曽原通り沿いの池(沼?)の向かい側にある湿地(北塩原村),12:00
1〜3枚目:湿地の全景をパノラマ撮影。
曽原通り沿いの池(沼?)の向かい側にある湿地,望遠撮影(北塩原村),12:01
大量にある枯れた葦の中央部にわずかに水面が見えた。
近付いてみたかったが,周囲の様子から,おそらく途中までしか進めないだろうと考えて諦めた。
曽原通りをそのまま進んで県道2号へ(北塩原村),12:05
1枚目:さきほど通った曽原湖畔通りの合流点まで戻った。
前方は曽原通りの続きだが,道路工事中のようだ(今日は休工中)。
しかし,徒歩でなら通れるようなので入ってみることにした。
この先にある県道2号沿いにも前回訪れた沼がある。せっかくなのでそこまで行ってみることにした。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
曽原湖の水際(北塩原村),12:06
草も生えていないし,藻塊もない。水底にわずかに泥がある程度。
採集中止。
案内にしたがい右へ移動(北塩原村),12:07
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
道路工事現場を通過中(北塩原村),12:08
道の片側に盛り土をして幅員を広げているようだ。
振り返って工事の案内を撮影(北塩原村),12:08
やはり拡幅工事のようだ。
県道2号の手前にランニングコースがあった(北塩原村),12:09-12:10
1,2枚目:前〜右へとカメラを振って撮影。
2枚目:左に「熊注意」,「曽原湖ランニングコース」と書かれた案内があった。
道の真ん中には車止めがあり,そこには「車・自転車・バイクの乗入れ・通行はできません」と書かれた案内もあった。
最初はサイクリングロードかとも思ったが,違うようだ。
県道2号に出た(北塩原村),12:10
向かいの林の奥に目指す池(沼)があるはずだが,,。
池へ向かう踏跡を探したが,なかなか見つからない。しばし,左右をウロウロした。
前回はここから入ったはずだが・・・(北塩原村),12:12
この時はハッキリ記憶していなかったので確信が持てなかった。
前回は,この辺に明瞭な踏跡があったのだが,,。
今回は草が多くなっていて踏跡が確認できない。
後日確認したところ,やはり前回はここから入ったのだった(下段)。
2013年06月の様子(2013.06.09,11:22撮影)。
やや草の少ない場所から中へ(北塩原村),12:13
少し進むとわずかながら踏跡があった。
そこから県道2号側を撮影。さきほどのT字路のすぐ手前だった。
踏跡?が続いていた(北塩原村),12:13
踏跡があったと思われる場所には,たくさんの倒木があって行く手を遮っていた。
倒木を乗り越えて進む。前回はハッキリした踏跡があったのだが,,,わずか2年で様変わりだ。
至る所倒木だらけだ(北塩原村),12:13
倒木といっても細いものばかりだ。
昨年(2014.07.26)
訪れた麦平から入った高山東尾根とは大違いだ。
高山東尾根では巨大な倒木に行く手を遮られ,あやうく遭難しそうになった。
沼岸へ出た(北塩原村),12:14
1〜3枚目:パノラマ撮影。昨年より東側へ出たようだ。昨年はここより西側で沼岸へ出た。
そこには数名の男性がいて釣りをしているようだった。
そこで,東へ移動してそこ(現在の近く)で採集した。
2013年06月の様子(2013.06.09,11:25撮影)。
県道2号近くの沼(北塩原村),12:15
1枚目:ここで
採集(県道2号近くの沼)。
2枚目:ここでも
ヤブデマリ(Viburnum plicatum var. tomentosum,スイカズラ科 ガマズミ属)
?
が咲いていた。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
ミドリムシ(Euglena sp.),
ウチワヒゲムシ(Phacus landekiensis),
アニソネマ(Anisonema),
ヒアロディスカス(Hyalodiscus rubicundus),
未同定の裸性アメーバ,
コクリオポディウム(Cochliopodium sp.),
ナベカムリ(
Arcella gibbosa,
Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
プロロドン(Prorodon sp.),
コレプス(Coleps hirtus),
ウロトリカ(Urotricha),
ディセマトストマ(
Disematostoma bütschlii,
D. minor),
レンバディオン(Lembadion bullinum),
シヌラ(Synura),
マルロモナス(Mallomonas sp.),
トリボネマ(
Tribonema regulare,
Tribonema sp.),
グロエオモナス(Gloeomonas sp.),
フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex),
イカダモ(
Scenedesmus acuminatus),
ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium reniforme),
セレナストルム(Selenastrum),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium acutum),
ホシガタモ(
Staurastrum granulosum?,
S. iotanum v. iotanum),
ワムシ,
ケンミジンコ,
県道2号を南へ(北塩原村),12:20
1,2枚目:パノラマ撮影。
右折してほどなく道路の右に水たまりがあった。
県道2号沿いの水たまり(北塩原村),12:20
県道2号沿いの水たまり(北塩原村),12:20
1〜3枚目:水たまりの側は,前回も撮影したやや広々した場所だった。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
この少し先(南)に西の湿地帯に入っていく道がある(正しくは,あった)。
2013年06月の様子(2013.06.09,11:21撮影)。
県道2号沿いの水たまり(北塩原村),12:21
ここで
採集(県道2号沿いの水たまり)。
意外にもここにはたくさんの原生生物がいた。
この辺はいたるところ湿地帯なので,こういった場所もあるのだろう。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
渦鞭毛虫の一種,
トラケロモナス(Trachelomonas sp.),
ナベカムリ(
Arcella gibbosa,
Arcella sp.1,
Arcella sp.2),
ディフルギア(
Difflugia sp.1,
Difflugia sp.2),
ラッパムシ(
Stentor igneus多数,
Stentor sp.),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus),
サヤツナギ(Dinobryon sertularia),
シヌラ(Synura),
マルロモナス(
Mallomonas intermedia,
Mallomonas sp.),
珪藻各種,
パンドリナ(Pandorina),
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium baillyanum,
C. cynthia,
C. dianae,
C. idiosporum,
C. intermedium,
C. libellula,
C. navicula,
C. ralfsii,
C. turgidum),
コウガイチリモ(Pleurotaenium sp.),
ツヅミモ(
Cosmarium connatum,
C. hammeri?,
C. pseudopyramidatum,
C. quadratum,
C. striolatum ?),
ホシガタモ(
Staurastrum forficulatum),
イボマタモ(
Euastrum oblongum),
トゲツヅミモ(
Xanthidium cristatum var. cristatum
初観察),
ハタヒモ(Netrium digitus),
チリモ(Desmidium swartzii),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
カイミジンコ,
イタチムシ,
Part VIII: | 〜桧原湖へ向う道路沿いの沼&湿地 2015.06.07, 12:21 - 12:31 |