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2008.08.03, Part IV

横田代

横田代(片品村),11:10
木道脇にかすかに水のたまっている場所があったので,ここでも採集(横田代-3)
観察された生物: ミドリムシ(Euglena mutabilis), フセツボカムリ(Centropyxis), アミカムリ( Nebela marginata), ヘレオペラ(Heleopera), レンバディオン(Lembadion lucens), ミドリゾウリムシ(P. bursaria), 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ボツリオコッカス( Botryococcus sudetica), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutum), ミカヅキモ( Closterium abruptum), ツヅミモ( Cosmarium globosumC. quadrifarium), イボマタモ( Euastrum humerosumE. ampullaceum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), タテブエモ(Penium polymorphum), クロオコッカス(Chroococcus), ユレモ(Oscillatoria), メリスモペディア(Merismopedia), ワムシ, センチュウ,

横田代(片品村),11:11
同様な場所でまた採集(横田代-4)
観察された生物: ディフルギア( Difflugia bacilliferaD. oblongaDifflugia sp.), アミカムリ( Nebela barbataN. lageniformisN. marginata), ヘレオペラ(Heleopera), プラコキスタ(Placocista spinosa), ディアフォロドン(Diaphoropodon), アンフィトレマ(Amphitrema stenostoma), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 共生藻を持つプラチオフリア(Platyophrya similis), 未同定の繊毛虫(共生藻あり), アステロコッカス(Asterococcus superbus), ボツリオコッカス( Botryococcus brauniiB. sudetica), サヤミドロ(Oedogonium), ブルボケーテ(Bulbochaete), ヒザオリ2種(Mougeotia sp.), ミカヅキモ( Closterium abruptum), アルスロデスムス( Arthrodesmus extensus), ツヅミモ( Cosmarium contractumC. globosum), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. cuneatumE. humerosum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), タテブエモ(Penium sp.), ツボカビの仲間(Rhizophydium or Rhabdoderma ?), クロオコッカス(Chroococcus), ユレモ(Oscillatoria), スティゴネマ(Stigonema), ケンミジンコ, ミジンコ, ワムシ, センチュウ,

横田代(片品村),11:12
1〜4枚目:途中にある潅木地帯の手前に木道に沿った細長い池塘がある。 進行方向(1枚目)から後方(4枚目)に振り向きつつパノラマ撮影。

横田代(片品村),11:13
木道からやや遠いのでカップ付き指示棒を使って採集(横田代-5)
観察された生物: リピドデンドロン(Rhipidodendron), ディフルギア( Difflugia oblonga), ミドリゾウリムシ(P. bursaria), 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), ブルボケーテ(Bulbochaete), ヒザオリ(Mougeotia sp.), ミカヅキモ( Closterium pronum), イボマタモ( Euastrum crassumE. cuneatum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), Hapalosiphon, ケンミジンコ, ワムシ,

横田代(片品村),11:14
湿原はまだまだ続くが,潅木地帯の先はやや傾斜している。

横田代(片品村),11:15-11:16
1枚目:池塘のようなそうでないような,,,。干上がりかけている小さな水たまり。 2〜4枚目:木道脇にあったヒメシャクナゲAndromeda polifolia)?実がついていた。

横田代(片品村),11:16
1〜3枚目:ほぼ同じ位置で周囲にある キンコウカNarthecium asiaticum)の群生をパノラマ撮影。

横田代(片品村),11:17
1〜3枚目:ふたたび潅木地帯が近付くと手前に池塘があった。 しかし,ここは木道から離れ過ぎていて採集不可。

横田代(片品村),11:18
そこを過ぎても傾斜した湿原が続く。 この辺は表土の流失を防ぐためか,木道周辺に木枠?(というか丸太を横に並べただけのようにも見える)が設置されている。

横田代(片品村),11:18-11:19
その丸太の周辺で採集(横田代-6)。ここはなんとなく原生生物は少なそう。。。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas), アミカムリ( Nebela marginata), キルトロフォシス(Cyrtolophosis), エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ボツリオコッカス( Botryococcus sudetica), ミクロスポラ(Microspora), カメガシラモ(Tetmemorus brebissonii), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), フタボシモ(Cylindrocystis), クロオコッカス(Chroococcus), ワムシ,

横田代(片品村),11:20
1枚目:前方に横田代の東端が見えてきた。 2枚目:同じ位置で振り返って至仏山を撮影。

横田代(片品村),11:21-11:22
1枚目:木道周辺に少しずつ咲いていたタテヤマリンドウGentiana thunbergii var. minor)? 何度かチャレンジしたのだが,どうやっても花にピントが合わない。 2枚目:さらに小さな白花。??)。 これにもピントが合わない。よって何だかわからず。

横田代(片品村),11:24-11:25
1枚目:湿原を出て低木地帯に入る。手前に写っているのはニッコウキスゲHemerocallis middendorffii var. esculenta)。 2枚目:これもあちこちに咲いていた(咲きかけていた)コバギボウシHosta albo-marginata)? 3枚目:同じくニッコウキスゲHemerocallis middendorffii var. esculenta)。

横田代を出る(片品村),11:27-11:28
この後は,小さな湿原が点在する低木地帯を進む。 この先に中原山の山頂があるためやや傾斜がきつくなる。 既述したが,今日は暑いせいか,前回に比べて疲れ気味。足が重い。 一応,水分と塩分は十分摂取しているはずなのだが。。 最近は腸の具合がよくないので体力が落ちているのかも。それと睡眠不足。

Part V: 横田代〜中原山頂上〜アヤメ平
2008.08.03, 11:30 - 11:48