田螺沼,東端付近まで来た(湯沢市高松),15:59
さらに遊歩道を東に進み,東端付近まで来ると,やや広々とした岸辺が広がっていた。
田螺沼,岸辺へ近付く(湯沢市高松),15:59
1,2枚目:パノラマ撮影。
草をかき分けつつ岸辺へ。
田螺沼,岸辺の様子(湯沢市高松),16:00-16:01
1枚目:岸辺から左側を撮影。前方が田螺沼の最東端部のはず。
2枚目:手前にはジュンサイ(Brasenia schreberi)が密集して浮かんでいた。
泥しかなかった西岸とはだいぶ様子が異なる。
田螺沼(湯沢市高松),16:02
左側で採集(田螺沼北岸-3)。
前の2地点に比べると,さすがに原生生物は若干いるが,苔沼や五才沼と比べると圧倒的に少ない。
観察された生物:
ナベカムリ(Arcella sp.),
フセツボカムリ(Centropyxis aculeata),
ディフルギア(Difflugia elegans),
ユーグリファ(Euglypha acanthophora),
珪藻少々,
ゲミネルラ(Geminella),
ツヅミモ(
Cosmarium amoenum,
C. subtumidum),
ミジンコ,
ワムシ,
田螺沼,遊歩道の分岐まで戻る(湯沢市高松),16:07
県道51号 湯沢栗駒公園線へ出て左折(湯沢市高松),16:10
ここで右折して秋田いこいの村へ(湯沢市高松),16:11
バス停まで戻ったが,復路のバス(17:17)まであと1時間以上もある。
そこで,休憩をかねて秋田いこいの村の中へ入ってみることにした。
宿泊する訳でもないのに中に入っていいのか若干躊躇したが,他にすることもないので,とりあえず入ってみることにした。
秋田いこいの村で小休止させてもらう(湯沢市高松),16:13
前方左が入口。中に入ると管理人らしき人が出てきた。
宿泊する訳ではないが,中で食事はできるかと尋ねた所,それは無理とのこと(注)。
しかし,自販機で飲み物等を購入し,広間で休憩するのは問題ないとのことだったので,
お茶とミネラルウォーターを購入して,しばらく休ませてもらった。
注:食堂はあったが,中を覗くと宿泊客用に食事を準備している最中だった。
あらかじめ予約していないと食事はできない場所のようだ。
いこいの村を出てバス停へ(湯沢市高松),16:35
それなりに休息もできて,建物の中でじっとしているのにも厭きたので,外へ出てバス停周辺で待つことにした。
坂を下りバス停まで降りる。
県道51号 湯沢栗駒公園線沿いある「いこいの村本館前」バス停(湯沢市高松),16:37-16:38
1,2枚目:パノラマ撮影。外へ出るとバス停周辺には爽やかな風が吹いていた。
バス停脇で採集道具を片付ける(湯沢市高松),16:38-16:42
1枚目:まずはバス停の側に腰掛けて,採集道具を片付けた。
2枚目:これは花が終ったばかりのような,あるいは,これから咲くようにもみえるが,,何なのか・・・。
??()。
バス停近くで復路のバスを待つ(湯沢市高松),16:53
1枚目:やや日射しが強くなったので,バス停の隣にあるやや小高い茂みの影へ移動。
2枚目:草の上に尻をついてバスを待つ。
時刻表の下段の案内の意味がよく理解できない(湯沢市高松),17:02
あと少しでバスが来るので,再度バス停の時刻表を見てみると,,。
その下には「湯沢市内方面へのご利用の際は道路反対側でお待ち下さい」という注意書きがあるのに気づいた。
この「道路反対側」??という表現がよく理解できない。
普通だと,バス停のある道路の向い側ということになるが,県道51号の向い側だとすると,
バスの乗車口とは反対側に立つことになるので,これはどう考えてもおかしい。
となると,考えられるのは,これもよくあることだが,
バスは丘の上にある「秋田いこいの村」に立寄ってからふたたびこのバス停まで降りてくるという可能性だ。
とすれば,いこいの村から県道51号へ出る坂を下ってくるはずなので,
だとすればさきほど私が座っていた位置(上図)にバスが停車することになる。
しかし,不思議なのは,それなら「秋田いこいの村」の入口付近にもバス停が設置されているはずだが,
それらしいものは見当たらなかったことだ。ここにある「道路反対側」とはどの位置なのか,
そして,本当に「道路反対側」で待つべきなのかやや不安になりながらバスを待つことになった。。。
バス停近くで復路のバスを待つ(湯沢市高松),17:04-17:11
1枚目:バスが「秋田いこいの村」まで行くのであれば,前方のY字路を右へ曲って,さらに左折して右上にある建物まで上がっていくはずだ。
ということで,はたしてどちらへバスは行くか,右か,それとも51号をそのまま直進するのか固唾を飲んで?待ち続けた。
