古沼(みなかみ町),12:59
1〜3枚目:カメラを少し上に向けてパノラマ撮影。
古沼(みなかみ町),12:59
開花直前の
オオタチツボスミレ(Viola kusanoana,スミレ科 スミレ属)
古沼(みなかみ町),13:00
9年前(2006.05.25,下段)と同様,柵の外に溢れた水に白いゼリー状のものがあった。
クロサンショウウオ(Hynobius nigrescens,サンショウウオ科 サンショウウオ属)
の卵嚢だ。
2006年05月の様子(2006.5.25,14:03撮影)。
この時は水位が下がりつつあって卵嚢は干上がりつつあった。
古沼(みなかみ町),13:01
ここで
採集(古沼-01)。
今回は結構いた。ここは水位の変動が激しいので,原生生物は多かったり少なかったり,変動が激しい。
2006年05月の時は,原生生物はあまり観察できなかった。
同じように水が溢れた時が2008.10.12にもあったのだが,この時はたくさんの原生生物が観察できた。
やはり春先よりも秋の方が原生生物は多いようだ。
ただし,これは春夏秋を通じてそれなりに水があった場合の話。
ここ(古沼)は夏にほぼ干上がってしまうこともあるので,そんな時は秋になって水が供給されても,原生生物はあまり期待できないだろう。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas ovata),
小型鞭毛虫数種,
ゾウリムシ(Paramecium trichium),
ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
棘毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ミカヅキモ(
Closterium angustatum,
C. toxon),
ハタヒモ(Netrium digitus),
チリモ(
Desmidium coarctatum),
ワムシ,
ケンミジンコ,
カイミジンコ,
古沼,沼の北端へ(みなかみ町),13:02
古沼,沼の北端へ(みなかみ町),13:03
途中にある沼岸の木がボロボロになっていた。
この木は昨年の段階で樹皮が禿げて立ち枯れていたが,
それになんらかの動物がアタックしてボロボロにしてしまったようだ。
古沼,沼の北端へ(みなかみ町),13:03
1枚目:前方に見える倒木が沼に倒れている場所がいつもの採集場所なのだが,,,。
今回は水位が上昇しているため,水際がぬかるんでいる。柵の外側は数年前から灌木で遮られて通れなくなっている。
そのため,これまでは柵の内側を通ってあの倒木まで近付いたが,今回はそこがぬかるんでいるので近付けそうにない。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
古沼,沼の北端へ(みなかみ町),13:04
1枚目:今回はその倒木の少し手前で,
2枚目:採集(古沼-02)。
観察された生物:
ラッパムシ(Stentor muelleri),
珪藻各種,
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
ケンミジンコ,
ソコミジンコ,
カイミジンコ,
引き返す(みなかみ町),13:05
1〜3枚目:パノラマ撮影。
2枚目:沼の中央部近くにも
クロサンショウウオ(Hynobius nigrescens,サンショウウオ科 サンショウウオ属)
の卵嚢があるがわかる。
古沼,沼の北端近く(みなかみ町),13:08
1枚目:これは
キブシ(Stachyurus praecox,キブシ科 キブシ属)
2枚目:
古沼を出て大峰山登山道へ戻る(みなかみ町),13:09
1,2枚目:パノラマ撮影。
さきほど通った大峰沼・古沼分岐(1枚目)の手前にできた踏跡(1枚目)を通って登山道へ戻り,左折。
ふたたび大峰山登山道を上がる(みなかみ町),13:09
2枚目:2014年05月の様子(2014.05.18,12:56撮影)。
1枚目と同じ位置で撮影している。
今回より2週間後の景色だが,日射しがあるのと新緑が育っているので随分印象が異なる。
大峰山登山道を上がる(みなかみ町),13:11
1,2枚目:
カジカエデ(オニモミジ,Acer diabolicum,カエデ科 カエデ属)
。
3枚目:??()
大峰山登山道を上がる(みなかみ町),13:11-13:12
??()
大峰山登山道を上がる(みなかみ町),13:12-13:13
これは
タチツボスミレ(Viola grypoceras,スミレ科 スミレ属)
ではなく,
オオタチツボスミレ(Viola kusanoana,スミレ科 スミレ属)
Part IV: | 大峰山登山道〜大峰沼北岸 2015.05.03, 13:13 - 13:26 |