Stentor pyriformisの研究

現在の実験室の様子

2017.12.17 撮影

私が使用している実験コーナー,全景,22:25

実験台の向い(壁際)にある2つの恒温庫,22:26
2台とも16℃に設定してある。 これまでは,アメーバ,他が入っいたが,S. pyriformisが室温(23℃)より低温の方が元気に増える (とくに浄土平の株は,常温ではあまり増えなかったが,16℃に置いてしばらくするとかなり元気に増えるようになった) ことがわかったので,各々の株の一部を低温恒温庫へ移動させた (スペースを確保するため,従来からあったアメーバ等は大幅に減らした)。
これに合わせて,庫内の照明も増やした。これまでは10wの小型蛍光灯が各々1つだけだったが, 他と同様,水槽用のLED照明を中段に追加した。 これにより庫内がかなり明るくなり,内部が見やすくなった。
ただし,他より明るすぎるので,LED照明に習字用の半紙を他の倍の枚数重ねて覆うことで明るさを下げた。

恒温庫内にある照明のスイッチ,22:28
1,2枚目:赤く光っているのは,先日,アマゾンから1個330円で購入したスイッチ。奥のスイッチは上段の蛍光灯用。 手前はLED照明用。
3枚目:上段の棚を手前下から棚に括り付けたLED照明を撮影。 棚の上には,シャーレから水がこぼれた場合,こぼれた水がLED照明にかからないように, 透明なアクリル板が置いてある。

実験台の様子,22:26-22:28
1枚目:窓際の棚。 一時,増えていたビーカーによる培養は,すべて中止した。 当初はよいと思って数を増やそうとしたが,コンタミの除去が思うようにいかないこと, 1/100ハイポニカならシャーレ培養でも問題ない(注)ことなどの理由で,培養器を元のシャーレに戻した(以下同じ)。
注:それまでの1/40ハイポニカだと,コンタミ藻が増えてS. pyriformisがダメージを受けて絶えてしまうが, ビーカー培養だとコンタミ藻が増えにかったので,これに移行した。 しかし,ビーカー培養でも,時間がたてば結局はコンタミ藻が増えてくるし, ビーカーは大きいので場所をとるし,手入れの手間も結構かかった。
2枚目:窓近くの壁際。
3,4枚目:実験台にある棚沿い。
従来ここにはびっしりとたくさんの1/50KCM+養命酒+キロモナス培養 のシャーレが置いてあったが, この培養法はほぼ確立した(すべて間違いなく確実に増える)ので,最近,大幅に数を減らした。 減らしたものは,液肥()+光培養に移し,さらにその一部は低温恒温庫へ移動させた。
5枚目:実験台の中央付近に置いた棚。 ここにも水槽用のLED照明を設置してある。

実験台の様子,各棚の説明(1),22:27
1枚目: カラーボックスの中段。上に小型のLED照明を設置してある。 ここには,液肥+光で培養中の田代山湿原と横田代の株が置いてある。 田代山湿原の株は,一時大量にいたが,それに気をゆるして,あまり手入れをしていなかった。 結果,次第に数が減ってしまった。現在,数を回復させるべく努力中。 基本となるキロモナス+養命酒による培養をしていなかったので,現在,キロモナス+養命酒による培養を増やしつつある。
横田代(から採集した株)は,キロモナス+養命酒ではよく増えているが,液肥+光では一時絶える寸前まで減ってしまった。 現在,なんとか増え出したところ。
2枚目:カラーボックスの右,窓際。中段の棚には八幡平1331,田代平,田代山湿原の各株が入ったシャーレが置いてある。 下段には,八幡平1204株が置いてある。
3枚目:窓際の棚の右。壁際に置いてある棚。 ここには,栂平,鳥子平,浄土平の各株が並んでいる。いずれも吾妻連峰(福島市)で採集された株だ。
4枚目:

実験台の様子,各棚の説明(2),22:27

実験台の様子,各棚の説明(3),22:28

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