野々海池を右に見つつ進む(栄村),14:41
1〜3枚目:眺めのよい所で池をパノラマ撮影。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
前方で左にカーブし池から離れていくが,その先に又右エ門堤があるはず(栄村),14:43
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
左カーブの途中に池端へ降りていく道があった(栄村),14:45
1,2枚目:パノラマ撮影。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
右の道は地図には描かれていないが,
航空写真にはしっかり写っている。
池端へ降りていく側には車止めのチェーンが張られていた(栄村),14:45
地図には前方左に堤が描いてある。航空写真も同じだ。
その堤によって水が貯えられてできたのが野々海池のようだ。
現在は,周辺の農業用溜池として利用されているそうだ。
長野県のHPによると,野々海池は農業用溜池として昭和24〜30年にかけて完成した,という(別の資料では昭和32年にできたとなっている)。
豊作祈願,安全祈願を目的として毎年,7月1日に野々海大明神祭が開催されるとのこと。
4年前に地震の影響で堤防に亀裂が入ったというニュースがある。
又右エ門堤へ(栄村),14:46
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:道路の左に上がっていく道があった。
もしかしたら,これが又右エ門堤の南へ移動するルートかと一瞬思ったが,
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
どうやら違うようだ。地図にはこのルートは描かれていない。
前方にゲートが現れた,車止めのようだ(栄村),14:47
1枚目:ゲートには何も案内がない(注)。ゲートをくぐって先へ進んでみた。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
注:以前に入手した資料によると,このゲートは「森林管理署ゲート」だそうだ。
前方に大きな窪地があるようだ(栄村),14:48
1枚目:しかし,道路際に薮があって,ここからは全景が見渡せない。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
左前方が又右エ門堤のはずだが,,。
道は右にカーブするが,その左に開けた場所があった(栄村),14:49
開けた場所をパノラマ撮影(栄村),14:49
1枚目:窪地に沿った狭い踏跡があった。
又右エ門堤近く(栄村),14:50
前方に大きな窪地があるが,手前の灌木地帯が湿地になっていた。
灌木地帯の先は急な斜面で,その先が又右エ門堤のようだ。
かなり急な傾斜なのでとても降りられそうにない。
現在は水がほとんどないので大きな窪地になっているが,
本来は大きな溜池なのだろう。
又右エ門堤近く(栄村),14:50-14:51
1枚目:その湿地に近付いて,,
2枚目:ここで
採集(又右エ門堤近)。
わずかながら,原生生物がいた。
観察された生物:
未同定の鞭毛虫,
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
スピロストマム(Spirostomum filum),
珪藻各種,
ケンミジンコ,
センチュウ,
狭い道は斜面を上がっていくばかり(栄村),14:52
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:湿地の先に又右エ門堤が一部見渡せる場所があった。
底には若干水があった。右前方が堤になっているようだ。
2枚目:狭い道は斜面を上がって行く。これ以上進んでも仕方ないので,ここで引き返すことにした。
地図には又右エ門堤の東から南を通って南下するルートが描かれているが,
もしかすると,ここ(堤の西側)からもその南下ルートに通じているのかも知れない。
又右エ門堤(栄村),14:52
急斜面に近付いて又右エ門堤の全景を狙ってみた。
前出の資料によると,
この池は,文政年間に,白鳥村(現栄村)の「月岡又右エ門」によって造られた「灌漑用水用溜池」だそうだ。
その資料には,この池の脇には「白鳥よりの旧道が通っていて,道は悪いが一周でき」るとも書かれている。
又右エ門堤,望遠撮影(栄村),14:52
1〜3枚目:パノラマ撮影。
底には水がたまっている場所もあるが,他は草で覆われている。
ということは,ここはかなり前から水が抜かれている?ようだ。
とすると,残っている水たまりには原生生物がたくさんいる可能性がある。
水際まで近付きたいが,底へ降りられそうな場所が見つからない。
やはり引き返すしかない。
Part XIII: | 野々海池南端〜道の駅 信越さかえ〜森宮野原駅 2015.06.13, 14:55 - 16:26 |