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原生生物学図鑑
概 論 | 各 論 | 原生生物の進化 | 用語解説 | |
単細胞で暮らす原生生物は,当然ながら細胞表面が直接外界に接している。 このため,細胞表層(外被または皮層)は,各生物の生活形態に応じて様々な構造を発達させている。 繊毛虫の外被は ペリクル と呼ばれ,線維状のタンパク質が格子状に組合わさっていて,その中心から 繊毛が伸びている。 格子と繊毛の間にはアルベオール(泡室)と呼ばれる袋状の構造があり,これは 渦鞭毛虫やアピコンプレクサと 共通の起源をもつものと考えられている。
渦鞭毛虫では,このアルベオール の中に鎧板(thecal plate)がある。
Pellicle
Phacus
Lepocinclis salina
Euplotes patella cortical pattern
Paramecium caudatum cortical pattern
Paramecium multimicronucleatum cortical pattern
Paramecium jenningsi cortical pattern
Coleps ectoplasmic plates and spinous projections
Theca
Peridinium