さいたま市大宮区 |
大宮第二公園
芝川第七調節池(大宮区側) |
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JR大宮駅の北東にはいくつかの大きな公園が集中している場所がある。
氷川神社のある大宮公園がもっとも古い(明治13年に氷川公園として誕生)。
その後,昭和55年(1980年),東側に大宮第二公園が,平成13年(2001年)第二公園の南に大宮第三公園が開設された(注)。
大宮第二公園は西側に多目的広場,北に日本庭園,南に野球場がある。
そして,東側には園内を流れる芝川の両岸に調節池(芝川第七調節池)がある。
ここで紹介するのは芝川右岸側(公園本体部分)にある調節池。
芝川左岸側の調節池については
こちら。
観察された原生生物名一覧(現在 8 種) 注:大宮第二公園の北側には大和田公園がある。また,芝川第七調節池の東側には大和田緑地(公園)もある。 大宮公園を除く,他の公園は皆隣接しているため,現地では,どこからどこまでがどの公園なのかハッキリしない。 |
採集日:2007.04.29 | ウオッちず | で位置確認 |
大宮第二公園に到着(さいたま市大宮区),14:56-14:59
1枚目:歩道橋を降りて大宮第二公園の入口から中へ。
2枚目:入口近くにある案内板。最初は間違って左の野球場の方へ行ってしまった。
途中に間違いに気づき,ふたたび入口へ戻る。
3枚目:案内図にあるチビッコ広場の脇の道へ入る。ここは段差のある歩道なのでここが図にある道だとは気づかなかった。
4枚目:歩道の先は,案内図では白く抜いてある横長の区画になっているが,そこは実際は一般の住宅地。
公園の中になんでこのような形で住宅地があるのか不思議(公園化される前からあった?)。
大宮第二公園 菖蒲田と芝生広場へ(さいたま市大宮区),14:59-15:01
1枚目:その住宅の手前で左折。
2枚目:細長い住宅地を大きく左に迂回する形で公園の北へ移動。
3枚目:迂回した後にある緑化センター。この先で右折すると菖蒲田と調節池(普段は修景池のある芝生広場)がある。
大宮第二公園 菖蒲田と調節池へ(さいたま市大宮区),15:02
右折した後の様子。この道の先,右手に菖蒲田と調節池(芝生広場)がある。
大宮第二公園 菖蒲田(さいたま市大宮区),15:02
まずは菖蒲田へ。奥に見えるのが調節池の一部。
大宮第二公園 菖蒲田(さいたま市大宮区),15:03
菖蒲田の一部は池になっている。
ほとんど湿地に近いが,水面にはヒツジグサ(Nymphaea tetragona)の葉が。
ここで採集。
観察された生物:
珪藻各種,
ミジンコ,
大宮第二公園 菖蒲田(さいたま市大宮区),15:04-15:05
ぬかるんだ岸辺には,さきほど浦和くらしの博物館民家園でみかけたナガバオモダカ(Sagittaria graminea)が生えていた。
大宮第二公園 菖蒲田(さいたま市大宮区),15:06
このあたりが菖蒲田ということか?
大宮第二公園 調節池(さいたま市大宮区),15:07
公園の東端にある遊歩道を通って隣の調節池(注)へ。
見た目は芝生広場だが大きな窪地になっているので,ここが調節池であることがわかる。
東隣を流れる芝川が洪水を起こすのを防ぐためのもの。
注:後日,ここは芝川第七調節池であることが判明。
芝川第七調節池は東を流れる芝川を挟んで
対岸(見沼区側)にもある。
大宮第二公園 調節池(さいたま市大宮区),15:07
芝生広場の中には人工的に造られた水路とその先に大きく底の浅い修景池がある。
大宮第二公園 調節池(さいたま市大宮区),15:08
1枚目:前方に見えてきたのが修景池。
2枚目:この辺で芝生広場へ降りることにする。
大宮第二公園 調節池(さいたま市大宮区),15:08-15:09
1枚目:芝生広場(実際は調節池の底)に降りて前方にある修景池へ向う。
2,3枚目:やや小さめの修景池。ここでは過去に2回くらい採集したが,原生生物はあまりいない。ので今回はパス。
大宮第二公園 調節池(さいたま市大宮区),15:09-15:10
1枚目:その奥に大きな修景池がある。
2枚目:修景池の右手(東)には水門らしきもの(注)が見える。この先を芝川が流れている。
通常は水底の浅い川だが,この水門の高さまで水が溢れることがあるのだろうか。。
ちなみに芝川を挟んで反対側にも調節池があるが,後でそこも訪れる予定。
注:この時はそう思ったが,これはいわゆる越流堤。
芝川が増水した際,氾濫しないよう,あふれた水をこの堤を越えて手前の広場へ流れ込ませるためのものだ
(2012.1.25追記)。
大宮第二公園 調節池(さいたま市大宮区),15:10-15:11
その水門(=越流堤)の手前に大きな水辺(水路?)が出来ている。
ここでも採集したことがあるが,今回はこの裏手(水門に近い側)へ回ってみる。
大宮第二公園 調節池(さいたま市大宮区),15:11-15:13
ここが水門(=越流堤)の直下の場所。あたりはコンクリートだらけだが,その一画に小さな水たまりができている。
大量の藻塊があったので,ここで採集。
観察された生物:
小型鞭毛虫各種,
クリプトモナス(Cryptomonas),
ミドリムシ(Euglena deses,
E. spirogyra),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ツリガネムシ(Vorticella)
珪藻各種,
アオミドロ(Spirogyra),
ホシミドロ(Zygnema),
ワムシ,
大宮第二公園を出る(さいたま市大宮区),15:14
水門(=越流堤)の脇の階段を登って公園の外へ。