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2017.04.02, Part VIII

休憩所B付近に点在する小池群

休憩所方向に向って進む(磐田市),12:22

休憩所周辺の小池群(磐田市),12:22
1,2枚目:パノラマ撮影。
まずは,一番東にある細長い池。
下段は前回(2014.01.19),反対側から撮影したものだ。


2014年01月の様子(2014.01.19,12:16撮影)。

休憩所周辺の小池群,一番東にある細長い池(磐田市),12:23-12:24
1枚目:前回と同じ場所だが,前回は底にたくさんあった落ち葉がほとんどなかった。 池底を掃除したようだ。これでは原生生物は期待できない。
2枚目:ということで,採集はやめて水質の測定だけしようとした。 まずは導電率だが,56 μScm(17.5℃)。結構低い。ここ(桶ヶ谷沼)では一番低かった。 導電率の点からいうと原生生物がたくさんいてもおかしくないが,,,。掃除をしてしまったのでは期待できない。
3枚目:pH は 7.34。腐食質が増えないので中性のまま,ということだ。
4枚目:前期のように,最初は採集しないつもりだったが,原生生物はいそうにない,ということも確かめないと 考えなおして,一応,採集しておくことにした (桶ヶ谷沼-04)

さらに進んで休憩所の近くにある小池へ(磐田市),12:25

休憩所の近くにある小池(磐田市),12:26
1,2枚目:パノラマ撮影。
前回は水底に落ち葉はあるものの,原生生物はほとんどいなかった。 今回も様子はほぼ同じだ。


2014年01月の様子(2014.01.19,12:12撮影)。

休憩所の近くにある小池(磐田市),12:26
岸辺で咲く花。これは? タネツケバナCardamine flexuosa,アブラナ科 タネツケバナ属) に似ているが,,。 ??

休憩所の近くにある小池(磐田市),12:27, 12:28, 12:29
1枚目:ここで 採集(桶ヶ谷沼-05)
2枚目:導電率は 45 μS/cm(17.0℃)。 さきほどの細長い池とほぼ同じだ。
3枚目:pH は 7.15。これも同じ。

池の先にある休憩所(磐田市),12:30
1,2枚目:パノラマ撮影。
2枚目:四阿の手前にプラスチック製の水槽が2つ置いてあった。
3枚目:現在地を確認。

四阿近くに置いてあるプラスチック製の水槽(磐田市),12:31
非常に小さなウキクサがあった。 その大きさからすると ミジンコウキクサ だろう,とこの時は思ったが,ミジンコウキクサには根がないらしい。 この画像には根がしっかり写っているので違うようだ。
ヒナウキクサ か コウキクサLemna minor,長さ3-4.5 mm,ウキクサ科 アオウキクサ属) ?
コウキクサとしてはやや小さめだ(注)。 一方,ヒナウキクサはもっと細長い(というか長楕円形)らしい。 いずれともピッタリとは一致しない。
2枚目:私の右手の人さし指の爪の幅は 13.0 mmある。 これから推定すると,このウキクサの長さは 2 mm以下だ。
ただし,サイズからするとミジンコウキクサよりかなり大きい。 ウキクサには他にも色々あるらしい。他のウキクサかも知れない。

注:研究室でも数年前からコウキクサを維持しているが, 最近,狭いガラス水槽からドジョウを飼っている水槽に移したところ, 葉のサイズが2倍余に大きくなった。 環境(おそらく栄養条件)によってかなり変化するようだ。 よって,これも通常より小さいからといってコウキクサではないとは即断はできない。
ついでに書くと,2年前に業者から購入した オオカナダモ(アナカリス,Egeria densa,トチカガミ科 オオカナダモ属) も, 狭い水槽で栽培している間に,葉や茎のサイズが半分以下になり,コカナダモとほぼ同じになってしまったことがある。 水草の場合は,サイズはあまりあてにならないようだ。

休憩所の裏に狭い通路がある,その先には・・・(磐田市),12:31
2枚目:2014年01月の様子(2014.01.19,12:10撮影)。

休憩所の隣にあるやや広々した窪地(磐田市),12:32
前回(下段)同様,プラスチック性の容器が並んでいた。 前回はそこにあまり水がなかったが,今回はたっぷりとあった。 そして,その周囲を歩いている人が2,3人いた。


2014年01月の様子(2014.01.19,12:11撮影)。

四阿の向い側にある小池群へ(磐田市),12:32-12:33
1〜3枚目:四阿の前の道路から南側を向いてパノラマ撮影。
1枚目:こちら側にはいくつかの池が密集している。 奥に小さな橋があり,その先には,さきほどと同じプラスチック容器がいくつか置かれていた。
2枚目:奥に見えるのは,さきほど最初に訪れた池だ。

四阿の向い側にある小池群(磐田市),12:33
1,2枚目:道路に一番近い位置にある丸い池をパノラマ撮影。
水位がだいぶ下がっているようだ。


2014年01月の様子(2014.01.19,12:15撮影)。

道路に一番近い位置にある丸池(磐田市),12:33
水底の様子を撮影。薄茶色の泥ばかりだ。藻塊はまったく見当たらない。

四阿の向い側にある小池群(磐田市),12:33
1,2枚目:丸池の奥をパノラマ撮影。
橋があり,その先に既述した水を張ったプラスチック容器が並んでいる。 その左側には水路(というかたんなる溝?)があり,それにかかる橋もある。

四阿の向い側にある小池群(磐田市),12:34
1〜3枚目:橋を渡り,プラスチック容器の先から振り返ってパノラマ撮影。
1枚目:プラスチック容器の脇にも小さな池がある。
1,2枚目:境の部分にも橋がある。片側に青色のネットがかけてある。
2枚目:右前方が,さきほどの丸池だ。

プラスチック容器の様子(磐田市),12:34

Part IX: 桶ヶ谷沼北岸沿いを東へ
2017.04.02, 12:34 - 12:49