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2014.07.26, Part VII

麦平(1)

麦平へ(福島市),12:36
1〜3枚目:踏跡を辿って進む。 4枚目:iPad mini で現在地を確認。 ふたたび地図上のルートから外れた。

麦平へ(福島市),12:38
1枚目:背丈を超えるさ笹薮の脇を通る 2枚目:上空は雲はあるが,よく晴れている。

麦平へ(福島市),12:38
赤いテープリボンもあった。 ということは,ここは冬山でも通る人がいる,ということだろうか。 しかし,後でこれによって大いに苦労をさせられることになろうとは,,,(後述)。

麦平へ,笹薮の間をぬって進む(福島市),12:39

麦平へ(福島市),12:39-12:40
1枚目:ふたたび岩場を通る。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。

苔むした岩の上を通る(福島市),12:40
ここもやはり下は涸沢のようだ。 後になって気づいたが,ここは麦平から流れ出た水の通り道だった。 雪解け時や,大雨の時に水が流れるのだろう。

麦平に到着(福島市),12:41
1枚目:急に前方が開けてきた。 どうやら麦平に着いたようだ。 2枚目:足下は コバイケイソウVeratrum stamineum,ユリ科 シュロソウ属) で埋め尽くされている。

麦平(福島市),12:41-12:42
1〜3枚目:しばし背の低い笹薮を歩く。 4,5枚目:iPad mini で現在地を確認。 池はまだ先だが,航空写真(5枚目)からもこの辺が湿地であることは,事前にわかっていた。
4枚目:この時は気づかなかったが,航空写真を見ると,池の西側。 樹林の中にも小さな湿原があり,そこには池塘があるように見える。 次回(?)訪れた際は,樹林の奥にある池塘も探してみよう。


麦平(福島市),12:42
背の高い笹薮の間を抜ける。

麦平の本体部分が見えてきた(福島市),12:43
前方の中央付近に大きな池があるはず。

前方に水たまりがあった(福島市),12:43-12:44
1枚目:笹があってわかりづらいが,笹のすぐ先に横長の水たまりがある。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。 さきほどまでは地図にあるルートから外れていたが, この辺で地図上のルートに復帰したようだ。

麦平,南西端にある水たまりの前でパノラマ撮影(福島市),12:44
まずは遠景を入れてパノラマ撮影。

麦平,南西端にある水たまり(福島市),12:44
次に水たまりをメインにしてパノラマ撮影。 ここは前方から流れてきた水路が広がった場所のようだ。 池塘と呼べるかはやや疑問。 水の多い時期にはかなりの水流がある可能性が高い。 とすれば,原生生物はあまり期待できない。

麦平,南西端にある水たまり(福島市),12:46
1枚目:ひとまずここで 採集(麦平-01)。 翌日の観察結果は予想通り。原生生物は少ない。
2枚目:水底の様子。 水は済んでいる。水垢もあまりない。 水底には地上に生えるような草が育ちつつある。 これは何だろう?水生植物かも知れないが, 普段はここは干上がっていて,現在はたまたま水位が上がっているだけかも知れない。 往路で乗車したタクシーの運転手は1,2日前に雨が降った(ただし福島市街)と云っていたが,,。
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium), クリプトモナス(Cryptomonas sp.), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), 小型鞭毛虫数種, ツリガネムシ(Vorticella), キルトロフォシス(Cyrtolophosis), マルロモナス(Mallomonas intermedia), ミクロスポラ(Microspora), ホシガタモ( Staurastrum avicula), クロオコッカス(Chroococcus sp.), ワムシ, ケンミジンコ, イタチムシ,

麦平の本体部分へ(福島市),12:47
1,2枚目:見た目は一面が草で覆われているようだが, 左のコバイケイソウの群生と右の笹薮(チシマザサ?)の間に狭い踏跡が続いていた。 その踏跡を辿って進む。 踏跡の一部は裸地化していたが,草が残っている場所もあった。
なお,ここのコバイケイソウも今年は花が咲いた気配はない。 今年は,これまで訪れたどの場所でもコバイケイソウは花が咲いていない。

麦平,踏跡を辿って進む(福島市),12:47

麦平(福島市),12:48
左に前方の池から流れでていると思われる水路(と思われる水たまり)があった。 ただし,水流はほとんど止っている。

麦平(福島市),12:48, 12:49, 12:50
2枚目: わずかに糸状藻らしきものがあった。 ここで 採集(麦平-02)。 ここも原生生物はあまりいないが, 始めて見る イボマタモ(Euastrum sp.) がいた。種名は調査中。 3枚目:iPad mini で現在地を確認。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, ディフルギア( Difflugia sp.), レンバディオン(Lembadion lucens), 未同定の繊毛虫, 珪藻各種, クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.), ツヅミモ( Cosmarium globosum), イボマタモ(Euastrum sp. 初観察), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ユレモ(Oscillatoria sp.), Achromatium oxaliferum, ソコミジンコ,

Part VIII: 麦平(2)
2014.07.26, 12:50 - 12:59