東成瀬村/大仁郷湿原
国道342号脇沿いの湿原群
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採集日:2011.08.20 ウオッちず で位置確認

栗駒山荘の先で左に旋回しつつ坂を下る(国道342号,東成瀬村),11:34
今回は前回(2010.8.10)より1時間も滞在時間が短いので,小走りに坂を下る。

左に旋回する途中の様子(国道342号,東成瀬村),11:35
1,2枚目:パノラマ撮影。 国道342号はこの先のT字路で右折して北へ伸びているが,その北へ続く国道342号がわずかに写っている。 その左手に比較的小規模の湿原がある。 やや大きな池塘があるのもわかる(2枚目)が,あそこは「立入り禁止」のため近付くことはできない。


前回の様子(2010.08.10,10:39望遠撮影)。

左旋回がおおよそ終わった地点からの眺め(国道342号,東成瀬村),11:35
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:坂を下った先にT字路がある(注)。 そのまま直進して県道282号に入ると西へ向い大仁郷湿原,須川湖のある方向へ向うが, 国道342号はそこで右折して北へ向う。 2枚目:右奥に見えるのが,その大仁郷湿原。 手前を地図に描かれていない沢が流れている(画面ではわからない)。 奥の大仁郷湿原と一番手前の茂みの間にも池塘が見える。あそこは国道342号のすぐ脇にあり,近付くことができる。 この後訪れる予定。

注:このT字路が,秋田県道282号仁郷大湯線の起点になっている。

国道342号沿いの池塘を望遠撮影(東成瀬村),11:35
前回,前々回同様,池塘の水面にはミツガシワがたくさん育っているのが見える。

やや急な坂を下る(国道342号,東成瀬村),11:36
1,2枚目:パノラマ撮影。 国道342号は前方で右にカーブしてすぐT字路にぶつかる。そこで右折(北へ)する。 2枚目:そのT字路が左端に写っている。 西に向う道路(秋田県道282号仁郷大湯線)の脇に見えるのは,大仁郷湿原を訪れる人のための駐車場。

右カーブの途中にある沢(国道342号,東成瀬村),11:37
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:上から水が流れ落ちている。流れてきた水は道路を潜ってさらに流れ下っている。 さきほど出て来た「ようこそ秋田へ」の看板脇にある草むした脇道の先にある(はず)の湿地は,この沢の先にあるはずだ。 ただし,この付近にはロープが張られ,立入禁止になっている。 沢の脇に立つ看板には「貴重な高山植物を保護するため,入山を禁止します」と書かれている。
前々回(2007.06.24)訪れた際には, この先の秋田県道282号沿いの山中に山菜採りの人が大勢いた。 道路際には車が並び,山の中から仲間どうしで掛け合う声があちこちから聞こえていた。

T字路を右折(国道342号,東成瀬村),11:38-11:39
1,2枚目:パノラマ撮影。 既述したように,前方が秋田県道282号仁郷大湯線(ここが起点)。 国道342号はここで右に折れる(北進)。私もここで右折する。

国道342号を北へ(東成瀬村),11:39
道路へはみ出したシロバナトウウチソウSanguisorba albiflora)。

国道342号沿いの小湿原その1(東成瀬村),11:40
1,2枚目:パノラマ撮影。右折してほどなく道路の左側に窪地があり,そこが湿地になっている。 かつては池塘があったのかも知れないが,今はすでに水面は見えない。 窪地の中心部は赤く染まってみえる。モウセンゴケだ。


前回の様子(2010.08.10,10:48撮影)。

前々回の様子(2007.06.24,11:15撮影)。

国道342号沿いの小湿原その1(東成瀬村),11:41
湿地と道路際の潅木地帯の間で花をつけていたイワショウブTofieldia japonica)。

国道342号沿いの小湿原その1(東成瀬村),11:42
上と同じ位置から前方の空を撮影。上空には青空があるが,遠くにはモクモクとした入道雲が並ぶ。

国道342号沿いの小湿原その1(東成瀬村),11:43
1枚目:潅木沿いを移動して, 2枚目:カップ付き指示棒を使って 採集(国道342号沿いの小湿原-1)。 ここは 前回(2010.08.10)前々回(2007.06.24) も原生生物は少なかったが,今回はさらに少なめ。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia oblongaDifflugia sp.), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora), ワムシ,

国道342号沿いの小湿原その1(東成瀬村),11:45
モウセンゴケDrosera rotundifolia)。

一段高くなったところに国道342号沿いの小湿原その2がある(国道342号,東成瀬村),11:46
国道をさらに北へ進むと,すぐ近くに別の湿地がある。


前回の様子(2010.08.10,10:52撮影)。

国道342号沿いの小湿原その2(東成瀬村),11:47

前回の様子(2010.08.10,10:53撮影)。

国道342号沿いの小湿原その2(東成瀬村),11:47
池塘の縁で採集(国道342号沿いの小湿原-2)。 ここも 前回(2010.08.10)前々回(2007.06.24) に比べて少なめだ。何故だろうか?理由は今のところ不明。 最近は雨が多かった?
観察された生物: ヒザオリ(Mougeotia), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutum), ハタヒモ(Netrium oblongum)多数, フタボシモ(Cylindrocystis), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), ユレモ(Oscillatoria), Hapalosiphon, スティゴネマ(Stigonema), ワムシ, センチュウ,

国道342号に戻る,さらに北へ(東成瀬村),11:49
目の前の「ようこそ仙人の郷,東成瀬へ」と書かれた道標の右隣に さきほど須川温泉から降りてくる際に望遠撮影した湿原がある。

ここは立入禁止の湿原(東成瀬村),11:49-11:50
奥に池塘があるのだが,ここからはまったく見えない。 潅木沿いに観察用の通路があればありがたいのだが・・・。


前回の様子(2010.08.10,10:59-11:00撮影)。

国道342号を北へ(東成瀬村),11:50
湿原近くの道路際で咲くヤマハハコAnaphalis margaritacea var. angustior)。 前回(下段)もここで咲いていた。


前回の様子(2010.08.10,10:58-10:59撮影)。

国道342号を北へ(東成瀬村),11:50-11:52
1,2枚目:すぐ近くでは,側溝の上に迫り出したモウセンゴケDrosera rotundifolia)がたくさんあった。 3枚目:これはウメバチソウParnassia palustris)の白い蕾み。 非常に小さいのでピントが合わない。

国道342号を北へ(東成瀬村),11:53
1,2枚目:パノラマ撮影。 道路の右にも小さな湿地が点在する。 しかし,道路に沿って護岸された沢が続いているので,容易には近付けない。

国道342号を北へ(東成瀬村),11:54
左にはさらに広い湿地というか湿原がある。傾斜しているので池塘は見当たらない。 こちら側も道路に沿って沢が流れているので,ガードレールを跨いで近付くことは難しい。


前回の様子(2010.08.10,11:03撮影)。

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