)だった(由利本荘市矢島町城内),09:40

県道58号 象潟矢島線に入り,さらに坂を下ると・・・(由利本荘市矢島町城内),09:41
大きく右にカーブするとその先に「駒の王子」があるはず。

ほどなく「駒の王子」を通過(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:42
変わった名前だが,国土地理院の地図には史跡として記されている(注)。 なお,ここは鳥海山の3合目(標高800m)。 5合目にある竜ヶ原湿原(標高約1200m)から400mほど下ってきたことになる(所要時間,約40分)。

注:この「王子」とは神仏習合の結果誕生した王子信仰に由来するもので,神ないしそれを祭る社を意味するらしい。 「駒の王子」というのは駒(馬)の安産を祈願する場所だったようだが,「王子」に相当するものが附近に残っているか否かは不明。 たんに地名だけが残っているのかも知れない。

坂を下り北へ向かう(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:42

坂を下り北へ向かう(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:44

坂を下り北へ向かう(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:45

「駒の王子歩道」(標高742m)脇を通過(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:47
1,2枚目:ここは国土地理院の地図にも描いてある。西へ向う遊歩道のようだ。

ここが一番最初に紅葉する場所?らしい(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:51
ここまでほとんど紅葉は見られなかったが,ここは若干紅葉が始まっている。 往路に乗車したタクシーの運転手によれば,この辺が最初に色付く場所らしい。

坂を下り北へ向かう(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:52
標高690m付近の右カーブ。前方左に道標らしきものが現れた。 その道標の先,カーブの屈曲点から左へ入る林道がある。

鳥海ブナ林施業公園の道標?(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:52
1,2枚目:後で出てくる「鳥海ブナ林施業公園」の案内板によると,この道路周辺には様々な様態のブナ林が続いているらしい。 ここにはそれぞれの場所を示す道標があった。 「←ブナ上方天然下種試験地,3.2km」,「鳥海ムラスギ保護林,ブナ試験地 2.7km→」, 「ブナ二次林,1.6km→」,「ブナ保護林,0.2km→」とある。 なお,道標脇の林道はかなり奥まで続いている模様。

花立南湿地への分岐が現れた(県道58号 象潟矢島線,由利本荘市矢島町城内),09:53
道標を過ぎると前方にY字路が現れた。 あそこを右に入ると 500m ほど先に「花立南湿地」(ガイドブックによる)があるはず。 これからそこに立寄ることにする。

花立南湿地への分岐(標高689m,由利本荘市矢島町城内),09:54
1〜3枚目:Y字路の手前からパノラマ撮影。 4枚目:右側にある案内板,というか林野庁の宣伝板。 「森林は水と空気の源,森林は自然を育み,わたしたちの生活環境を守っています。林野庁 東北森林管理局」とある。 たしかにその通り。

花立南湿地へ(由利本荘市矢島町城内),09:54
右折すると,すぐに未舗装道に変わった。しかもかなり大きめの砂利道。 自転車だと走り難い。

花立南湿地へ,途中にある広場?(由利本荘市矢島町城内),09:56
少し進むと左に建物があった。左にも道が分岐しているようにも見えるが,左は建物前を旋回するだけ。 このまま前進(坂を下る)。

花立南湿地へ(由利本荘市矢島町城内),09:56
「クマに注意!」の看板が見える。

Part VI: 花立南湿地〜県道58号 標高717m附近の小ピーク
2008.09.29, 09:57 - 10:20