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2014.09.15, Part XI

浅草岳西側の湿原〜前岳〜

浅草岳西側の湿原(魚沼市),12:15
ということで,そろそろUターンしようと思い,その前にさきほど撮影した田子倉湖を望遠撮影してみた。 この頃,桜曽根登山口の先で追い越した(70歳前後と思われる)夫婦が上がってきた。 そのうちの男性が私に挨拶をしたので,しばし話をした(注)。 その男性は,ここを若い頃にも訪れたそうで,その当時は,ここにはたくさんの池塘があったという。 周囲の草丈も今ほどではなく,湿原らしい湿原だったと教えてくれた。
さきほど見たように,ここには池塘らしい池塘は1ケ所しかないが,池塘のなごりらしい場所はあちこちにあった。 ここは徐々に乾燥が進んで湿原から草原に変わりつつあるようだ。

注:私との会話の後,その男性は女性の後を追って浅草岳に上がっていった。 その頃,私は往路を辿って下り始めていたのだが, この後,桜曽根登山口の少し手前で,後から降りて来たこの夫婦に追い越されてしまった。 それほど私の下るスピードは遅い,ということです。

浅草岳西側の湿原(魚沼市),12:16-12:17
実をつけた イワショウブTofieldia japonica,ユリ科 チシマゼキショウ属)

往路を辿って駐車場へ戻る(魚沼市),12:17
さきほど上がってきた木道を西へ下る。

尾根沿いに敷設された木道を通って,前岳へ(魚沼市),12:22-12:23

この辺から登山用の杖を使うことにした(魚沼市),12:24, 12:27
往路では杖は使わなかったが,下りは足下が不安なので,杖を使うことにした。

「前岳の肩」まで戻った(魚沼市),12:29
標柱の左側に「←至縦走線・北岳」とあるが,往路でここを通った際,縦走線に向う側に湿原らしい雰囲気の場所があったので, その辺を探索してみることにした。

至縦走線に向う踏跡を進む(魚沼市),12:30
1,2枚目:パノラマ撮影。 右(2枚目)が浅草岳の登山道だが,このように左の斜面に踏跡がある。 湿原のようにも見えるので,もしかしたら,近くに池塘があるかも,と期待しつつ歩いた。

縦走線の分岐手前でパノラマ撮影(魚沼市),12:30
1枚目:こちらが縦走線の入口。 2,3枚目:右が浅草岳の登山道だ。 ここまで歩いたかぎりでは,斜面沿いに池塘らしきものは見つからなかった。 あきらめて,右の登山道に戻った。

元へ戻る,次は嘉平与ボッチ(魚沼市),12:32
1,2枚目:パノラマ撮影。 2枚目:ここも木道沿いが裸地化している。 踏み荒らしで裸地化したのか,それとも,かつてはここに池塘があったのか。わからない。

尾根を越えて敷設された長い木道を西へ(魚沼市),12:32

浅草岳の西尾根を越えて,ここからは尾根の南側を下っていく(魚沼市),12:34

かなり空腹感があったので,アンパンを半分だけ食べた(魚沼市),12:35
今日は,午前4時頃に朝食を食べてから,ここまで何も食べていない。 空腹感からかやや気分が悪くなってきたので,パンをかじって空腹感を消すことにした。

元へ戻る,次は嘉平与ボッチ(魚沼市),12:42
前方で木道が終る。

嘉平与ボッチと前岳の間にある小ピークを通過(魚沼市),12:43
2枚目:iPad mini で現在地を確認。

小ピークと嘉平与ボッチの間にある危険箇所へ(魚沼市),12:45-12:46
1枚目:前方に見えるのが嘉平与ボッチ。 2枚目:手前は足下の岩場を平坦に削ってあるので,安心して歩ける。 しかし,その先は,その路肩が崩れて斜面になっている。 斜面から突き出している岩に足を置いて進むしかない。 ただし,往路ですでに通っているのと,右手に杖を持っているので,往路ほど緊張することはなかった。 それでも危険箇所には変わりないので,慎重に進んだ。 身体を安定させるために,左手で脇の灌木の枝を掴みながら進んだ。

危険箇所を通過中(魚沼市),12:49
1〜3枚目:もう少しだ。 足場がやや安定した場所でパノラマ撮影。 1枚目:前方で急傾斜を上がる。

Part XII: 桜曽根コース:嘉平与ボッチ〜浅草岳西尾根を降りる
2014.09.15, 12:51 - 14:42