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ソーセージ状の巨大アメーバ。体長100μm〜4mm。単一仮足で前端部は半球状。その外縁が小波状に 突出してゆっくり漸進する。まれに体側から1〜2本の仮足を出すこともある。
核はあるが(多核;数個〜数百個;球形で直径 5〜18μm)、 染色体、 小胞体、 ゴルジ体、 ミトコンドリア、 中心粒をもたない。 知られているのは Pelomyxa palustris を含む4種のみだが、そのユニークな特徴からきわめて 原始的な真核生物であると考えられている。
ミトコンドリアをもたないが、細胞内には核の周辺に集まるタイプと細胞質に散在するタイプの 二種類の共生細菌がいて、ミトコンドリアの替わりをしていると思われる。
from Page, 1976
P. palustris 通常数百の核を含む。核の直径は8-18μm。鉱物質の顆粒も多い。収縮胞がない。
長さは100μm以下〜2mmまで(通常は150μm以上)。淡水性。P. belevskii 核は1個〜12個。径25μm。鉱物質顆粒を含まない。収縮胞あり。
細胞体は卵形で400μm以下。細胞表面に小さな突起が不規則にできる。淡水性。P. schiedti 核は通常2個,ときに1個。径7μm。鉱物質顆粒を含まない。多数の小さな収縮胞あり。
細胞体はおよそ75μm。しばしばデンプン粒を含む。淡水性。P. binucleata 核は通常2個,まれに1個。径30-33μm。ときに鉱物質顆粒を含む。1〜3個の収縮胞あり。
細胞体はおよそ200μm。300μmになることもある。表面に透明域あり。
Species
References