2枚目:空には飛行機雲が・・・。
よく晴れている。が湿気が多いので依然としてくっきりした青空ではない。
復路のバスが到着,バス停脇に停車した(湯沢市高松),17:18
定刻よりやや遅れてバスがやってきた。
早めにシャッターを切って,バスがどう移動するかを見守ると,,,
結局,通常通り,バス停の前で停車した。
バス停にある「道路反対側で待て」という記述は意味がなかったようだ。
これはどういうことだろう・・・。
考えられるのは,バス停のある位置がかつてはこことは別で,道路の向い側にあった,ということ。
その時の記述が未だに残っているとすれば,すべては辻褄が合う。
あるいは,上述のように,かつては「秋田いこいの村」の玄関前まで行っていたのが,
最近になって止めてしまったのかも知れない。
バス停の時刻表には「平成21年4月1日改正」と書かれているので,
「道路反対側で待て」の表記に合理性があるとすれば,そのような変更が今年になってから起きたことになる。
ただし,バス停そのものは,支柱がしっかり地面の中に埋め込まれているので,
最近になってバス停の位置が変更になったとは考えにくい。
とすれば,考えられるのは,最近になって「秋田いこいの村」の玄関前まで行くのを止めたことくらい。
他に残された可能性は,この表記じたいがすでにかなり前から合理性を失っているにも関わらず,
時刻表が改正された後もそのまま引き継がれてここに記載されているということ。
もしかすると,最後の可能性がもっともあり得るかも。。。。
なにはともあれ,乗車すると中には先客は誰もいない。
ここから湯沢市の市街地(駅近く)までは結局,私一人だった。
駅が近付いてから地元の女性が一人だけ乗車したのみ。
土曜日の夕方なので山から市街地へ出る人はほとんどいなかったのだろう。
このバスが泥湯温泉に向う際,いこいの村のバス停前を通過するのをみかけたが,
その時は2,3人の人影がバスの中にあった(と記憶している)。
2011.8.5追記:再度,苔沼湿原&五才沼を訪れようとして,予定を組むために運行時刻等を調べたところ, このバス路線(羽後交通 木地山線)は今年(2011年)の3月31日で廃止されたことが判明。 やれやれ,ここも湿原を訪れるのが難しくなった。。。
湯沢駅へ(湯沢市),17:42-17:45
1,2枚目:バスは基本的に県道51号を北西に向って進むが,途中,
集落のある場所では狭い住宅地内の道路に入って,ふたたび51号に戻るということを何度か繰り返した。
湯沢駅へ,高架下をくぐるが上の道路は??(湯沢市),17:48
上を通る道路は,手持ちの地図には描かれていない。
比較的最近できた道路のようだ。
湯沢駅へ,いったん奥羽本線の西側へ(湯沢市相川,あいかわ),17:48
その先で踏切を渡る。この後,右折して国道13号を北上する。
湯沢駅へ,ふたたび東側へ戻る(湯沢市関口),17:53-17:54
1枚目:さくらんぼ農園地帯を通過中。
2枚目:上湯沢駅前の手前で,国道13号をいったん離れて,ふたたび線路を横断する。
この画像には線路が写っていないが,上にある高架道路(上述した新しい道路)の下を線路が通っている。
湯沢駅へ(湯沢市),18:01
途中で同じく線路を越えてきた国道13号に合流してバスは北上を続ける。
湯沢駅前バス停で降車(湯沢市),18:03
駅前広場の隅にあるバス停で降車。
ここまでの料金は,たしか・・・990円?(だったような気がする)。
湯沢駅,ホームに出て秋田行きを待つ(湯沢市表町),18:14
秋田行きが到着(湯沢市表町),18:15
発車は18:22なので,ここでしばらく時間調整。
この後,大曲駅で秋田新幹線に乗り換えて角館駅へ向う(湯沢市表町),18:18
乗車後,発車待ちの間に切符を撮影。
大曲からは,わずかな距離だが,新幹線(こまち32号)に乗車して次ぎの停車駅である角館駅で降車予定(19:49)。
角館駅に着いた時はすでに午後8時近く。
宿泊予定のホテルは駅からやや離れた場所にあるユ(注)。
道がはっきりしないのと,夕食をまだとっていないので,駅からやや離れたホテルへタクシーで急いだ。
しかし,ホテル内にもその周辺にも,飲み屋はたくさんあるものの,食堂はなかった。
結局,近くのコンビニで,明日の朝食用のオニギリ等とともに,弁当を買ってホテルに戻って食べた。
翌日(2009.6.28)も朝5時起きの予定なので,午後11時前に就寝。
注:宿泊の3日前(6/24)に角館駅近くのホテルに予約を入れようとしたが,すでに満室だった。
やむなく駅から少し離れたホテルに宿をとった。
目 次 へ 2009.06.27, 12:00 - 18:15 |