皆野町
親鼻橋河原
Part II: 親鼻橋河原〜親鼻橋
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2012.04.15 ウオッちず で位置確認

親鼻橋河原にある岩盤へ近付く(皆野町),10:43

岩盤の水たまりに多数のオタマジャクシがいた(皆野町),10:43, 10:44, 10:45
4枚目:同じ水たまりでオタマジャクシのいない場所で 採集(親鼻橋河原-1)
観察された生物: キロドネラ(Chilodonella cucullulus), リトノタス(Litonotus), ユープロテス(Euplotes), フロントニア(Frontonia acuminata 大型), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ヒビミドロ2種(Ulothrix),

親鼻橋河原,さらに下流側へ移動(皆野町),10:46

親鼻橋河原,川近くでは岩盤の上に細かな水流があった(皆野町),10:46

親鼻橋河原,さらに下流側へ移動する(皆野町),10:46
1枚目:ライン下りの船が下流へ向って進んでいった。

ライン下りの船を望遠撮影(皆野町),10:46

親鼻橋河原(皆野町),10:47-10:49
川岸近くの水たまりで採集,・・・,したのだが,後述するが, 今回は途中でサンプリングチューブが無くなってしまった。 この後,訪れた岩畳にある四十八沼にはたくさんの有望な採集ポイントがあったため, なんとしても採集したかった。 そのため,サンプルが多いこの親鼻橋河原のサンプル(10:49)と この後採集した「親鼻の紅簾石片岩」のサンプル(11:05)の中身を捨てて,四十八沼サンプル用に切り替えた。

親鼻橋河原,河原の中央付近にある細長い水たまり(皆野町),10:50-10:51
3枚目:ここには水垢はほとんどない。よって採集せず。

親鼻橋河原,近くにある別の水たまり(皆野町),10:51
1枚目:ここにはたくさんの藻塊があった。 2枚目:ここで採集(親鼻橋河原-2)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, アンフィシエラ(Amphisiella), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, イカダモ(Scenedesmus), ゲミネルラ(Geminella), アオミドロ(Spirogyra)多数, ツヅミモ( Cosmarium margaritiferum), 未同定の緑藻(クロロコックムに似ているが・・・), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ, センチュウ, ボウフラ,

親鼻橋河原(皆野町),10:52-10:53
もう十分採集できたので,ここで引き返すことにした。 3枚目:鉄橋を撮影してほどなく,寄居方面行きの電車が通り過ぎていった。

親鼻橋河原(皆野町),10:53
河原の縁に別の水路(三沢川)があった。 岩砂利が積み上げてある。この水路は人工的なものだ。

河原から親鼻橋を見る(皆野町),10:53

左から流れてくるのは三沢川(皆野町),10:54
どうやら河原に広い駐車場を確保するために,この三沢川の流路を変更したようだ。 この後,坂の麓にあるテントの脇にいた監視員(2人)に尋ねたところ, 「最近は雨が少ないので荒川の水位が下がっていた。しかし,昨日,雨が降ったのでなんとか元の水位に戻っている。 増水した際は,この河川敷も水を冠る。そのたびに河原の駐車場を整備しなおしている。」とのことだった。

親鼻橋河原を出る(皆野町),10:56
1枚目:坂を上がる。 2枚目:右に「国指定名勝及び天然記念物,大正13年(1924)12月9日指定,紅簾石片岩とポットホール」 と題した案内板があった。 この時は,この案内にある紅簾石片岩がどこにあるかわからなかったが,この後,親鼻橋の袂から橋の上流側に大きな岩があり, そこに水がたまっていそうな窪みがあった。近付くための階段も見えた。 そこで,そちらへ向ったところ,それがここに紹介されている紅簾石片岩だった。

親鼻橋,名前の確認(皆野町),10:58

親鼻橋の側道橋を渡ろうとしたところ・・・(皆野町),10:58
1枚目:この時は,上流にある左岸側の河川敷の様子が気になっていた。 あの先に「ウォーターパーク長瀞」という場所があるらしいのだが,もし岩盤がたくさんあれば, さきほどの親鼻橋河原と同様,岩のくぼみで採集できるかと期待したからだ。 しかし,ここからはそれらしい場所は見えない。河川敷は砂利が中心のようだ。 左に大きな岩があるが,後でこれに気づいた。

ウォーターパーク長瀞近くを望遠撮影(皆野町),10:58

親鼻橋の袂にある大きな岩(皆野町),10:59
岩の上に丸い大きな窪みが見える。 あれがポットホールだ。ここからは水があるか否か識別できなかったが,近くに階段があるので, おそらく観光名所の一つなのだろうと判断して近付いてみることにした。 既述したように,あれが「紅簾石片岩」だということに,この時は気づいていなかった。

Part III: 紅簾石片岩
11:00 - 11:12

HOME | 研究資料館 | 採集の記録 | 採集地ごとの生息情報 | 埼玉県の他の地域