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2013.05.12, Part XV

海上の森近くの名称不明の池へ

左の分岐に入る(瀬戸市),14:46

右に未舗装の道があったが,ここは直進(瀬戸市),14:47
1,2枚目:パノラマ撮影。 2枚目:こちらが右側の分岐。未舗装。ここを進むと南西側にある住宅地へ出てしまうはずだ。

舗装道はここで終わり(瀬戸市),14:47
1,2枚目:パノラマ撮影。 草深くでわかりにくいが,よ〜く見ると,左(1枚目)に踏跡のような細い未舗装道が続いていた。 が,その前に。前方に青い花が咲いているので,近付いてみることにした。

海上の森近く,舗装道の先で咲く花(瀬戸市),14:47-14:48
最近よく見かける ツルニチニチソウVinca major,キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属 )だった。

左折して未舗装道を進む(瀬戸市),14:49
前方で右にカーブして坂を上がって行く。

未舗装道を進む(瀬戸市),14:49
前方に何やら見えてきた。

送電鉄塔が立っていた(瀬戸市),14:50

その手前の様子(瀬戸市),14:50
やや広場のようになっている。送電鉄塔を建てる際に造られた工事現場の跡かも知れない。 とすると,この先に道はない?とやや不安になったが,前方右に道は続いていた。

未舗装道を進む(瀬戸市),14:50-14:51
1枚目:右折すると道はますます狭くなり,両側から樹木が覆い被さるようになってきた。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。 しかし,地図にはしっかりこの道が描いてある。点線だが。

倒木が道を塞いでいた(瀬戸市),14:52
こういう時の常として,近くに迂回路が出来ているはずだ,と思って探すと右手に倒木を迂回して人が通った跡があった。 かなり前から倒木があり,多くの人がこの迂回路を通ったようだ。

道はまだまだ続いていた(瀬戸市),14:53
前方で左にカーブする。 ここは広場のようにも見える。右にも道があるように見えたが,,。

右側をパノラマ撮影(瀬戸市),14:53
どこにも道は続いていなかった。

さらに進むと,また倒木があった(瀬戸市),14:54
今度は何本も重なるように倒れている。 前方が白けて写ってしまったので画像ではわかりにくいが,細い倒木が連続していた。 再度,周囲を見渡したところ,少し下がった位置にやはり迂回路が出来ていた。

右がその迂回路(瀬戸市),14:55
1,2枚目:倒木のある位置から少し戻ってパノラマ撮影。 2枚目:こちらがその迂回路だ。

その先で道は左右に分かれていた(瀬戸市),14:55-14:56
1,2枚目:分岐の手前でパノラマ撮影。 3枚目:iPad mini で現在地を確認。 目指す池は,右手(南西)にある。よってここは右へ。

右折して草深い道を進む(瀬戸市),14:56
前方が明るくなった。広場へ出るようだ。

iPad mini で現在地を確認(瀬戸市),14:57
この先は,最初に今目指している池に近付こうとして,人家の庭のように見えたので進むのを断念した場所だった。

その庭先のようにも見える広場へ出た(瀬戸市),14:58
1〜3枚目:踏跡を出たところでパノラマ撮影。 1枚目:こちらへ進む。 2,3枚目:前方へ進んで左へ曲ると,当初入ろうとして躊躇した場所へ出るはずだ。 それにしてもここは人家の庭先なのか,ただの荒れ地なのかよくわからない。

左折した先の様子(瀬戸市),14:58

左に目指す池が現れた(瀬戸市),14:58-14:59
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:左に池があった。 2枚目:道はこの先も続いているようだが・・・。前方に倒木が見える。 3枚目:iPad mini で現在地を確認。池の北西端に出たようだ。 前方の道(2枚目)は途中までしか描かれていない(点線で)。果たしてその先にも道はあるのか? 今回は確かめなかったので不明のままだ。
ただし,iPad mini (FieldAccessHD)で航空写真(オルソ画像)を見ると,この池の南東側に開けた場所が写っている。 写真からは耕作地のようには見えないが,かつては耕作地があり,この道はそこへ通じる道だったのかも知れない。 また,湿地のようにも見えるので,次回はその開けた場所も訪れてみたい。 さきほどの分岐(14:55-14:56)を左へ進めば,その開けた場所へ出るようだ。

名称不明の池(瀬戸市),15:00
1〜3枚目:池側を向いてパノラマ撮影。

名称不明の池(瀬戸市),15:00
1〜3枚目:池端に近付いて再度パノラマ撮影。 水面はヒツジグサNymphaea tetragona,スイレン科 スイレン属 ) の葉で埋め尽くされている(注)。 2枚目:岸辺近くになにやら赤茶色に染まった構造物が廃棄されてあった。 どうやら回転式の椅子のようだ。しかし,すべてが金属(おそらく鉄)で出来ているようなのでやや変わった椅子だ。

注:今回は訪れることができなかった「赤池」にもヒツジグサがあるらしい。 次回は是非,赤池も訪れてみたい。

名称不明の池(瀬戸市),15:00-15:01
1枚目:椅子の左側にある岩に乗って, 2枚目:その周辺で採集(名称不明の池-01)。 ここにはたくさんの原生生物がいた。 今回の採集サンプルの中では,この池が一番原生生物が多い。
観察された生物: キストディニウム(Cystodinium), 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス( Cryptomonas platyurisCryptomonas sp.), ウチワヒゲムシ(Phacus trypanon), エントシフォン(Entosiphon), トラケロモナス(Trachelomonas intermedia), ペラネマ(Peranema), 小型鞭毛虫数種, アカントキスチス(Acanthocystis penardi), ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.), トリカメーバ(Trichamoeba), sサッカメーバ(Saccamoeba), コクリオポディウム(Cochliopodium sp.), 大型コクリオポディウム(Cochliopodium sp.), ナベカムリ(Arcella sp.), ディフルギア( Difflugia oblongaDifflugia sp.), バンピレラ(Vampyrella), サイフォデリア(Cyphoderia ampulla), フレンゼリナ(Frenzelina), ラッパムシ(Stentor muelleri), 共生藻を持つスティコトリカ(Stichotricha), アスピディスカ(Aspidisca costata), ハルテリア(Halteria), ウロトリカ(Urotricha), レンバディオン( Lembadion bullinumL. lucens), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), ツリガネムシ(Vorticella), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), マルロモナス(Mallomonas sp.), 珪藻各種, クラミドモナス(Chlamydomonas sp.), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.), ヒザオリ(Mougeotia), オニノカナボウ(Triploceras gracile), コウガイチリモ( Pleurotaenium ehrenbergii), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium acutumC. gracileC. setaceumC. ulna?, Closterium sp.), アルスロデスムス( Arthrodesmus incus), ツヅミモ( Cosmarium contractumC. obsoletumCosmarium sp.), ホシガタモ( S. avicula var. subarcuatumS. connatumS. cuspidatum), イボマタモ( Euastrum ansatum var. pyxidatum), アワセオオギ(Micrasterias denticulata), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), Sphaerozosma granulata, ミクロキスティス(Microcystis), ワムシ, ケンミジンコ,

Part XVI: 海上の森近くの名称不明の池〜屋戸橋〜山口駅〜高蔵寺駅〜名古屋駅
2013.05.12, 15:01 - 17:13