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2015.08.09, Part VI

牛留池〜口笛の小径を下る

牛留池,展望所からの眺め(松本市),12:00
これまで手摺の下に置いてあった山の案内図が,台に乗せられて手摺の手前にあった。 手摺に近付けないので,やや撮影しずらくなった。

「乗鞍岳全景」とその手前に置かれた周辺案内図(松本市),12:00

2012年07月の様子(2012.07.09,11:53撮影)。

牛留池,展望所からの眺め(松本市),12:01

2014年06月の様子(2014.06.29,11:57撮影)。

2013年06月の様子(2013.06.30,11:56-11:57撮影)。

2012年07月の様子(2012.07.09,11:53撮影)。

2011年07月の様子(2011.07.10,11:53撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,11:53撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.04, 11:49-11:50撮影)。

乗鞍岳の山並を望遠撮影(松本市),12:01
現在のデジカメ(TG-3)は望遠モードはこれが最大。 防水カメラなので,構造的にこれ以上は無理のようだ。オプションの望遠レンズを着けてあまり拡大できない。
今回は雲がほとんどないのでよく見える。 ただし,湿度が高いせいか全体に霞んでいる。 山の雪はほとんど消えたが,まだ一部に残っている。
1枚目:左から高天ケ原(標高 2829 m),大日岳(奥の院,3013 m),剣ケ峰(主峰,3026 m), 蚕玉岳(2979 m),朝日岳(2973 m)。
2枚目:摩利支天岳(2873 m)と富士見岳(2818 m),そして少し間をおいて大黒岳(2771 m)。


2012年07月の様子(2012.07.09,11:53-11:54撮影)。 もっと拡大した画像あり。

2011年07月の様子(2011.07.10,11:54撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,11:53撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.04, 11:50撮影)。

牛留池(松本市),12:01
ミツガシワMenyanthes trifoliata,ミツガシワ科(リンドウ科 ミツガシワ属) は半分枯れかけている。

牛留池の周回路に出る,途中にある変わった形の木(松本市),12:02

牛留池,その先にあるT字路(松本市),12:02

牛留池,岸辺に近付ける唯一の場所へ(松本市),12:03-12:04
1枚目:見た目では,これまで(下段)に比べると地面には水たまりがないので,通りやすいかと思ったが,まったく逆だった。 これまでは,正面はかなりぬかるんでいるので通れないが,左端は比較的地面がしっかりしているので, そこを通ってなんとか池岸にたどり着けた(注)。しかし,,,
2枚目:今回は違った。 左端も表面に水などはないのだが,足を降ろそうとすると,何の抵抗もなくズブズブと靴が沈んでいった。 かなり柔らかくなっている。 これでは通るのは無理だ。 諦めかけたが,いったん戻って,今度は右側の薮へ進んだところ,なんとか池岸に辿り着くことができた。


1枚目:2014年06月の様子(2014.06.29,11:59撮影)。
2枚目:2013年06月の様子(2013.06.30,11:59撮影)。
注:今回はこういった場所が多かった。 表面には水たまりはないのだが,ぬかるみがより広く,より深くなっている場所があちこちにあった。

牛留池,池端からパノラマ撮影(松本市),12:06

牛留池(松本市),12:06
ここで 採集(牛留池-01)
これまで同様,長い刺をもつ ホシガタモ( Staurastrum longispinum) がいた。この種は,これまでのところ他ではまったく観察できていない。 唯一,この牛留池のみで観察できている。 その点でここは非常に貴重な場所だ。
観察された生物: 小型太陽虫, ナベカムリ(Arcella vulgaris, ディフルギア( Difflugia bacillariarumD. oblonga), Chlorobotrys, 小型エレモスフェラ(Eremosphaera sp.), サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. rostratum), ホシガタモ( Staurastrum longispinum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ(Netrium digitus), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), ワムシ,

牛留池(松本市),12:07
少し離れた場所で再度, 採集(牛留池-02)
このサンプルにも, Staurastrum longispinum, がいた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ナベカムリ(Arcella vulgaris, ディフルギア( Difflugia oblonga), オフリディウム(Ophrydium), レンバディオン(Lembadion lucens), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 珪藻各種, ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ブルボケーテ(Bulbochaete), サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium sp.), ホシガタモ( Staurastrum longispinum), イボマタモ( Euastrum binale), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ(Netrium digitus), タテブエモ(Penium polymorphum), Sphaerozosma, カワモヅク(Batrachospermum), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), ユレモ(Oscillatoria sp.), Hapalosiphon, ワムシ, イタチムシ(Chaetonotus hystrix), センチュウ,

口笛の小径へ入る,ここからは下り(松本市),12:08
さきほどの池岸から周回路へ戻ると,そこが口笛の小径の分岐だ。

口笛の小径を下る(松本市),12:09
1枚目:
2枚目:2014年06月の様子(2014.06.29,12:04撮影)。
3枚目:2013年06月の様子(2013.06.30,12:03撮影)。
4枚目:2012年07月の様子(2012.07.09,12:06撮影)。

これは新しい倒木?(松本市),12:10
下段は前回のこの付近の様子。木道に穴が空いているので同じ場所だとわかる。 前回はこの倒木がなかった。
今回は,これまで以上に倒木が目立った。


2014年06月の様子(2014.06.29,12:05撮影)。

穴が空いた木道の先にある倒木,これは前回もあった,やや古い(松本市),12:10
上段の2014年の画像の左に写っているのが,これだ。今回は正面から撮影している。 時間がたっているので,倒木の根の裏面にシダが生えている。

口笛の小径を下る(松本市),12:10

前回新しく生じた倒木(松本市),12:11
2枚目:2014年06月の様子(2014.06.29,12:06撮影)。

前回新しく生じた倒木(松本市),12:11
その倒木を横からパノラマ撮影。


2014年06月の様子(2014.06.29,12:06撮影)。

口笛の小径を下る(松本市),12:12

2014年06月の様子(2014.06.29,12:07撮影)。
前年(2013.06.30)は道の右際に立っていた木(下段2枚目)が 根元近くで割れるように右へ倒れていた。

2013年06月の様子(2013.06.30,12:06撮影)。
2枚目:よく見ると,この時点で2014年に折れた付近になにやら異変が起きていたのがわかる。

Part VII: 口笛の小径を下る
2015.08.09, 12:12 - 12:30