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2015.06.13, Part XII

〜又右エ門堤

野々海池を右に見つつ進む(栄村),14:41
1〜3枚目:眺めのよい所で池をパノラマ撮影。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。

前方で左にカーブし池から離れていくが,その先に又右エ門堤があるはず(栄村),14:43
3枚目:iPad mini で現在地を確認。

対岸の様子を望遠撮影(栄村),14:43

左カーブの途中に池端へ降りていく道があった(栄村),14:45
1,2枚目:パノラマ撮影。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。 右の道は地図には描かれていないが, 航空写真にはしっかり写っている。

池端へ降りていく側には車止めのチェーンが張られていた(栄村),14:45
地図には前方左に堤が描いてある。航空写真も同じだ。 その堤によって水が貯えられてできたのが野々海池のようだ。 現在は,周辺の農業用溜池として利用されているそうだ。
長野県のHPによると,野々海池は農業用溜池として昭和24〜30年にかけて完成した,という(別の資料では昭和32年にできたとなっている)。 豊作祈願,安全祈願を目的として毎年,7月1日に野々海大明神祭が開催されるとのこと。 4年前に地震の影響で堤防に亀裂が入ったというニュースがある。

又右エ門堤へ(栄村),14:46
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:道路の左に上がっていく道があった。 もしかしたら,これが又右エ門堤の南へ移動するルートかと一瞬思ったが,
3枚目:iPad mini で現在地を確認。 どうやら違うようだ。地図にはこのルートは描かれていない。

前方にゲートが現れた,車止めのようだ(栄村),14:47
1枚目:ゲートには何も案内がない(注)。ゲートをくぐって先へ進んでみた。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。

注:以前に入手した資料によると,このゲートは「森林管理署ゲート」だそうだ。

又右エ門堤へ(栄村),14:48

前方に大きな窪地があるようだ(栄村),14:48
1枚目:しかし,道路際に薮があって,ここからは全景が見渡せない。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。 左前方が又右エ門堤のはずだが,,。

道は右にカーブするが,その左に開けた場所があった(栄村),14:49

開けた場所をパノラマ撮影(栄村),14:49
1枚目:窪地に沿った狭い踏跡があった。

又右エ門堤近く(栄村),14:50
前方に大きな窪地があるが,手前の灌木地帯が湿地になっていた。 灌木地帯の先は急な斜面で,その先が又右エ門堤のようだ。 かなり急な傾斜なのでとても降りられそうにない。 現在は水がほとんどないので大きな窪地になっているが, 本来は大きな溜池なのだろう。

又右エ門堤近く(栄村),14:50-14:51
1枚目:その湿地に近付いて,, 2枚目:ここで 採集(又右エ門堤近)。 わずかながら,原生生物がいた。
観察された生物: 未同定の鞭毛虫, ディフルギア( Difflugia oblonga), スピロストマム(Spirostomum filum), 珪藻各種, ケンミジンコ, センチュウ,

狭い道は斜面を上がっていくばかり(栄村),14:52
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:湿地の先に又右エ門堤が一部見渡せる場所があった。 底には若干水があった。右前方が堤になっているようだ。
2枚目:狭い道は斜面を上がって行く。これ以上進んでも仕方ないので,ここで引き返すことにした。 地図には又右エ門堤の東から南を通って南下するルートが描かれているが, もしかすると,ここ(堤の西側)からもその南下ルートに通じているのかも知れない。

又右エ門堤(栄村),14:52
急斜面に近付いて又右エ門堤の全景を狙ってみた。
前出の資料によると, この池は,文政年間に,白鳥村(現栄村)の「月岡又右エ門」によって造られた「灌漑用水用溜池」だそうだ。 その資料には,この池の脇には「白鳥よりの旧道が通っていて,道は悪いが一周でき」るとも書かれている。

又右エ門堤,望遠撮影(栄村),14:52
1〜3枚目:パノラマ撮影。
底には水がたまっている場所もあるが,他は草で覆われている。 ということは,ここはかなり前から水が抜かれている?ようだ。 とすると,残っている水たまりには原生生物がたくさんいる可能性がある。 水際まで近付きたいが,底へ降りられそうな場所が見つからない。 やはり引き返すしかない。

さきほどのゲートまで戻った(栄村),14:54

Part XIII: 野々海池南端〜道の駅 信越さかえ〜森宮野原駅
2015.06.13, 14:55 - 16:26