四合目からは大広手コースへ入る(大館市),13:39
1〜3枚目:パノラマ撮影。
さて,往路では荒沢登山口から登ったわけだが,途中二合目から三合目までの区間には迂回路があった。
そこでは歩きやすいとされる林内コースを通ったのだが,それが川沿いコースと合流する地点で倒木などの影響で
しばし道に迷ってしまった(約40分)。
それもあるし,一合目の沢沿いにも道がやや崩れかけている場所もあった。
そして,午後3時までには駐車場に戻らなければならない=急いでいる。
などを考えて,ここからの復路は大広手コースを通ることにした。
大広手コースは林道のような場所で,歩きやすいがあまり面白くないという情報もあったが(注1)
距離的には荒沢コースとほぼ同じくらいなので,ここからなら,午後2時20分か30分頃には大広手登山口へ到達できるはず(注2)。
ただし,この場合,大広手登山口から荒沢登山口まで歩かなければならない。事前の調べでは20分ほどでかかるが,
これなら十分約束の午後3時に間に合う,と考えた。
注1:実際はそうではなかった,歩きづらい場所もあった(後述)。
注2:これも実際と違った。大広手登山口に着いたのは14:40。残り時間20分でギリギリだった。
ということで,涸沢を渡って大広手コースへ入った(大館市),13:39
大広手コースを下る(大館市),13:40
最初は狭いものの平坦な場所が続いた。たしかにこれは歩きやすい。
田代岳,大広手コースを下る(大館市),13:40
ただし,倒木もあった。
2〜4枚目:倒木の周囲で咲くこの花は
ジャコウソウ(Chelonopsis moschata,シソ科 ジャコウソウ属)。
結構大きな花だ。
大広手コースを下る(大館市),13:46-13:47
この頃,遠くから大きなエンジン音が聞こえてきた,木の伐採でもしているのかと思ったが・・・。
大広手コースを下る(大館市),13:48
前方から三人の男性が上がってきた,道刈の人達だった。
遠くから聞こえたエンジン音は草刈機が出す音だった。
挨拶をしてすれ違う。
今回の登山道で遭遇したのは,往路・復路を含めてこの三人のみ(登山口近くの車道では山仕事の準備をしていた男性一人がいた)。
草刈機で草を刈りながらあがってきたようだ。
ここから先の道はあちこちで刈られたばかりの草が道を被っていた。
大広手コースを下る(大館市),13:49
次第に路面にゴツゴツした石(ないし岩)が目立つようになってきた。
やや歩きづらい。
大広手コースを下る(大館市),13:50-13:51
1枚目:さらに石が増えてきた。
それらが刈られたばかりの草で覆われているので,足下の様子がわからない。
そのため,なおさら歩きづらい。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
三合目と書かれた看板が現れた(大館市),13:54
大広手コースでこのような「合目」の案内はここだけだった。
三合目を通過(大館市),13:54-13:55
この頃,前方(ロケット燃焼実験場のある方角)からスピーカーから流れる人声が聞こえてきた。
どうやら何かの実験が行われるようだ。
しばらくしてゴーか,それに似たような音がした後,静かになった。
今年3月(2014.03.03)に訪れた
渥美半島(
藤七原湿地,
黒河湿地)
で体験した採石場での発破音を思い出した。
今回の音は発破音とはあきらかに違うが,,。
大広手コースを下る(大館市),13:58
この辺は歩きやすい。
向い側の大木(大館市),13:58-13:59
1枚目:左側の枝?部分に折れた跡がある。
2,3枚目:これは
ブナ(Fagus crenata,ブナ科 ブナ属)
?
切断された倒木(大館市),13:59
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
この先にS字カーブがある。
右にカーブしだした(大館市),14:02
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
S字カーブに入ったようだ。
Part XII: | 大広手コースを下る 2014.09.03, 14:03 - 14:34 |