坂戸市 |
葛川(葛川水門近く) |
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毛呂山町〜坂戸市を流れる葛川は,高麗川が越辺川に合流するわずか手前で高麗川に合流している。
高麗川,あるいは,越辺川が増水した際には,葛川の水位が上がり洪水が起きる恐れがある。
そこで逆流が起こるのを阻止するため,合流点近くに葛川水門が設置された(2010.04)。
その水門近くで採集を行った。
観察された原生生物名一覧(2012.01.27 現在 15 種) |
採集日:2012.01.27 | ウオッちず | で位置確認 |
川岸に近付けるかと堤防を降りてみたが・・・(坂戸市),15:04
ここは河川敷より一段高い。河川敷はここよりやや低い位置にある。
どこかに河川敷へ降りる場所がないか探したが,見つからない。
対岸にある量水標と思われる構造物(坂戸市),15:05
鳥居のような形をしたものが3つ縦に並んでいる。
位置的には量水標の可能性が高いが,なぜ鳥居の形をしているかがわからない。
左脇に筒状のものがあるが,これは何?
川岸には近付けなかった(坂戸市),15:05
先に進んだが,川側には樹木や葦が生い茂って河川敷に出られる場所はなかった。
元へ戻って,ふたたび堤防天端道路を北東へ(坂戸市),15:07
高麗川左岸を北東〜北北東へ(坂戸市),15:08
左へわずかにカーブ。
2枚目:対岸に,さきほど撮影した3つ並んだ構造物が見える。
高麗川左岸を北北東〜北東へ(坂戸市),15:09
今度はわずかに右へカーブ。前方に送電線の鉄塔がある。
鉄塔の先に水門が見えた(坂戸市),15:09
この時,事前に調べていなかったので何という名前の水門かはわからなかった。
後であれが葛川水門であることを知った。
鉄塔の名前を確認,「新古河線 19」とある(坂戸市),15:09
新古河線というのは,新所沢変電所(埼玉県鶴ヶ島市)と新古河変電所(茨城県境町)をつなぐ超高圧の送電線で145基の鉄塔からなる,らしい。
葛川水門が迫る(坂戸市),15:10
1,2枚目:左に見えるのは葛川にかかる「第一橋」。
葛川水門周辺の景色(坂戸市),15:12
1枚目:葛川水門。
2枚目:葛川は水門の先で高麗川に合流する。そして,高麗川はすぐその先で西からくる越辺川に合流し,そこが終点となる。
葛川水門から葛川の上流方向を撮影(坂戸市),15:14
手前に見えるのが第一橋。遠くに関越自動車道の高架がわずかに見える。
葛川水門(坂戸市),15:14
水門の前にかかる橋?から水門側を撮影。
2枚目:ここで初めてこの水門の名前が葛川水門であることが判明。
葛川水門,左端にある銘版(坂戸市),15:15
左の銘版には「工事名称:H20葛川水門新設工事」とあるが,これは工事が発注された年度(2008年)のことのようだ。
ネットで検索すると,「2010年4月23日-葛川水門が竣工!」といった記載がヒットする。
この水門はできてからまだ1年9ヶ月しかたっていないことになる。
かなり新しい。
万年橋の近くには葛川放水路があったが,あれは葛川が増水した時の浸水対策だった。
ここは隣接する越辺川,高麗川が増水した際に,水が葛川に逆流しないようにするための施設だ。
葛川水門(坂戸市),15:15
1枚目:水門の脇に河川敷へ降りる槐段があった。
2枚目:望遠撮影。前方に白い鳥が。おそらくダイサギだろう。
その先の岸辺にはアオサギがいる。
どういう訳か,この二種はいつも一緒にいる。
今日最初に訪れた浅羽ビオトープでもこの2種は一緒にいた。
何か理由があるはずだが・・・。
葛川水門(坂戸市),15:16-15:18
1枚目:階段の途中まで降りて再度撮影。
2枚目:再度,望遠撮影。ダイサギとアオサギが一緒に写っている。
葛川水門(坂戸市),15:19-15:20
1枚目:川岸へ降りてみた。やや急な斜面だが,太い金網で覆われているので滑らない。
2枚目:淀んだ川岸で採集(葛川水門)。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia sp.),
ロクソフィルム(Loxophyllum meleagris),
ウロトリカ2種(Urotricha),
コレプス(Coleps hirtus),
ユープロテス(Euplotes moebiusi),
アスピディスカ(Aspidisca),
アンフィシエラ(Amphisiella),
ストロンビディウム(Strombidium),
ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii),
小型繊毛虫数種,
タルケイソウ(Melosira),
他の珪藻各種,
サヤミドロ2種(Oedogonium),
スチゲオクロニウム(Stigeoclonium sp.),
ミクロスポラ(Microspora),
ワムシ,